ストロベリー・フィールズ

夜はNY在住の旧友と会う約束をしていましたが、閉館までいたら待ち合わせ時間に間に合わないので時間をちょっと遅くしてもらいました。で、その分ちょっと余裕ができたのでメトロポリタン美術館からセントラルパークの中を歩いて公園内のストロベリーフィールズに来ました。ジョン・レノンの記念碑があるので。ストロベリー・フィールズと言う名前はビートルズの曲から採ったものです。

ジョン・レノンの記念碑
ジョン・レノンの記念碑
ちなみにこのすぐそばにジョン・レノンが住んでいた家(殺された場所でもあります)があるのをこの時は知らず、Facebookで教えられたのでした。

特別展 マネ/ドガ @メトロポリタン美術館

旅行前にメトロポリタン美術館でなにやってるかの情報はリサーチしてなかったんでフェルメールが展示されてないというショックなことに遭遇してしまったわけですが、マネとドガの特別展をやっていることを現地で知りました。

特別展マネ/ドガの入口
特別展マネ/ドガの入口
後で知った情報を書いときますが、オルセー美術館とメトロポリタン美術館が協力した特別展で、先にオルセー美術館でやってたそうで、メトロポリタン美術館では9/24~1/7の間行われているそうな。ちなみに追加料金は不要で通常の入場料で見れるんですが、予約が必要とのことみたいで上の写真の場所で何か見せないと入れないようで、よくわからないまま他の展示を見てたんだけど、どこか忘れたけど写真の場所に比較的近いところにQRコードの書いた看板がしれっと置いてあって、QRコードを読ませたら予約できますよと。で、読み込ませてみたら予約画面になって予約できまして、入場可能な時間が来たらスマホの通知で教えると言うことでした。たぶん他の予約方法を紹介するところもあるんでしょうが、とにかく予約できて良かったです。

で、他の展示を見ながら過ごしまして、予約してから30~40分くらい掛かったでしょうか、入場可の画面になったので上の写真の場所に向かいまして(迷いかけたので係員に聞いたりしました)、スマホの入場可の画面を上の写真の場所で係員に見せて無事入場。14時頃でした。

ざっくり数えて150点くらいは展示されてたと思いますが(展覧会のサイトに載ってるのがまとめて展示されてるんだとしたら162点かな)、全部ドガかマネのどっちかです。すご過ぎ。数えてませんが半分ずつとして片方だけでも日本で大人気の展覧会になったと思いますが、2人の関係性がテーマだったりするので分けるとダメかな。

じっくり見てると今日が終わっちゃうので(今日がNY観光最終日です)40分くらいで見終えちゃいましたが、単独の展覧会として見に来てたんだったら倍以上の時間を掛けてたと思います。

ってことで写真をちょっと載せときます。

最初はマネとドガがお互いを描いた肖像画が並んでいます。

特別展 マネ/ドガ
特別展 マネ/ドガ
ドガがマネとマネ夫人を描いたけどマネが気に入らず切り取ってしまったのをドガが取り返したという有名作品ですが、北九州市美術館の所蔵です。この特別展には当然あってしかるべきという絵ですな。
ドガ - マネとマネ夫人像
ドガ – マネとマネ夫人像

オランピアはアメリカ初上陸だそうな。
マネ - オランピア
マネ – オランピア
オランピアは10年前にオルセーに来たときは貸し出し中だったんで今回見れてラッキーでした。

この絵もジャポニスム関係でよく出てくる絵です。

マネ - エミール・ゾラの肖像
マネ – エミール・ゾラの肖像
最後がマネの死後バラバラになったのをドガが買い集めたものだそうな。
マネ - 皇帝マクシミリアンの処刑
マネ – 皇帝マクシミリアンの処刑
ってことで、この展覧会はもう二度と見れないだろうってことでフェルメールが全部見れないショックなんて吹っ飛んだのでした。フェルメールは見れるときに来たらいいしね。

メトロポリタン美術館

NYパスは昨日までの3日間のを買ってたので今日はNYパス対象外のメトロポリタン美術館に1日いる予定にしていました。

ホテルの最寄りからはちょっと遠い方のバスの本数が多いバス停で待っていたのですが、それでもバスがなかなか来なくて、更に1個先のバス停に行きました。そっちだとホテル最寄りのバス停に停まるバスなどさらに本数増えるので。

