HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・3・3)


埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
  :「もう3月やで」
松本人志(以下、松本)
  :「もう3月ですねぇ」
師匠:「お前の卒業の時期もどんどん近づいてきとんねん、これ」
松本:「あ、これ、僕がまぁ卒業しますよね、3月で」
師匠:「うん」
松本:「で、新しい新入生は考えてるんですか?」
師匠:「・・・ん?」
松本:「師匠の中で新しい、その、新入生は考えてるんですか?」
師匠:「いやいや」
松本:「はい」
師匠:「お前、次の学期が待っとるやんけ、次の段階が」
松本:「あ、そうなんですか?」
師匠:「そうや」
松本:「まだまだ続くんですねぇ」
師匠:「まだまだや、お前」
松本:「えぇえぇ・・・」
師匠:「な? いやいや、ここまで来れたヤツはお前だけや、今までな」
松本:「あ、ありがとうございます」
師匠:「おぅ、みんな・・・みんなどっか行った」
松本:「アホらしなって」
師匠:「・・・、それもあるやろ」
松本:「はい」
師匠:「うん」
松本:「はい」
師匠:「ま、でも、それはまぁ、いいわけやな」
松本:「ほうほうほう」
師匠:「うん」
松本:「うんっ」
師匠:「そうやって・・・いいわけや」
松本:「・・・うんっ」
師匠:「うん」
松本:「あのねぇ」
師匠:「あぁ」
松本:「すんごい、あの、会話しにくいテンポですよ」
師匠:「ハハハッ」
松本:「もっとポンポンポンッて来んと」
師匠:「あ、そうか?」
松本:「えぇ」
師匠:「うん。すまんすまん」
師匠:「オタマジャクシの     おたまちゃんが     カエルにならないように、     努力している事とは?」 松本:「フフッ、・・・、え〜オタマジャクシにならないように」 松本:「つねに恋をする」 師匠:「オタマジャクシの     おたまちゃんが     カエルにならないように、     努力している事とは?」 松本:「オタマジャクシのおたまちゃんが、なんやろなぁ、・・・」 松本:「この手と足の出るところを常にパックしている」
松本:「フフフッ、なんかわからないですけどォ、えぇ。なんかそんな     ん、ありそうじゃないすか、ね?」 師匠:「オタマジャクシの     おたまちゃんが     カエルにならないように、     努力している事とは?」 松本:「・・・うわっきたねぇ、オタマジャクシのおたまちゃん」 松本:「足生えてきてもうたんですけど、黒いくつしたでごまかす」
師匠:「オタマジャクシの     おたまちゃんが     カエルにならないように、     努力している事とは?」 松本:「・・・きたね〜、もう必死ですよ」 松本:「も、顔だけでも必死でオタマジャクシの」
松本:「ハハハッ。も、必死ですよっ、もう。も、知らん顔しとるから     ねぇ、おもいっきりカエルのクセに」 師匠:「オタマジャクシの     おたまちゃんが     カエルにならないように、     努力している事とは?」 松本:「・・・、おたまちゃんねぇ、もぅやらしいんですよ」
松本:「こうやって(口元)隠しながらねぇ、ハエ食べよるんですよ」 松本:「フフフッ、「(口もと押さえつつ)はい、はい(んで、食う)」」 師匠:「オタマジャクシの     おたまちゃんが     カエルにならないように、     努力している事とは?」 松本:「おたまちゃん。も〜、だるんだるんやからね、この辺(脇腹)     とかも。・・・、おたまちゃんねぇ、も、やらしいんですよ」
松本:「この葉っぱをね、こう穴開けてね、全部手足もシッポも入れて     もうてね、(すました顔で)オタマジャクシのフリしよるんで     すよ」 松本:「フフフッ。これ(葉っぱ)売ってるんですけどね、えぇ。みん     な、これ買いよるんですよ、これ。一時期はやったんですよ。     「若見える〜」言うて」 師匠:「オタマジャクシの     おたまちゃんが     カエルにならないように、     努力している事とは?」 松本:「オタマジャクシのおたまちゃん、・・・、「はァ〜、もォ〜、     手も足も出ェへんわァ〜(そしてなに食わぬ顔)」、フフフッ、     「はァ〜あッ、手も足も出ェへんっ」。も〜、そればっかりっ、     おもいっきり出とるクセに」 松本:「・・・、あぁ〜あ、もぅおたまちゃん、とうとうこうなっても     うた。ボロボロや。も、こうなってもうたんですけど」
松本:「フフフッ。せめて背筋だけは、ピシーッ。ここだけは許したっ     て」 制作著作 フジテレビ 「背筋ピシーッのカエル」の絵、一人ごっつ 終

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