HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・10・8)


松本:「・・・」(つめ切ってる)
とぼけた顔の大仏(以下、大仏)(声:板尾創路)
  :「・・・オィッ」
松本:「・・・はい?」
大仏:「で、お前? 昨日の、アレ自分ではどういう評価やねん?」
松本:「ハハハ・・・あのねぇ何てゆ〜んかな、お互いみんな初めて
    初めて・・・初めての人間ばっかりやから」
大仏:「うん」
松本:「うん・・・ちょっと戸惑ってるとこもあったんやけど」
大仏:「・・・言い訳やん」
松本:「ハハ・・・ハハハ、言い訳? え? でも結構おもろかった
    んじゃないっすか?」
大仏:「・・・え? おもろかった?」
松本:「えぇ・・・」
大仏:「・・・」

松本:「あのねぇ、ちょっとおかしいっすわ」
大仏:「な、何がや?」
松本:「あのねぇ、やっぱりね、普通ねぇ・・・もっとねぇ、あの〜
    「炎の火曜日」・・・とかね?」
大仏:「うん」
松本:「そんなん言いましょうよ」
大仏:「・・・お、俺がか!?」
松本:「ハハはい・・・、だっておかしい、引いてるもん、すっごい」
大仏:「・・・・・・「炎の火曜日」ゆ〜たらええねやろ?」
松本:「ハハハ・・・、はい」
大仏:「うん、ほな「炎の火曜日」スタート」
松本:「ハハハ・・・、チッ」

大仏:「写真で一言」
○写真:30台前半といった面持ち、正面を見すえ片膝をつき堂々と
    したもの、全裸の右肩にGジャンを引っかけただけといった
    風体で、左手が申し訳程度に股間を覆っている
松本:「・・・ハハ・・・お久し振りでッス・・・
    灘野 時次郎でッス・・・ハハハ」

大仏:「写真で一言」
松本:「ハハハ・・・」
○写真:ごくフツーの部屋にそぐわない怪しげな雰囲気、2人の男に
    押さえつけられた1人の男が正座をして深々と礼をしている、
    傍らに扇風機、きらびやかな座椅子の上には頭に巻貝の様な
    かぶり物、ウルトラセブンを思わせる黒いアイマスクそして、
    原始人を思わせる出で立ちの男が正座をしている男の背中に、
    無駄に長い棒で、何やら怪しげな文様を描いている    
松本:「・・・ここにキッチンをな?」
松本:「・・・ハハハ」

大仏:「・・・こいつのこと、教えて」
松本:「・・・こいつはね〜、何やろな、あの・・・何やろな、こい     つはね、人が、こう・・・しゃべってると、ぜったい後から     「なになになになに?」って入ってくる、     も、いっぺん最初から話聞こうとするタイプやね・・・うん、     何やろこいつ・・・こいつはね、何やこいつは? こいつは     ね・・・んん!? プロレスが好っきやね     すっごい、めちゃめちゃ詳しいね、プロレスのことは・・・     何や? 何やろな? ・・・ハハハ・・・口癖がね、あの〜、     「貸しといて〜」っていうのが・・・ハハハ・・・ハハハ、     口癖やね〜、うん、何やろ、こいつは・・・こいつはね・・・         う〜ん、何や、こいつ・・・、こいつね〜あの、ホラ・・・     授業中に、あの〜、自分より後ろのヤツがね当てられたらね、     絶対見よんのね? こう、「何やねん」     ゆ〜くらい、こう見よる、ずーっと見よる・・・タイプやね、     牛乳は絶対よ〜飲まんね、何やろな?     あーこいつね、あの、あれよ、・・・こいつね「自分の自画     像描け」ゆ〜たらね、めちゃめちゃええ様に描きよるんね、
    ・・・ハハハ・・・ハハハ」 大仏:「靴屋にて、メチャクチャ気に入った靴がワンサイズ小さい。     我慢して履こうかどうか悩んでいる時に、他の客がその靴を     あっさり買うていった。しかし、「絶対あいつの方が俺より     足大きいがな」という表情。」 松本:「・・・・・・はい」     ポク・ポク・ポク・ポク・チーン 松本:(しめしめ) 松本:「・・・フーッ、フフッ」 写真協力 Copyright 波賀九郎「おとこ華」BONアート Copyright Jean Leo Dugast/Sygma/Imperial Press

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