HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・11・6)
松本:「師匠は、あの・・・」
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:ザ・テレビジョンに答えあり)
:「うん」
松本:「・・・何でしょう、ちょっと、こ〜歌とかね」
師匠:「ふんふん」
松本:「そんなん、作れます?」
師匠:「あ、それは・・・笑いと同じぐらい得意やな」
松本:「あ〜、そうですか?」
師匠:「うん」
松本:「あ、ホンマですか?」
師匠:「ホンマホンマ」
松本:「じゃあ、あの・・・おもしろい歌を」
師匠:「ふんふん」
松本:「え〜・・・、ほんじゃあ、「ろうそく」の歌」
師匠:「あ、「ろうそく」な?」
松本:「はい」
師匠:「・・・」
松本:「歌って頂きましょう、「ろうそく」」
師匠:「・・・とけぇるぅぅぅ〜、ろぉぉぉぉ〜」
松本:「アハハハハ」
師匠:「とける、ろぉぉぉぉぉ〜」
松本:「ハハハハハ」
師匠:「ありがとうごさいました」
松本:「師匠っ、おもろいっすねっ」
師匠:「・・・な?」
松本:「今初めてホンマに笑いましたわ」
師匠:「フフフッ、ま、メロディーつくとな、ワシ得意やから」
松本:「アハハッ」
師匠:「だいたい、そういう音曲の方やから、ワシ」
松本:「あぁ〜」
師匠:「うん」
松本:「今の、」
師匠:「昔、音曲やっとったからな」
松本:「あっ、やっと何か、こう・・・」
師匠:「心通じあえたかな」
松本:「はい、そうですね、師匠っていう感じしましたね」
師匠:「うん」
松本:「はい」
師匠:「・・・よかったよかった」
松本:「はい、じゃまた、ちょいちょい歌うたってもらいますんで」
師匠:「OK、OK」
松本:「じゃあ、行きますね?」
師匠:「はい」
松本:「はい」
師匠:「ほんなら、今日も・・・、え〜リズムに乗って」
松本:「はいッ」
師匠:「・・・」
松本:「ありがとうございますッ」
師匠:「うん、行こうッ」
松本:「はいッ」
・
師匠:「写真で一言」
○写真:白装束の老人、眉間にシワを寄せ、立ち尽くす
(Copyright 岩宮武二/PPS)
松本:「・・・何でワシがチャゲアスのチケット取んのに並ばなあか
んねん」
師匠:「写真で一言」
○写真:中国人と思われる白髪老人、竹やぶの中で大極拳をしている、
右足を軽く曲げ、左足はもも上げ、左手を背中に持っていき、
出前持ちのように右手を上げている。
(Copyright Simon Holledge/PPS)
松本:「「え〜、休んだ太田君のパンを家に持っていってくれる人?」
「先生、はいっ」
「・・・」
「僕が・・・」
」
・
師匠:「クリーニング屋に
「完全にナメられてる」
と思うのはどんな時?」
松本:「はぁ、え〜・・・、クリーニング屋、はい」
松本:「おまえが洗え、といわれた」
師匠:「クリーニング屋に
「完全にナメられてる」
と思うのはどんな時?」
松本:「・・・」
松本:「スーツを出したら、あの・・・、袖と裾にゴムを通されてい
た」
松本:「・・・フフフッ・・・フフフフフッ」
師匠:「クリーニング屋に
「完全にナメられてる」
と思うのはどんな時?」
松本:「・・・、「すいません、ちょっとお願いしたいんですけど〜」
って入っていったら、も〜いきなり、顔見るなり、
松本:「「うちは人は洗いませんから」
って・・・、ねっ」
松本:「・・・気ィ〜悪ぅ〜」
師匠:「クリーニング屋に
「完全にナメられてる」
と思うのはどんな時?」
松本:「何やろな、・・・」
松本:「うがいをさせられた」
師匠:「クリーニング屋に
「完全にナメられてる」
と思うのはどんな時?」
松本:「・・・、「すんません、お願いしたいんですけど〜」」
松本:「森進一のマネで対応された」
松本:「(森進一のマネ)「はぁあぁあぁい(はい)」・・・フフフッ」
師匠:「クリーニング屋に
「完全にナメられてる」
と思うのはどんな時?」
松本:「あ〜、何やろなぁ、何やろな、・・・フフッ」
松本:「はだしでけってきた」
松本:「フフフッ・・・フフフフフッ」
・
師匠:「トラックに向かって
「俺の父ちゃん、返せー!!」
の顔」
松本:「え”〜〜、・・・はい」
ポク・ポク・ポク・ポク・カーン
松本:(歯を食いしばり、顔中クシャクシャにして怒っている様子、
でも、瞳は潤んでいた・・・)
松本:「・・・フフフフフッ」
制作著作 フジテレビ
ご陽気な大極拳オヤジ、一人ごっつ 終
前に戻る
ホームに戻る
(c) copyright 1996-1997 by Down Town FAQ Project Team