HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・11・29)
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
:「ちょっと熱あってな、今日な」
松本人志(以下、松本)
:「風邪ですか?」
師匠:「・・・いや、風邪やないねんけどな」
松本:「なんでしょう?」
師匠:「・・・恋」
松本:「・・・え?」
師匠:「恋やな」
松本:「恋の病」
師匠:「うん」
松本:「熱あるのはおかしいでしょう」
師匠:「いやいや、熱出るよ」
松本:「精神的にでしょ?」
師匠:「いやいや、本っ気で、本気で恋したら」
松本:「はぁ〜」
師匠:「うん」
松本:「すごいですね」
師匠:「うん」
松本:「その恋が実るといいですね」
師匠:「いやぁ、嫌や」
松本:「ハハハハハ」
師匠:「・・・」
松本:「ハハハ、実りたないんですか」
師匠:「あぁ」
松本:「・・・ん、すごいですね、なんか不思議な・・・、なんか」
師匠:「うん」
松本:「感じですね、それも」
師匠:「・・・」
松本:「うん」
師匠:「・・・」
松本:「・・・じゃあ」
師匠:「はい、・・・フフフッ」
・
師匠:「写真で一言」
○写真:お坊さんが見守る中、若い修業僧が机に置かれているノート
を前に深く考え込んでいる。
(Bert Hardy/Orion Press)
松本:「え〜、え〜本日は、え〜お忙しい中、え〜・・・え〜あ〜、
え〜足元の悪い中、え〜なんや、チッ、え〜なんやもうわか
らんなぁ、はぁ・・・」
・
師匠:「もしオレが
女やったとしたら、
こんな乳がええけどなぁ。
どんな乳?」
松本:「フフフッ、チッ、う〜ん、なるほどね・・・フフフッ」
松本:「こういう・・・」
松本:「やっぱり・・・フフフッ、一番気持ちいいですよねぇ、えぇ、
・・・たまに触れるしねぇ、えぇ、うん・・・フフフッ」
師匠:「もしオレが
女やったとしたら、
こんな乳がええけどなぁ。
どんな乳?」
松本:「どんな乳、「もしオレが女やったとしたら、」・・・あっ、
女やったんかっ、・・・んなら、これ(さっきのフリップ)
あかんやんっ、ハハハハハ、あぁ、女やったんかいな、あぁ
あぁ、はいはい、ゴメンゴメン、え〜「もしオレが女やった
としたら、こんな乳がええけどなぁ。どんな乳?」、あぁ、
なるほどね、え〜・・・フフフッ、え〜」
松本:「ナビゲーション乳」
松本:「フフフフフッ」
師匠:「もしオレが
女やったとしたら、
こんな乳がええけどなぁ。
どんな乳?」
松本:「・・・」
松本:「ドアの下から、こう・・・隣の会話が聞こえる、盗聴乳」
松本:「ハハハ、「ん? ん? んん、うんうんうん」、フフフッ、
「なるほど、なるほど、うんうん」、フフフフフッ、・・・
これ、乳首の振動でわかるんで・・・フフフッ」
師匠:「もしオレが
女やったとしたら、
こんな乳がええけどなぁ。
どんな乳?」
松本:「え〜、乳、なんやろなぁ、乳、そうですねぇ、どんな乳がい
いでしょうねぇ・・・」
松本:「・・・」
松本:「・・・あの、こっち(凹んでる方)が体の部分なんですけど
ね、うん、・・・フフフッ、うん、ホンマは捨てる方なんで
すけどね、そっちはね、うん・・・かっ、型の方なんですけ
どね、フツーは、フフフッ」
師匠:「もしオレが
女やったとしたら、
こんな乳がええけどなぁ。
どんな乳?」
松本:「う〜ん、・・・」
松本:「ピスタチオ乳」
松本:「フフフッ・・・フフフフフッ」
・
師匠:「ベテランソープ嬢の
本番真っ最中
の顔」
松本:「・・・はい」
ポク・ポク・ポク・ポク・カーン
松本:(真顔、上から見下ろしたような態度で顔色一つ変えない)
松本:「・・・フフフッ」
制作著作 フジテレビ
「盗聴乳」の絵、一人ごっつ 終
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