HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・12・5)
松本人志(以下、松本)
:「世間で言われてるおいしいもん・・・」
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
:「うん」
松本:「ってゆ〜のはね」
師匠:「うん」
松本:「結構、何でしょうねぇ」
師匠:「うん」
松本:「あの・・・高価なもんじゃないですか」
師匠:「あぁ、高かったらウマい・・・」
松本:「そんなんじゃなくて」
師匠:「うん」
松本:「意外と身の回りにウマいもんてあるじゃないすか」
師匠:「・・・あ〜そうか、あ、そういう風に考えたらそうかなぁ」
松本:「ねぇ」
師匠:「まぁ高いもんがウマいと、なんかみんな思てる節があるけど
なぁ」
松本:「そうそうそう」
師匠:「ふんふんふん」
松本:「意外と知られてないウマいもんてあるでしょ?」
師匠:「・・・あるとゆ〜とくか?」
松本:「あのねぇ」
師匠:「うん」
松本:「例えばねぇ」
師匠:「うん」
松本:「ベビースターラーメンを口一杯入れるでしょ」
師匠:「ほうほう」
松本:「んで、熱いお茶飲んだらむっちゃウマいんすよ」
師匠:「あぁ、そうか」
松本:「口の中でねぇ」
師匠:「うん」
松本:「あの・・・一口ラーメンができるんですよ」
師匠:「・・・(含み笑いをしながら)あ〜できるやろなぁ、湯〜か
けとんねんからなぁ、うん」
松本:「えぇ」
師匠:「うんうん」
松本:「ちょうどいい感じのね」
師匠:「はいはいはい」
松本:「えぇ」
師匠:「・・・そいで」
松本:「えぇ」
師匠:「食べる時やっぱり「ずるずる」ってゆ〜感じで食べんの?」
松本:「「ぼり・・・ずる」みたいなとこですね」
師匠:「・・・「ぼりずる」?」
松本:「「ぼりずる」」
師匠:「・・・」
松本:「・・・」
師匠:「・・・「ぼりずる」と掛けて!」
松本:「アハハハハ」
師匠:「・・・」
松本:「ハハハ・・・、なんでそんなもん掛けなあかんねんっ」
師匠:「ハハハハハ」
松本:「もとがハッキリしてへんのに掛けられへんがな、そんなもん」
師匠:「フフフッ」
松本:「・・・フフフッ」
・
師匠:「埋めてみよう」
お題:「インド人も[ ]くり!」
師匠:「空いているところを埋めてみよう」
松本:「はぁ、・・・フフッ、ヴンッ」
松本:「インド人も[フランス人も中国人もイギリス人も]くり!」
松本:「フフフッ」
師匠:「埋めてみよう」
お題:「最近、視力が落ちてきたので
[ ]をかけることにした。」
師匠:「空いているところを埋めてみよう」
松本:「チッ、う〜ん、・・・フフフッ、え〜」
松本:「最近、視力が落ちてきたので
[とん汁]をかけることにした。」
松本:「フフフッ、・・・あっつ〜い豚汁をこう(顔に浴びせかける
ように)フフフッ、・・・これ、自分で気合いを入れようと
思てね、えぇ、・・・フフフッ」
師匠:「埋めてみよう」
お題:「わしは算数が大嫌いじゃ。
数字を見ると鳥[ ]が
立つきに。」
師匠:「空いているところを埋めてみよう」
松本:「え〜数字を見ると、え〜、・・・ヴンッ」
松本:「わすはすっ、・・・わっ、
わしは算数が大嫌いじゃ。
数字を見ると鳥[取にマンション]が
立つきに。」
松本:「フフフッ、・・・うん」
師匠:「埋めてみよう」
お題:「ワイはサチコさんが大好きや〜。
寝ても覚めても[ ]の
事を考えています。」
師匠:「空いているところを埋めてみよう」
松本:「え〜? ・・・あ〜そうか・・・フフフッ、ヴンッ」
松本:「ワイはサチコさんが大好きや〜。
寝ても覚めても[覚めてもねてもねてもさめてもゲーム」の
事を考えてます。」
松本:「フフフッ」
・
師匠:「「底辺×高さ÷2」を
目の当たりに
見せ付けられた時の顔。」
松本:「チッ、これはなんやろ、・・・え〜? ・・・はい」
ポク・ポク・ポク・ポク・カーン
松本:(好奇心に満ちた瞳、ニヤけた口元)
松本:「・・・フフフッ」
制作著作 フジテレビ
「底辺×高さ÷2」の顔、一人ごっつ 終
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