HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・12・10)



松本人志(以下、松本)
  :「はぁ・・・」
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
  :「・・・」
松本:「あ〜楽しみやなぁ」
師匠:「・・・え? 何が?」
松本:「へ!?」
師匠:「何が?」
松本:「いやいや、昨日の約束じゃないすか」
師匠:「なんか約束したか?」
松本:「アハハハハ・・・、チッ」
師匠:「・・・」
松本:「・・・きたね〜」
師匠:「・・・いやいやっ、ちょっ、なにぃ?」
松本:「ノベルティーの話ッ」
師匠:「・・・あ〜あ〜」
松本:「なんでしょう」
師匠:「・・・ま、一日な」
松本:「はい」
師匠:「ま、だいぶ時間あったわ」
松本:「はいはいはい」
師匠:「いろいろ考えた」
松本:「はい」
師匠:「な?」
松本:「はい」
師匠:「そいでいろいろ・・・候補が挙がった」
松本:「挙がった」
師匠:「やっぱり・・・今からゆ〜ヤツしかないな、これは」
松本:「ほう!」
師匠:「うん」
松本:「・・・さすが師匠ですねぇ」
師匠:「うん」
松本:「なんだかんだ言いながら」
師匠:「うん」
松本:「やっぱり答えは・・・あるんですねぇ」
師匠:「あるある、これマジやからな」
松本:「・・・はい」
師匠:「うん」

師匠:「ポーンと開けたら」
松本:「はい」
師匠:「中から」
松本:「はい」
師匠:「1個だけさいころが出てくる」
松本:「・・・ほぅほぅほぅ」
師匠:「うん」
松本:「ほぅっ」
師匠:「見た目はフツーのさいころ」
松本:「はいはいっ」
師匠:「なっ?」
松本:「はいっ」
師匠:「よっしゃっ、なにが出るか振ってみよっ」
松本:「ほぅっ」
師匠:「振ると・・・これが1しか出ェへんッ」
松本:「・・・(溜め息)」
師匠:「なんでかっ?」
松本:「ふぅ、・・・はい、なんでか?」
師匠:「一人ごっつやからやないかいお前、ピンやっ」
松本:「・・・」
師匠:「・・・」
松本:「・・・はい」
師匠:「・・・フフッ」
松本:「・・・もういいです、もうホンマやめて下さい」
師匠:「フフッ、・・・え? あかんか?」
松本:「いや、も、あかんことないっす、もうやめて下さい」
師匠:「フフッ、ええやんけ〜」
松本:「はい」
師匠:「・・・」
松本:「もういい、わかりました」
師匠:「な? うん、それにしよっ」
松本:「もうホンマやめて下さいっ」
師匠:「あぁ、でもキーホルダー作ろな、ハハッ」
松本:「はい、いえっ、わかりませんっ、もうやめて下さいっ」
師匠:「ハハハ、え〜?」
師匠:「写真で一言」 ○写真:赤いカーテンの付いた戸口に夫婦らしき二人が立っている、     妻はみつ編み、夫は七三であり、二人の身長は同じくらいで     お揃いの茶色いだぼだぼの服を着ている、ちょっと緊張した     面持ち。     (Copyright Francoise Huguier/Orion Press) 松本:「あの、ネタ見てもらいたいんですけど・・・」
師匠:「まぜるな危険!     [     ]        と     [     ]     一緒にすると大爆発、さて何と何?」 松本:「・・・、これはやばいですよ、混ぜたら」 松本:「[ オジイ ]        と     [ L←→R ]」 松本:「フフフッ」 師匠:「まぜるな危険!     [     ]        と     [     ]     一緒にすると大爆発、さて何と何?」 松本:「・・・、混ぜると危険」 松本:「[フェラーリ]        と     [  イカ  ] 松本:「フフフッ・・・ハハハ」 師匠:「まぜるな危険!     [     ]        と     [     ]     一緒にすると大爆発、さて何と何?」 松本:「・・・」 松本:「[ホイットニーヒューストン]           と     [    わゴム     ]」 松本:「フフフッ・・・、うん」
師匠:「出世させよう!」 お題:「「チンチン」を     出世させよう!」 #偶数個目がフリップです。 松本:「え〜、チンチンなんですけどねぇ、・・・ま」 松本:「チンチン」 松本:「ですよね、これが・・・1つ、ワンランク上になると、え〜」 松本:「チンポ」 松本:「・・・になるんですね、えぇ、で、このチンポが出世すると、     え〜」 松本:「チン棒(ボウ)」 松本:「になりますね、えぇ、で、このチンっ、フフフッ、チン棒が     出世するとですねぇ、え〜」 松本:「チン柱(チュウ)」 松本:「・・・というね、フフッ、ものになりますよね、えぇ、で、     このチン柱が出世しますとねぇ、え〜」 松本:「肉柱(ニクばしら)」 松本:「・・・というものになるんですよ、えぇ、でねぇ、この肉柱     が出世するとねぇ・・・ハハハハハ」 松本:「肉メッセンジャー」 松本:「・・・アハハ、なるんですよっ、えぇ、んで、更に肉メッセ     ンジャーがねぇっ」 松本:「肉プレゼンター」 松本:「ってゆ〜のになるんです、えぇ、・・・これはもう、確実に     なるんですよ、で、肉プレゼンターがねぇ、次にあの・・・     フフフッ」 松本:「ヒューマンプレゼンター」 松本:「って言う・・・ものになりまして、んでこのヒューマンプレ     ゼンターが出世して」 松本:「king of フューマンプレゼンター」 松本:「・・・ってゆ〜もんになるんですよ、そしてさらにこれが、     あ〜出世することによって」 松本:「息子」 松本:「・・・そして最終段階が」 松本:「永遠の我が息子よ」 松本:「・・・フフフッ、ゆ〜ことになるんですね〜、はい、・・・     どうもありがとうございますっ」 松本:「・・・あ〜、ハハハ」 制作著作 フジテレビ 「[フェラーリ]と[イカ]」のフリップ、一人ごっつ 終

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