HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・11・4)


松本:「・・・僕ねぇ」
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:ザ・テレビジョンに答えあり)
  :「うん」
松本:「こ〜、他の番組で、トークとかもしてるんですよ」
師匠:「・・・あ〜、そうらしいな」
松本:「えぇ」
師匠:「うん」
松本:「で、まぁ・・・何でしょう、正直ねぇ」
師匠:「うん」
松本:「まぁ、そこそこトークは高い評価してもらってるんですよ」
師匠:「・・・ふん、あ、そら聞いてるよ、ワシも師匠としてまぁ、
    嬉しいなぁ、思うてるけど」
松本:「えぇ」
師匠:「うん」
松本:「で、どうもこのトークをしてるとねぇ」
師匠:「うん」
松本:「・・・僕、損な感じかするんで」
師匠:「・・・それ、何をゆ〜てんねや、ちゃうねん」
松本:「あんまり」
師匠:「ちゃうねん、ちゃうねん」
松本:「「何や、松本あんまりトークでけへんのちゃうか?」みたい
    な・・・」
師匠:「ちゃうねや」
松本:「・・・えぇ」
師匠:「ちゃうちゃうちゃう、お前いつも楽なところで勝負しすぎて
    んねん」
松本:「えぇ!? そうなんですか?」
師匠:「な?」
松本:「はい」
師匠:「どんなもんが来ても」
松本:「えぇ」
師匠:「・・・おもろいトークを、お前、広げんと」
松本:「あぁ・・・」
師匠:「ワシが、それ身を呈してやっとるわけやなぁ」
松本:「・・・敢えて鈍なもんみたいになってるんすか?」
師匠:「当たり前やろ、お前」
松本:「はぁ〜」
師匠:「うん」
松本:「なるほど、わかりました、・・・すいません」
師匠:「そういうふうな教え方しか・・・」
松本:「はい」
師匠:「ワシにはでけへんねや」
松本:「あ、でも、それがまた師匠のええとこですもんね」
師匠:「・・・わかってくれるか?」
松本:「(じーっと師匠を見詰めながら)はい」
師匠:「うん」
松本:「・・・(じー)」
師匠:「・・・」
松本:「・・・(じー)」
師匠:「・・・そんなに見んなや」
松本:「え、へへへ・・・」
師匠:「そんなに見詰めるなや」
松本:「はい、・・・すんません」
師匠:「な?」
松本:「じゃあ、行きますね〜」
師匠:「はい」
松本:「はい〜」
師匠:「頑張れ〜」
師匠:「どんなに仲のいい友達も、     絶対家には呼ばない小田君。     その理由は?」 松本:「ふ〜っ・・・、こんなんかなぁ、その理由は」 松本:「姉ちゃんの頭がズルズル」 松本:「フフッ、ズルズル・・・、何かズルズルな・・・ハハハ、     「お前の姉ちゃん、大丈夫か!?」     ・・・」 師匠:「どんなに仲のいい友達も、     絶対家には呼ばない小田君。     その理由は?」 松本:「う〜ん、えぇ〜っ、・・・フフフッ、その理由は」 松本:「兄ちゃんが地下ろうで笑っている」 松本:「ハハハハハ・・・、     「(高らかに)アッハッハッハッ・・・、アッハッハッハッ」     ゆ〜て、ハハハハハ」 師匠:「どんなに仲のいい友達も、     絶対家には呼ばない小田君。     その理由は?」 松本:「「絶対に呼ばない、その理由は?」、・・・え〜、その理由     は?」 松本:「こう、カーテンが同じ穴に2個付いてしまう」
松本:「ハハハ、それが何か恥ずかしい・・・からなんで、ハハハ」 師匠:「どんなに仲のいい友達も、     絶対家には呼ばない小田君。     その理由は?」 松本:「あ”〜〜、腹立つな〜、・・・その理由は」 松本:「オヤジがオカンでオジーがオネーだから」 松本:「・・・どんなんやねん、フフッ」 師匠:「どんなに仲のいい友達も、     絶対家には呼ばない小田君。     その理由は?」 松本:「「家が、家が」、え〜、何やろな、えぇ〜っ、「家、家が」     ・・・わからんなぁ、その理由は」 松本:「家があってないようなものだから」 松本:「・・・違うよなぁ、これは俺も違うと思うわ」 師匠:「どんなに仲のいい友達も、     絶対家には呼ばない小田君。     その理由は?」 松本:「うん、何やろな、何やろな、・・・その理由は」 松本:「オヤジがちいちゃく窓ガラスにバンッバンッ当たるから」
松本:「ハハハハハ・・・、「バンッバンッ」、出れる思とんねんね、     ハハハ」
師匠:「毒付いてみよう」 ○やかん 松本:「・・・・・・大して、お湯沸かされへんっちゅうねんッ」     ○ワイングラス 松本:「・・・い、酔えへんっちゅうねんッ、そんなんでッ」 ○携帯電話 松本:「あ〜ん、つながれへん時、圏外多いっちゅうねんッ」 ○スリッパ 松本:「・・・それの、グリーン持ってるっちゅうねんッ」 ○サランラップ 松本:「・・・あ、あ〜ん、そ、ちょっと、欲しいっちゅうねんッ」 ○サングラス 松本:「・・・そんなもん日本人は大して似合えへんっちゅうねんッ」 ○ひげ剃り 松本:「血ィ出るっちゅうねんッ!!」 ○きゅうり 松本:「・・・好きやっちゅうねんッ!!」 ○つまようじ 松本:「・・・そんな仰山いらんっちゅうねんッ!!」 松本:「はぁ〜、ふぅ〜、ふぅ〜、・・・あ”〜〜っ」 制作著作 フジテレビ 「親父、窓にバンバン当たる」の図、一人ごっつ 終

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