HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・10・30)


松本:「・・・も〜、モテませんか?」
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:大崎 洋 説有望)
  :「・・・おぉ」
松本:「ね?」
師匠:「何でやろな?」
松本:「何ででしょうね」
師匠:「うん」
松本:「ちょっと、やっぱりこう・・・、もぅオッサンやからでしょ
    うね」
師匠:「・・・いやいや、昔からこんなやったけど」
松本:「・・・あ、そうですか」
師匠:「うん」
松本:「・・・何」
師匠:「やっぱ時代かな? これ」
松本:「え!?」
師匠:「時代の・・・、時代かなぁ?」
松本:「(小馬鹿にした様に)まぁ、そうちゃうの?」
師匠:「ははは・・・」
松本:「ははは・・・」
師匠:「あのなぁ、1つなぁ、あの・・・」
松本:「はい」
師匠:「ワシなぁ、独自のなぁ」
松本:「えぇ」
師匠:「あの・・・、情報があんのよ、これ」
松本:「何ですか?」
師匠:「発見したんよ」
松本:「何でしょ?」
師匠:「いや、キムタクがな?」
松本:「はい」
師匠:「お前と同じタオルの巻き方しとんのよ、最近」
松本:「・・・」
師匠:「ドラマで」
松本:「・・・はいはいはい」
師匠:「うん」
松本:「あ、そうなんですか」
師匠:「パクられてるで」
松本:「・・・はい」
師匠:「・・・お前、な、何やそれッ、お前ッ」
松本:「・・・も〜、ねぇ」
師匠:「怒れやッ!」
松本:「・・・もぅ、一番どうしていいかわからん」
師匠:「フフフッ」
松本:「・・・言い草ですねぇ」
師匠:「ハハハ・・・、そうか?」
松本:「えぇ・・・・・・」
師匠:「何やねんなぁ?」
松本:「・・・そいじゃ、お願いします」
師匠:「はい、お願いしますぅ〜」
松本:「ハハハハハ」
師匠:「写真で一言」 ○写真:ずんぐりむっくりな胴体に座る丸顔、貫禄のある二重アゴ、     ふてぶてしい「へ」の字口、吊り上がった細い目、小さな耳、     という風体の、真正面、どアップのカバ     (Copyright Frans Lanting/カメラ東京サービス) 松本:「弁償してもらうで・・・」
師匠:「こいつのこと教えて」
(世田谷区 伊藤 知美 画)
      松本:「・・・こいつねぇ、知ってるわ、俺、こいつ」 松本:「あのねぇ、あの・・・、     「おっさ〜ん」     人の顔見たらね、     「おっさ〜ん、・・・アメくれやぁ」     いいよるんですよ、・・・ハハハ     「もっと甘い、甘〜いアメくれやぁ」     ・・・、     「もっと甘いのないんけぇ」     とか言いよるんですよ」 松本:「ハハハ・・・、こいつはいやしいからね、うん、あの・・・、     何やろね」 松本:「こいつ一人やないよ、うん、一杯おるからね、こんなんが、     ・・・ある地域に行ったらね、えぇ、     「おっさ〜ん、おっさ〜ん」     ゆ〜て、     「ガムくれやぁ、・・・甘いガムくれやぁ」     言いよるからね、・・・ハハハハハ、     やったのに、     「俺貰〜てへん」     とかまた言いよる、ハハハハハ、     「くれやぁ、くれやぁ・・・、ハッ!! 外人や」     ゆ〜てまた走って行きよるんです、・・・ハハハハハ、     何やゆ〜たら、     「外人や、外人や」     ゆ〜てね・・・、ハハハハハ」 松本:「うん、こいつはねぇ、何やろなこいつ」 松本:「こいつはテレビっ子やで、うん、テレビはよ〜見とるわ・・・、     「志村ぁっ!! 志村ぁっ!!」     ゆ〜てるんです、     「志村ぁっ!! うしろっ!!」     ゆ〜とるんです、・・・ハハハ、わかってるっちゅうねん、     そんなもん・・・ハハハハハ」 松本:「すごいよこいつは、も〜、ね? 何やろな? う〜ん」 松本:「アホやなぁ、こいつはねぇ、こいつアホ、こいつはアホやで」 松本:「・・・何やろな」 松本:「自転車ボロボロやで、こいつの自転車、・・・ハハハハハ、     も〜、ちょっとデコボコ道走ったら、も〜後ろ(の泥よけ)     が「バンッバンッ」、「ガリガリッ、ガリガリッ」、ハハハ、     ・・・自転車ボロボロ」 松本:「・・・なん、何やろな、こいつは、まぁ、貧相なガキやで、     これ、何やろなこれ、アホやわぁ・・・、ホンマにアホやな、     こいつ、何や? この、このボケはホンマ、チッ」 松本:「このボケねぇ、・・・乗り物酔いは結構するんですよ、こん     なくせにねぇ、ちょっと神経質なとこあってね・・・、     「寝むたぁい」     ってウソついとる、ホンマは酔うとるくせにね、     「・・・寝むたぁい」     「どうしてんッ、お前!?」     「・・・いや、そんなんちゃう」     「酔うてんのかッ!?」     「いや、酔うてんちゃう、・・・寝むたいだけやねん」     言いながらも、ごっついツバ何回も飲んどんねん、ハハハ、     アハハハハ、     「先生ッ、おかしいですゥ」     言われて、アハハハハ、     「吐いてますゥ」     言われて、・・・ハハハハハ」 松本:「うん、・・・そんなんやなぁ、こいつは、アホやなぁ、そん     なとこかな」
師匠:「日本語で返そう」 相手:「(どっかの言葉、早口)ホジョナクチュチュチョキョキャダ     クドゥス、ウジュムシュカネェーンナイヘンドーンナイムス     ブコイストゥルチュチュドゥスン(テンションアップ)オイ     レントゥンタイブンナイムムヌーンッ、オンジェルソンタゲ     チュンプトゥソンタダソンキョギョンスーンイノスガァッ、     エセゴスゴショウッ(テンションさらにアップ)、ウンメニ     ニレドゥドゥリドコディタムテロソゴナレペロシケネデェッ、     (さらにヒートアップ)クナパチャコフインディゴモリタゴ     ナマリアァッッ! ドゥリトゴティテインディゴジマンッ!     (さらに)ハリコインティゴアリオハッテェイゲェッッ!!     (最高潮)ドリオオッティゴスンマンティゲェェ!!!」          松本:「だっ(机を叩く)、腐ってるから納豆やっちゅうねんッ!」 松本:「(しばらく苦虫を噛むようなしぐさ)・・・フフフッ」