HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・1・14)


松本人志(以下、松本)
  :(師匠を見ないで、あらぬ方向を向いている)
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
  :「・・・こらッ」
松本:「はい」(向きなおす)
師匠:「ちょ、立ってみ?」
松本:「はいっ」(腰に手を当て仁王立ち)
師匠:「・・・なに立っとんねん」
松本:「はい?」
師匠:「なに立っとんねんっ」
松本:「師匠、立てってゆ〜たじゃないすか?」
師匠:「・・・禅問答や」
松本:「・・・」
師匠:「・・・」
松本:「・・・師匠、お前わからんわホンマ」
師匠:「フフフッ・・・」
松本:「フッ、フフッ」
師匠:「フフフッ」
松本:「・・・何をゆ〜てんのか、もうわかれへん」
師匠:「・・・」
松本:「なんなんですか?」
師匠:「いや、こうして寒なってきたらな?」
松本:「えぇ」
師匠:「お前、みたいに、一人暮らしの、若いもん・・・若もんには
    やなぁ」
松本:「はいはいはい」
師匠:「つらい夜もあるやろ」
松本:「あぁ、そう・・・いう風によく言われますねぇ」
師匠:「寂しい夜もあるんちゃうんか」
松本:「ただねぇ、僕は家で一人で居ることが全っ然苦痛じゃないん
    ですよ」
師匠:「・・・なんや? お前」
松本:「一匹狼ですからねぇ」
師匠:「・・・えぇ〜?」
松本:「なにぃ?」
師匠:「あれれ〜?」
松本:「アハハッ・・・ハハハ・・・」
   (冷淡な目で師匠を見詰め、足早にその場を去る)
師匠:「写真で一言」 ○写真:つぶらな瞳のワニ、頭の上に赤い小鳥が一羽。     (Copyright G.Ziesler-ZEFA/Imperial Press) 松本:「これは何? 女の子っていうこと?」 師匠:「写真で一言」 ○写真:高飛び込み真っ最中の女性、仰向けの状態、なにかから開放     されたような表情。     (Copyright David Lissy-Pallas Photo/TANK) 松本:「・・・あなたとコウジさんは兄弟なのよ」
師匠:「1000円ポッキリ食べ放題!     客一人も来ず。     いったい何の食べ放題?」 松本:「う〜ん、はぁ、・・・、え〜、食べ放題、え〜」 松本:「煮こごり」
師匠:「日本語で返そう」 相手:「(どこかの言語、テンポ良く)トゥワントゥワントゥワンダ     ンポンポンスカダランダランダンドゥイワイニー、サーユー     ワナニーチャックッカンスワマタウンチーナカバダ、アウン     ダンソムワー、ダレンタアウンニーサアユニーバリッタフッ     タトゥワントゥワントゥワンポンポンスカレンダンアップサ     ットゥーカババーイ、トゥワーイキタスーンタラルーンサヤ     ンカイドゥワイニー、トゥーハヌーンバーキカーンアナトゥ     ックトゥングイニアクバダキタスムワキタドゥグワイニー」 松本:「ええから、早よ買うてこいや、お前」
師匠:「出世させよう!」 お題:「「胸毛」を出世させよう!」 #カギカッコの前に人名がないものは、フリップに書かれているもの #です。 松本:「はいっ、・・・え〜フフフッ」    「胸毛」 松本:「ですねぇ、え〜「胸毛」が、あ〜まず1個出世・・・する、     とですねぇ、え〜」    「総胸毛」(ソウむなげ) 松本:「というもんになるんです、で、この「総胸毛」がさらに出世     しまして、え〜」    「超胸毛」(チョウむなげ) 松本:「ま、この辺はもうわかりやすいところですよね、も、当たり     前といえばもう当たり前の話です「超胸毛」、次がちょっと     面白いですねぇ、これがさらに出世すると、え〜」    「毛胸」(けむね) 松本:「・・・ハハハッ、テレコテレコで行きますから、あ〜「毛胸」、     毛の方が意志を持ちだすわけですね・・・うん、毛がメイン     になってくるわけです、「毛胸」ってゆ〜もんになります、     そしてさらに出世しますと」    「剛胸」(ゴウむね) 松本:「・・・「剛胸」っとゆ〜もんになりまして・・・フフフッ、     次に、これがさらに出世しますと」    「胸方剛」(むなかたゴウ) 松本:「・・・アハハッ、っとゆ〜もんになりまして、これがさらに     出世しますと」    「Mr.Go MUNAKATA」 松本:「・・・フフッ、っていう、というもんになりまして、え〜、     さらにこれが出世しますと」    「むな方主任」(むなかたシュニン) 松本:「・・・というもんになりますっ、それはっ、これはもう必ず     なります、「むな方主任」、そして更にこれが出世しますと」    「3番にお電話です」    「後でする いうといてくれ」    「急用だそうです」 松本:「こう来ますねっ、そしてさらに出世しますと、え〜」    「むな方主任の胸さわぎ」 松本:「・・・というフフフッ、もんになりまして」    「むな方主任の胸サワー」    「胸毛とジンで胸サワー」    「胸いっぱいの胸サワー」 松本:「というもんに・・・フフフフフッ」 松本:「ま、あ〜もう少し続けてもよかったんですけれども、う〜ん、     まぁまぁ「なかば」ということでねっ、え〜また時期があれ     ば後半聞いて頂きますけどもねっ、まぁ、今日はこれぐらい     にしておきましょう、どうもありがとうございました」 制作著作 フジテレビ 「胸毛とジンで胸サワー」のフリップ、一人ごっつ 終

前に戻る   ホームに戻る

(c) copyright 1996-1997 by Down Town FAQ Project Team