ってことで、地下鉄で自然史博物館の駅まで行き、セントラルパークを徒歩で突っ切り、予定から30分ほど遅れて10時15分頃到着。まぁしゃあない。開館は10時です。

メトロポリタン美術館
メトロポリタン美術館
平日なのでこないだ前を通ったときほど並んではいなかったですが、多少並んだので30分頃に中に入れました。ちなみに入場料30ドル。予約は不要。

アメリカに来る主目的の一つとしてここのフェルメールを見たかったんで、まずはそこに向かいました。が、フェルメールがない。そこではマティスとドランの企画展をやってました。この写真の裏側が回廊状になっている展示エリアです。

企画展用の展示エリア964/965
企画展用の展示エリア964/965
これだけでもちゃんとした企画展だったりしますが。今は元々展示されている18世紀以前のヨーロッパ絵画の展示エリアが大規模工事中で、そのおかげで2年前のメトロポリタン美術館展が行われたんですが、それは知ってたんだけど、有名作品は別の所に展示してあるだけで見れるんだと思っていたらなんと、その工事が終わっていて再開準備とのことでフェルメール全部展示されてないらしい。がーん。

NYまでせっかく来たのに大きな目的の一つが達成できないことがわかったわけですが、こればっかりはどうしようもないんで(見れないのわかってたら別の時期にしてたかも)、諦めて美術を中心に廻ることにしました。館内は広大なのでもらった館内マップの見た部屋にチェックを付けながら廻りました。

メトロポリタン美術館には24年前に来てそれ以来ですが、前回は美術の趣味も大して無かった頃なので何見たとか全く憶えてないし見た絵の写真も残ってません。美術館前の自撮りとかの写真は残ってるんだけど。5時間滞在していたとの記録は残ってます(1996年12月から日記は書いてるのでこの1999年6月2日です)。この日記からするとフェルメールも見てたとは思うんだけどね。

で、落ち込んだ気分がほぼ吹き飛ぶドガとマネの凄い展覧会をやっていたのですが別エントリで書きます。

去年リリースの曲ですが、Phoenixと言うバンドのAlpha Zuluと言う曲がMVがおもしろくて曲そのものも気に入ってたんだけど、その再生前のサムネイル画像と同じ絵がありました。

Sir Henry Raeburn - William Fraser of Reelig
Sir Henry Raeburn – William Fraser of Reelig
こういう出会いはかなり嬉しいですな。ちなみに旅行中にもう2枚このMVに出てくる絵に出会えました。他にもあったかもしれないけど。

しかし、やっぱりここも凄すぎますな。誰も注目せずスルーしてしまうような所にブーシェの大きな絵が飾ってあったりするんで、美術好きとしては美術品が展示している部屋はくまなく確認しないと気が済みません。

François Boucher - Shepherd's Idyll
François Boucher – Shepherd’s Idyll
モローのこれとかも見たかった絵なのでとても嬉しい。
ギュスターヴ・モロー - オイディプスとスフィンクス
ギュスターヴ・モロー – オイディプスとスフィンクス
モネの睡蓮の部屋やゴッホの糸杉の部屋は混んでます。
モネの睡蓮のある部屋
モネの睡蓮のある部屋
見たいエリアは全部見とこうと頑張りました。ダリにこんな絵があったのね。
サルバドール・ダリ - マドンナがある辺り
サルバドール・ダリ – マドンナがある辺り
絵画関係を一通り見た時点で16時10分。残り50分しかありませんが、見ておきたかったアジア美術を一通り見ました。尾形光琳の八ッ橋図屏風や鈴木其一の朝顔図屏風は当然のことながら展示されてませんでした。まぁしゃあない。

ってことで、ここで閉館時間となりました。ギリシャローマとかエジプトとかエリアに入ることすらできなかったですけど開館と同時に入ってても無理だったでしょうからしゃあないですな。

と言うことで、フェルメールが展示されてなかろうが全く問題ないくらいの充実ぶりだったのでかなり満足な感じで見終えたのでした。死ぬまでにまた絶対来ようと誓ったのでした。

