HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・10・25)


埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
  :「松本くん」
松本:「・・・あいっ」
師匠:「あの・・・、ナインティナインってのはどこがおもろいんか
    なぁ」
松本:「アハハハハ」
師匠:「・・・」
松本:「ハハハハハ、・・・辛口っすねぇ」
師匠:「いやいや」
松本:「えぇ」
師匠:「お、も、知ってたら教えて欲しいと思ってな」
松本:「あぁ〜、そう来ますか〜」
師匠:「フフッ」
松本:「う〜ん、そうですね、「どこがおもしろい」・・・」
師匠:「うん」
松本:「え!? 誰かおもしろいってゆ〜てるんすかねぇ」
師匠:「あ・・・、ワシはおもしろい思てるから」
松本:「アハハ、そうなんかいっ」
師匠:「ハハハ」
松本:「あ、そうなんすか」
師匠:「(いたずらっぽく)うそうそ」
松本:「も、もう行くで?」
師匠:「よし、今日もやろか?」
松本:「・・・えぇ」
師匠:「な?」
松本:「はい」
師匠:「ウンッ(咳払い)」
松本:「フフッ」
師匠:「気合い入れていこか?」
松本:「はい、ありがとうございますっ」
師匠:「よっしゃ」
松本:「はい、おいっす」
師匠:「おいっす」
師匠:「ものまね番組を見ていて、     コロッケの美川憲一の顔に     思わずつられてしまう     宇田君の顔」 松本:「・・・はい」     ポク・ポク・ポク・ポク・チーン 松本:(口元への字、カメラ目線、顔を上下左右に動かし、最終的に     やや斜めに持っていき、キメる) 松本:「・・・フフフッ、あ〜、今のできてたか? ちゃんと・・・、     (さっきのに目をしょぼつかせる動作を加える)     ・・・うんうん(納得)、はい」
師匠:「長年火を吐きつづけ     マンネリを感じていた     ゴジラが、     ここ一発起死回生を計って     口から吐いたものとは?」 松本:「・・・う〜ん、「吐いたものとは」」 松本:「小田さん」
松本:「ね? ・・・中に入ってた小田さんを、ハハハ」 師匠:「長年火を吐きつづけ     マンネリを感じていた     ゴジラが、     ここ一発起死回生を計って     口から吐いたものとは?」 松本:「ん〜? ・・・」 松本:「マリネ」 松本:「ハハハ、・・・何ちょっとおしゃれなもん吐いとんねん」 師匠:「長年火を吐きつづけ     マンネリを感じていた     ゴジラが、     ここ一発起死回生を計って     口から吐いたものとは?」 松本:「何やろな、・・・え〜、火を吐くのがちょっと飽きたので」 松本:「とろ火」
松本:「フフッ、・・・この辺ちょっと点いてないとこあったりなん     かしてね、こ〜やってこう(手であおいで点けようとする)     「ボッ」っとこう、「くさいっ、くさいっ」ゆ〜て、ハハハ」
師匠:「猛毒を持った     メキシコ大ガラガラ紫ヘビに     かまれた。     まず最初にとらなければならない     (正しい)応急処置とは?」 松本:「正しい、・・「・まずやらなければならない応急処置」」 松本:「ベルトの穴を2つずらす」 松本:「・・・地味ななぁ」 師匠:「猛毒を持った     メキシコ大ガラガラ紫ヘビに     かまれた。     まず最初にとらなければならない     (正しい)応急処置とは?」 松本:「え〜、・・・」 松本:「セーターMかLかをかくにん」 松本:「(後ろえり首を見るフリ)、・・・フフッ、で、Mやったら     2つずらす、な? ・・・フフフッ」 制作著作 フジテレビ 美川憲一つられ顔、一人ごっつ 終

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