HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’96・12・6)



埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
  :「ま、今年もあとちょっとを残すことちゃちゃったきぇども」
松本人志(以下、松本)
  :「え?」
師匠:「ことすも・・・んぁ?」
松本:「・・・」
師匠:「ことす・・・フフフッ」
松本:「ことすも?」
師匠:「・・・おぅ」
松本:「はい」
師匠:「残すところちょっとやけどもやな」
松本:「はいはいはい」
師匠:「な?」
松本:「はい」
師匠:「あの・・・手ェ抜かんよ〜にいって」
松本:「はい」
師匠:「来年はまた飛躍の年にしよ」
松本:「・・・はぁ〜」
師匠:「おぅ」
松本:「すごいですね、それは」
師匠:「来年の・・・干支に絡めて飛躍の年にしよ」
松本:「・・・干支は丑ですよ」
師匠:「うん」
松本:「はい」
師匠:「・・・」
松本:「・・・」
師匠:「・・・ヒヨクの年にしよっ」
松本:「・・・うん」
師匠:「・・・ヒヨコの年にしよっ」
松本:「・・・」
師匠:「・・・」
松本:「「ヒヨコの年にしよ」?」
師匠:「うん」
松本:「・・・はい」
師匠:「うん」
松本:「・・・」
師匠:「・・・」
松本:「・・・え?」
師匠:「え? フフフッ・・・い、いや、だからやな、牛やろ?」
松本:「はい」
師匠:「うん、牛はビーフやんけ」
松本:「・・・牛はビーフ、はい」
師匠:「な?」
松本:「はい」
師匠:「ほならお前・・・チキンはなんや?」
松本:「・・・鳥、ニワトリ」
師匠:「うん、それの子供なんや?」
松本:「ヒヨコ」
師匠:「ほら見てみ、つながったやないかっ」
松本:「・・・うん」
師匠:「・・・」
松本:「も、全部そっちの責任にしてね」
師匠:「・・・」
師匠:「写真で一言」 ○写真:雪山の中腹にポツンとたたずむ、まっしろく雪化粧した動物。     (Copyright Jim Brandenburg/CTSカメラ東京サービス) 松本:「「こンにちワ、こンにちワ」     「何や、お前はんかいな、まぁこっち入り〜な」     」 師匠:「写真で一言」 ○写真:草原の中に、ぼろぼろの衣類を身にまとった髪の毛やヒゲが     ボーボーに生えている、パッと見原住民っぽいオジイがいる。     ヤリ持って。     (Copyright Roger Viollet-GAMMA/Imperial Press) 松本:「顕微鏡でみた毛ジラミ」
師匠:「蠅がウンコにとまる     本当の理由とは?」 松本:「・・・、蠅がウンコにとまる本当の理由」 松本:「ホテルにはとまれないから」 松本:「・・・(しばらく渋〜い形相で辺りをニラみまわす)・・・     外泊できないから・・・」 師匠:「蠅がウンコにとまる     本当の理由とは?」 松本:「・・・うん、本当の理由」 松本:「あるいみ一番安全だから」 松本:「・・・これは正解じゃないですかねぇ、もしかしたら・・・     フフフッ」 師匠:「蠅がウンコにとまる     本当の理由とは?」 松本:「・・・、本当の理由、ヴンッ」 松本:「ウンコはハエにとまれないから」 松本:「・・・フフッ」 師匠:「蠅がウンコにとまる     本当の理由とは?」 松本:「・・・ヴンッ、本当の理由」 松本:「伝せつのうんこにとまると人間にもどれると信じているから」 松本:「・・・ハハハハハ、・・・もとの王子様に戻れると信じてい     るから、ハハハハハ・・・うん、いいですねぇ」 師匠:「蠅がウンコにとまる     本当の理由とは?」 松本:「・・・ヴンッ」 松本:「つよいものにたち向かいたいという気もちから」 松本:「・・・フフフッ」 #次の2つはフリップに書かないで口で言ってます。 松本:「・・・うんこ」 松本:「ウンコバエと呼ばれたいから」 松本:「・・・」 松本:「名字が欲しいから」 松本:「ハハハハハ・・・ハハハハハ」
師匠:「日本語で返そう」 相手:「(ゲルマン系の言語? 早口でハキハキと)ヘーパキャーク     スダブドゥスビブディドゥヤユーリマクルスブーデグレーダ     ムグレーダムトゥレータシュスプーテスネラダムネルズムキ     ャクデムビギン、サムユアホータムタムユアホーテスブーテ     スブーテイタクネレズメン、イタクシュタストージメングレ     ーダスシュトクメマロデストイマスアイボスダボレスデベグ     ラスナシュポータスマロントデスマモイタフスアロイスタイ     スシショト」 松本:「いや・・・チェンジで」 松本:「・・・フフッ、ハハハ」 制作著作 フジテレビ 「毛ジラミんとこのおっさん」の写真、一人ごっつ 終

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