HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・11・1)
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:ザ・テレビジョンに答えあり)
:「・・・寂しわぁ〜」
松本:「え? 何でですか?」
師匠:「いやぁ・・・チッ、最近、も〜誰もけ〜へんからな、ここに
なぁ」
松本:「・・・あぁ」
師匠:「お前しか・・・、お前、お前来んの、お前こんな時間やん、
いつも」
松本:「そうですね」
師匠:「うん・・・」
松本:「僕ねぇ、あの・・・、思うんですけどねぇ」
師匠:「はいはい」
松本:「この番組って、ほら、1時からじゃないっすか?」
師匠:「うん、1時やな?」
松本:「金曜日だけねぇ」
師匠:「ん?」
松本:「金曜日」
師匠:「はいはい」
松本:「金曜日だけねぇ、1時じゃないんですよ」
師匠:「・・・ほぅ、こらまた・・・」
松本:「うん」
師匠:「何でじゃ?」
松本:「あのねぇ」
師匠:「うん」
松本:「「料理の鉄人」がねぇ、あるからねぇ、押してくるんですよ」
師匠:「ほぉ・・・」
松本:「えぇ」
師匠:「ほぉ」
松本:「どう思います?」
師匠:「・・・」
松本:「・・・」
師匠:「・・・「料理の鉄人」だけにやなぁ」
松本:「はいッ、「料理の鉄人」だけにッ」
師匠:「・・・」
松本:「・・・」
師匠:「押す事もあろうじゃろうて」
松本:「アハハハハ・・・」
師匠:「・・・」
松本:「ハハハ・・・」
師匠:「参ったか?」
松本:「フフフッ・・・」
師匠:「・・・」
松本:「・・・」
師匠:「・・・」
松本:「・・・はぁ、何も言わんと行ったるッ」
師匠:「オィッ!」
・
師匠:「「先々月はおもろかったなぁ〜」
という表情」
松本:「フフフッ・・・、はい」
ポク・ポク・ポク・ポク・カーン
松本:(真顔、目が死んでる)
松本:「・・・フフフッ」
・
師匠:「料理の鉄人を見ながら
思わず
「そんなアホな」と
つっこんでしまう
今日のテーマは?」
松本:「・・・、(鹿賀のマネで)「今日のテーマは・・・」」
松本:「青春」
松本:「・・・フフッ」
師匠:「料理の鉄人を見ながら
思わず
「そんなアホな」と
つっこんでしまう
今日のテーマは?」
松本:「え〜、・・・、「今日のテーマは・・・」」
松本:「できあい」
松本:「・・・フフフフフッ」
師匠:「料理の鉄人を見ながら
思わず
「そんなアホな」と
つっこんでしまう
今日のテーマは?」
松本:「・・・フフフッ、「今日のテーマは・・・」」
松本:「こえびのチリソース煮 四川風」
松本:「・・・、「この先どうせいっちゅうねんッ」っちゅう話やね、
「出来とるがな」・・・、「手の施しようがないがなッ」っ
ちゅう話やね・・・」
師匠:「料理の鉄人を見ながら
思わず
「そんなアホな」と
つっこんでしまう
今日のテーマは?」
松本:「「今日のテーマは」、・・・「今日のテーマは・・・」」
松本:「立食」
松本:「アハハハハ・・・、スタイルはどうでもええっちゅうねんッ、
フフフッ」
師匠:「料理の鉄人を見ながら
思わず
「そんなアホな」と
つっこんでしまう
今日のテーマは?」
松本:「「今日のテーマは」、あ”〜〜〜、待てよ・・・、「今日の
テーマは」、う〜ん、「私の記憶が確かならば」・・・」
松本:「わたしのきおくはたしかなのか?」
松本:「・・・フフフッ」
松本:「あ”ぁ〜〜〜」
・
師匠:「写真で一言」
○写真:暗闇の中、岩の上からチーター(?)の子供が2匹、前足を
岩にのせ覗いている、1匹はじっとある1点を見据え、1匹
はその方向に口を大きく開け吠えている
(Copyright Frans Lanting/カメラ東京サービス)
松本:「ここに居られる方を、誰と思とるんじゃあ〜」
師匠:「写真で一言」
○写真:緑地の中の赤紫の野草、たくさんのつぼみ状の草がある中、
数本、萼(がく)の中から、白くちょっとだけ赤みがかった
毛糸状の物が風になびいている草がある
(Copyright Jim Brandenburg/Camera Tokyo Service)
松本:「チーマー」
師匠:「写真で一言」
○写真:白いきつねのような肉食動物が3匹、エモノを喰らっている、
右からエモノを食っているヤツ、1番左のものに向かい口を
開いているヤツ、食っていないヤツ
(Copyright Jim Brandenbrg/Camera Tokyo Service)
松本:「食べ放題でもそんなに食べれるもんちゃうなッ?」
松本:「・・・フフッ・・・フフフッ」
制作著作 フジテレビ
「先々月はおもろかった」の表情、一人ごっつ 終
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