ＨＩＴＯＳＨＩ　ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ
一人　ごっつ（’９６・１２・１２）

埴輪顔の大仏（以下、師匠）（声：倉本美津留　氏）
　　：「お前は来年・・・結婚するっ」
松本人志（以下、松本）
　　：「あっ、・・・ホンマですか？」
師匠：「うん」
松本：「・・・わかりました」
師匠：「うん」
松本：「じゃあっ」
師匠：「おぅ」
松本：「また来てくださいねっ」
師匠：「・・・ワシは行かなあかんのか？」
松本：「・・・えぇ」
師匠：「でもあれやで、挨拶はいややで」
松本：「・・・え？　怒ってるんすか？」
師匠：「ん？　・・・嫉妬やな」
松本：「・・・」
師匠：「・・・」
松本：「・・・あぁ」
師匠：「うん」
松本：「すんませんホンマ、もう終わりまっすわ」
師匠：「・・・フフフッ」
松本：「もういいですよね？」
師匠：「・・・うん」
松本：（立ち上がり、じーっと師匠を見てる）
師匠：「・・・」
松本：（意味深げに一礼）
師匠：「・・・」
松本：「・・・フフッ」
師匠：「俺のこと嫌いか？」
松本：「いやっ、大好きですよ」
師匠：「・・・うん」
松本：「はい、・・・ほんじゃあ」
師匠：「ほんじゃあわかってくれ」
松本：「はい」
師匠：「うん」
松本：「ん、すんません・・・フフフッ」

・


師匠：「桃太郎には
　　　　「犬」「猿」「雉子」以外に
　　　　本当はもう一匹
　　　　お供がいました。
　　　　何？」

松本：「フフフッ、ふぅ、本当はもう一匹お供がいました、一体何？
　　　　・・・、え〜もう一人のお供」
松本：「げんえきバリバリの、西郷輝彦」
松本：「・・・辺見マリと結婚するちょっと前ぐらいの、フフフッ」

師匠：「桃太郎には
　　　　「犬」「猿」「雉子」以外に
　　　　本当はもう一匹
　　　　お供がいました。
　　　　何？」

松本：「え〜、・・・、え〜」
松本：「徳山」



松本：「・・・フフフッ、・・・ホンマにおったんやからしゃ〜ない
　　　　よねぇ、他データあれへんねんもん、うん、・・・徳山クン、
　　　　よう頑張ったらしいですっ・・・フフフッ」

師匠：「桃太郎には
　　　　「犬」「猿」「雉子」以外に
　　　　本当はもう一匹
　　　　お供がいました。
　　　　何？」

松本：「・・・フフッ、フフフッ」
松本：「ナゾの中国人」



松本：「ハハハ、・・・顔とかハッキリしたことはわからないんです
　　　　けども、うん・・・ね？」

師匠：「桃太郎には
　　　　「犬」「猿」「雉子」以外に
　　　　本当はもう一匹
　　　　お供がいました。
　　　　何？」

松本：「ヴンッ、え〜なんでしょうね〜、・・・、え〜」
松本：「球根」



松本：「・・・こいつが鬼２匹退治しましたからねっ、えぇ、・・・
　　　　フフフッ・・・フフフフフッ、球根」

師匠：「桃太郎には
　　　　「犬」「猿」「雉子」以外に
　　　　本当はもう一匹
　　　　お供がいました。
　　　　何？」

松本：「え〜、なんやろなぁ、・・・フフッ、フフフッ」
松本：「こんなやつ」



松本：「フフフッ、・・・強かったらしいですけどねぇ、えぇ・・・
　　　　名前はわからないんすけども・・・、フフフッ、途中ガス欠
　　　　なったらしいですけど」

師匠：「桃太郎には
　　　　「犬」「猿」「雉子」以外に
　　　　本当はもう一匹
　　　　お供がいました。
　　　　何？」

松本：「え〜、お供はもう一匹いました、・・・え〜「猿」「雉子」、
　　　　「猿」「犬」「雉子」・・・がいたんで、もう一匹が」
松本：「ムツゴロウ」
松本：「・・・これは全部世話してたらしいですねっ、えぇ」

師匠：「桃太郎には
　　　　「犬」「猿」「雉子」以外に
　　　　本当はもう一匹
　　　　お供がいました。
　　　　何？」

松本：「え〜、なんでしょうね、・・・フフフッ、え〜、もう一匹」
松本：「アンソニー」



松本：「「イェ〜イ」・・・フフフッ、「ハゥドゥドゥ？」、・・・
　　　　フフフッ、・・・「オ〜ゥ、ゲームセーットゥ」、フフフッ、
　　　　・・・「オ〜ゥ、ピーチボーイ」・・・フフフッ、「オゥ、
　　　　ピーチボーイ、ヘルプ！」・・・フフフッ、「ヘルパー！」
　　　　・・・フフフッ」

・


師匠：「写真で一言」

○写真：クロヒョウ（？）のドアップ、エモノを狙ったような目付き、
　　　　口を大きく開け、舌をおもいっきし出している。
　　　　(Copyright Shin Yoshino/CTSカメラ東京サービス)

松本：「クンニ」

松本：「・・・フフフッ、んゴッ（鼻鳴らす）」

制作著作　フジテレビ

「徳山」の絵、一人ごっつ　終

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