写真は撮りまくりましたし、紹介したい絵はもっとあるのですが、さすがに全部は載せてられないので今のところは以上。

NY滞在5日目の朝食

今日の朝食はマクドナルドにしました。

マクドナルド 3215 Kennedy Blvd
マクドナルド 3215 Kennedy Blvd
アメリカのマクドナルドは朝マックでベーグルを食えまして、温かいのでベーグルも柔らかくてわりと好きなんでこの旅行中に1回は食っときたいなと。
アメリカのマクドナルドの朝マック
アメリカのマクドナルドの朝マック
コーヒーが日本のよりだいぶ大きいですが、このベーグル、ハッシュポテト、コーヒーの3点でなんと10.12ドル(1500円超え)!。もう気楽に来れませんな。

で、味ですが、昔食ったときの方がだいぶうまかったなぁ。でも日本でもベーグルの朝マックやって欲しいと思います。ま、マクドには滅多に行かないんだけど。この10年だと1年に1回も行ってないと思う。

ちなみにコーヒーですが、注文時に砂糖とかミルクとかが必要か聞かれました。必要だと答えたんだけど、最初から混ぜた状態で提供されました。

支払いもJCBのタッチ決済(JCBコンタクトレス JAL-JCBをApple Watchに登録してます)が使えました。アメリカでもJCBに正式対応してる店だとタッチ決済でも大丈夫っぽいです。JCBはDiscoverと提携してますが、Discoverだけの店だとJCBコンタクトレスはダメっぽい。

NY滞在4日目の晩飯

晩飯はこの旅行では初めてレストランで食いました。ホテルのすぐ近くのLa Gran Viaと言うキューバ料理屋です。

キューバ料理屋での晩飯
キューバ料理屋での晩飯
GoogleMapの口コミ記事見たりしてからですけど適当に頼みました。挽肉の料理でしたが普通に食えましたけどうまくはなかったです。米も我慢せず普通に食べれる程度には炊けていました。黒いのは豆のスープだったと思う。味付けはシンプルなのでこれもうまいとも言えませんでしたが食べれないってこともなく。ま、こういう料理は滅多に食えないので経験ってだけですな。

ちなみに値段もチップ別12ドルくらいで安かったです。

タイムズスクエア

近くに来たんでタイムズスクエアに来てみました。

タイムズスクエア
タイムズスクエア
人がびっしり集まってるだけで何をするわけでもない場所になっちゃってます。

ブレイキン(ブレイクダンス)を披露するグループを取り囲む人の輪ができてたりしましたが。

ってことでホテルに戻ります。

マダム・タッソー

次はマダム・タッソーに来ました。

マダム・タッソー
マダム・タッソー
ここは有名な蝋人形館です。大して興味なかったんだけど、NYパス対象で20時までやってるので(金土は22時まで)。ちなみに通常料金47.89ドル。めちゃ高い。7000円ですよ。パスじゃなくても単独の割引チケットを買う手段もあるようですけど。

ここはアメリカを中心とした有名人の蝋人形がずらっと展示されています。写真撮影は自由なんで撮りまくりましたが、載せるのめんどくさいので1枚だけ。

マイケル・ジャクソン 3パターン
マイケル・ジャクソン 3パターン
最近の人の人形もわりとあります。デュア・リパとか。

あと、マーベル ユニバース 4Dと言うアベンジャーズの面々が出てくる(と言っても全部CG)超短編映画も見れまして、全編CGですけど、なかなかおもしろかったです。

これは1人で見るんじゃなくて家族とかカップルとかで来て蝋人形と一緒に写真を撮りまくるような場所ですな。1時間ほどで退散。

ホイットニー美術館

次は地下鉄に乗ってからちょっと歩いてホイットニー美術館へ。建物の設計は日本人には関空ターミナルビルで知られてるレンゾ・ピアノです。

ホイットニー美術館
ホイットニー美術館
ここもNYパス対象で、通常料金30ドル。ここは予約不要でパス見せてサクッと入場。

ここは近現代の美術を展示する美術館で、近代作品は少なくて主に現代美術です。20世紀すぐのはありますが。ウォーホルとかワイエスとか有名画家のもあります。

ホイットニー美術館展示室
ホイットニー美術館展示室
展示数は多いんだけど、大して興味ないのも多かったので50分ほどで出ました。ここは18時まで開館してるので遅めの時間に来たんだけど結局17時頃出ちゃいました。

