ＨＩＴＯＳＨＩ　ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ
一人　ごっつ（’９６・１２・２４）

松本人志（以下、松本）
　　：「師匠は・・・」
埴輪顔の大仏（以下、師匠）（声：倉本美津留　氏）
　　：「はい」
松本：「車、乗ってはるんですか？」
師匠：「・・・あっ、それやがなっ」
松本：「はい」
師匠：「動かへんねんッ、これッ、ウンともスンとも言いやがらへん
　　　　ねんッ」
松本：「車が」
師匠：「おぅ、・・・ほんでな？」
松本：「えぇ」
師匠：「あの・・・「ジャフ」呼んだんやっ」
松本：「「ジャフ」呼びましょう」
師匠：「・・・おぅ」
松本：「はい」

松本：「「ジャフ」ってどういう意味なんでしょうかね？　Ｊ・・・、
　　　　え〜、Ｊ・・・」
師匠：「ＡＦやな」
松本：「ＡＦですねぇ」
師匠：「おぅ」
松本：「これ意味があるんですよねぇ」
師匠：「・・・」
松本：「Ｊは多分「ジャパン」でしょうねぇ」
師匠：「・・・いや、ちゃうやろ」
松本：「なんでしょう？」
師匠：「・・・」
松本：「・・・」
師匠：「・・・や、やっぱ「ジャパン」かな？」
松本：「アハハッ」
師匠：「フフッ・・・」
松本：「で、Ａが？」
師匠：「・・・Ａは・・・、お前知らんの！？」
松本：「知らないんですよ」
師匠：「お前、知らんこと多すぎるわ」
松本：「教えて下さい、お願いします」
師匠：「・・・」
松本：「・・・」
師匠：「・・・ちょっと、知らんこと多すぎるわ」
松本：「アハハ・・・」
師匠：「・・・」
松本：「「ジャパン」」
師匠：「・・・「ええとこ」」
松本：「・・・「ジャパンええとこ」」
師匠：「うん」
松本：「・・・うん」
師匠：「うん」
松本：「「ジャパンええとこ」」
師匠：「「ええとこ」っ」
松本：「Ｆ」
師匠：「・・・「フランスええとこ」」
松本：「・・・あぁ」
師匠：「・・・」
松本：「（目を合わせないで）・・・自分でわかってるでしょうから」
師匠：「フフッ」
松本：「・・・（重い腰を上げ）うあぁ」

・


師匠：「写真で一言」

○写真：大きめの黒いクジャクの様な鳥、首回りから胸にかけて白い
　　　　ボワ状になっており、その白い胸部から丸く不自然な物体が
　　　　２つ出ている。
　　　　(Copyright Jeff Foott/Orion Press)

松本：「・・・おい、田中てっ、田中てッ、もう隠れててもわかるて、
　　　　ケツ出てるてっ」

師匠：「写真で一言」

○写真：数十メートルに渡る線路の上、ものすごい数の自転車の往来。
　　　　(Copyright Charles Jing/TANK)

松本：「刑事さん、あいつですっ、あの・・・あの自転車に乗ってる
　　　　ヤツですっ」

・


師匠：「出世させよう！」

お題：「「マゾ」を
　　　　出世させよう！」

＃前に名前のないカギカッコ内はフリップです。

松本：「はい、え〜・・・」

　　　「マゾ」

松本：「・・・ね？　え〜（フリップを見せ）こういうことですよね、
　　　　え〜「マゾ」、この「マゾ」・・・の、お〜、この一個上が
　　　　ですねぇ、え〜」

　　　「やられたがり」

松本：「・・・ってゆ〜もんなんですよね？　えぇ、もうそのままな
　　　　んですよ、えぇ「マゾ」の一個上は「やられたがり」、ね？
　　　　フフッ、そいから、え〜その「やられたがり」の上が、あ〜」

　　　「防戦野郎」

松本：「・・・と言うもんになるんです、で、その上が、あ〜」

　　　「華れいなる防戦野郎」

松本：「という、ちょっとこうなんていうか副題が付いてくるんです
　　　　ねぇ、え〜そん次にこの「野郎」は残るんですけども、お〜、
　　　　なって行くのが、あ〜」

　　　「うんこ食い野郎」

松本：「・・・ってゆ〜もんになるんですっ、えぇ、これはっ、えぇ、
　　　　アハハッ、で、その上がですねぇ」

　　　「うんこ食いの介」

松本：「という、こう・・・個人名に、こうなって来るんです、うん、
　　　　で、これの上がですねぇ、え〜」

　　　「うんこ食いの介　兄」

松本：「ってゆ〜ね、え〜もっと上、長男って言いますかね、え〜上
　　　　になって来るんです、で、そん次がですねぇ、え〜」

　　　「大きいうんこ食いの介　弟」

松本：「・・・ってゆ〜もんになりまして、え〜」

　　　「大きいうんこ食い　兄」

松本：「になって」

　　　「大きいうんこ食い　大きい方の兄ちゃん」

松本：「アハハハハ・・・、で、その上がですねぇ、え〜フフッ」

　　　「がんこいってつ　うんこ食いオヤジ」

松本：「ってゆ〜もんになるんです、えぇ、で・・・フフフッ、その
　　　　上がですねぇ、えぇ」

　　　「うんこほおばりじじい」

松本：「・・・というもんになりまして、え〜」

　　　「うんこほうばり会　会長」

松本：「・・・というもんに変わっていきます、そして」

　　　「うんこしか食うきせえへん」

松本：「・・・ってゆ〜もんに、え〜、なって行きます、はい、で、
　　　　その上が」

　　　「うんこだけを食いたい」

　　　「飲みもんは別にたのみたい」

　　　「うんこセットをアイスコーヒーで」

　　　「グラタンはいらん」

　　　「領収証は上で」

　　　「あーまたうんこ食いたなってきた」

松本：「ってゆ〜風に戻っていきまして、え〜」

　　　「いや、うんこしたなってきた」

松本：「・・・ってゆ〜もんになりまして」

　　　「うんこしてこ」

　　　「あっ！　先入られてる」

　　　「うわーごっつしたなってきた」

　　　「もう今食べることなんか考えられへん」

松本：「フフフッ・・・」

　　　「あ、あいた」

　　　「ブリブリブリ」

　　　「ええうんこやな〜」

　　　「大きくもなく小さくもなく」

松本：「フッ、フフフッ」

　　　「うんこエム」

　　　「ｍ」

　　　「Ｍ」

松本：「・・・え〜・・・・・・え〜、お、お楽しみいただけました
　　　　でしょうかねぇ、え〜、・・・中盤、ちょっとダラダラっと
　　　　しましたですけども〜、え〜・・・アハハッ、・・・まぁ、
　　　　あ〜なんとかうまく締めれたんじゃないかなと、思いますね、
　　　　えぇ」

松本：「・・・フフフッ」


制作著作　フジテレビ

「あ、あいた」のフリップ、一人ごっつ　終

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