ここでちょうど雨が降ってきたのでしばらく雨宿りしてたんだけど、わりとすぐに止みました。そこで空に向かって写真撮ってる人が2人ほどいたんで何してるのかなと思って見てみると虹が。

虹
もうちょっと空がひらけるところで見たかったとちょっと思いましたがすぐに消えちゃいました。

近くにハイラインという廃止された鉄道の高架を公園化したところがあるんでちょっとだけ歩きました。

ハイライン
ハイライン
ホイットニー美術館のあたりが南の端っこで、Edgeのあるハドソンヤード辺りまで2km以上伸びてますが、私が歩いたのは300m弱だけで、それでもビルの中通ったりしてなかなかおもしろかったです。

アメリカ自然史博物館

次はアメリカ自然史博物館へ。

アメリカ自然史博物館
アメリカ自然史博物館
ここもNYパス対象。通常料金28ドル。しかし事前の時間指定予約が必要です。でもオフィシャルのチケットサイトでNYパスなどを持ってる人用の0ドル請求の選択肢があって、現地に到着した直後の13時からの指定予約が移動中にできたんでサクッと入場できました。こういう直後の予約は平日なので可能だったかも。

展示量は膨大で、写真も撮りまくりましたが、ここはインスタの写真だけで済ませときます。ってことで2時間半くらい滞在してました。

では次。

イントレピッド海上航空宇宙博物館

今朝はちょっとゆっくりめで9時前にホテル出発。ラッキーなのかどうなのかバスが最寄りのバス停に止まりそうになってたので、このままでは間に合わないと判断し、隣のバス停まで走ったら間に合いました。80mほどを軽く走っただけなので心臓は問題ありません。

最初の目的地のイントレピッド海上航空宇宙博物館は最寄りに地下鉄駅がないのですが、近くまで行くバスがバスターミナルのそばを通っているのでバスに乗りました。

ってことで、現地着。この退役した古い航空母艦が博物館そのものです。

USS Intrepid
USS Intrepid
開館の10時まで入口前の行列に並んで待ちました。
イントレピッド海上航空宇宙博物館入口
イントレピッド海上航空宇宙博物館入口
ここはNYパスを持ってると事前予約ができないという情報だったので朝一に行ってとりあえず予約できれば良いかなと思っていたんだけど、月曜で大して客が並んでいなかったからかそのまま入場できました。

先に書いときますが、イントレピッドも潜水艦も古いので全面的に撮影可です。

まずは潜水艦へ。開館から時間が経ってからだと行列に並んで長時間待つことになるそうなので。無事ほぼ先頭グループになれたので時間を有効に使えました。潜水艦の全景の良い写真は撮れなかったのでこれ載せときます。

Submarine USS Growler
Submarine USS Growler
これは開館後1時間半後くらいに撮った写真ですけど、既にだいぶ並んでます。中が狭くてなかなか進まないのでこの程度でもかなり待つんじゃないかと。なので開館直後に入場して最初に潜水艦に行くのをお奨めします。

と言うことでデッキの上は航空機がずらっと並んでます。

USS Intrepid デッキ
USS Intrepid デッキ
この写真の一番奥にスペースシャトル展示室が載っかっていて(1枚目の写真にも最後尾に写ってます)、そこにスペーシャトルエンタープライズが置かれてます。
スペーシャトル エンタープライズ
スペーシャトル エンタープライズ
お尻の部分は本来はエンジンの噴射口になっているはずですが、原形をとどめていません。
スペーシャトル エンタープライズ尾部
スペーシャトル エンタープライズ尾部
デッキの下にも色々展示物があります。
USS Intrepid 艦内
USS Intrepid 艦内
この他にもクルーの居室や司令室など色々見ることができまして、丁寧に見てるとめっちゃ時間掛かると思いますが、私も一通りは見ましたけど説明文とかは英語なので読まずにスルーしてましたが、結局2時間くらい滞在してました。

ってことで次。