ＨＩＴＯＳＨＩ　ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ
一人　ごっつ（’９７・１・１７）

松本人志（以下、松本）
　　：「こないだねぇ」
埴輪顔の大仏（以下、師匠）（声：倉本美津留　氏）
　　：「うん」
松本：「あの・・・ストリップ行ってきたんすよ」
師匠：「おおっ！　・・・よう行ったっ」
松本：「初めて行ったんですけどね」
師匠：「えっ！　ウソォ」
松本：「えぇ」
師匠：「あぁ、そうか〜」
松本：「あれはあれでまた」
師匠：「うん」
松本：「変なノリですねぇ」
師匠：「そうそうそう」
松本：「あの・・・おもしろいのはねぇ」
師匠：「うん」
松本：「あの、女の人が脱ぐでしょう」
師匠：「ふんふん」
松本：「で・・・まぁ、見せるじゃないですか」
師匠：「ふんふん」
松本：「最終・・・手段として」
師匠：「見せるなぁ」
松本：「最後に」
師匠：「ま、それ、オチとしとるわなぁ」
松本：「オチとしてるでしょう？」
師匠：「うん」
松本：「みんなねぇ」
師匠：「うん」
松本：「拍手するんですね」
師匠：「フフッ、そうそう！　するするっ」
松本：「・・・あれは、すごいですねぇ」
師匠：「すごいなぁ・・・うん」
松本：「出てきても拍手しないんですよっ」
師匠：「フフフッ、うん」
松本：「フフフッ」
師匠：「・・・せえへんせえへん」
松本：「ねっ？」
師匠：「うん」
松本：「ほいで全部脱いで見したら・・・拍手なんですよ」
師匠：「そうなんやな〜」
松本：「うん・・・誰も笑えへんしね？」
師匠：「笑とへん笑とへんっ・・・うん」
松本：「・・・うん」
師匠：「真剣な拍手やからな？」
松本：「真剣な・・・拍手ですよね」

松本：「やっぱ僕らも」
師匠：「うん」
松本：「あの・・・女の「せいき」を目指さないかんなと思うんですよ」
師匠：「・・・え、どういうこと！？」
松本：「アハハハハ」
師匠：「フフフッ」
松本：「やっぱ、ああやって拍手されるようにね？」
師匠：「・・・あぁ！　なるほどっ、「せいき」にならんといかんなと」
松本：「「せいき」にならんといかんなって」
師匠：「拍手される側に」
松本：「そうそうそう」

松本：「いやぁ、今日はホントに実のある、いい話しできました」
師匠：「うん」
松本：「ホントにっ」
師匠：「うん」
松本：「ねっ？」
師匠：「うん」
松本：「・・・ほいじゃあ」
師匠：「おっしゃあ」
松本：「行ってきます」
師匠：「はい」

・


師匠：「写真で一言」

○写真：部屋の中央で優雅に横笛を吹く者。それを囲むように並べられた
　　　　机、聞き入る人達。ただ一人、机に伏す者。その彼に、哀れみの
　　　　念を掛ける者。
　　　　(Copyright Mao/Magunum Photos Tokyo)

松本：「・・・ふえ、忘れたんか」

・


師匠：「こんなウンコが出たら死ぬ！
　　　　さてどんなウンコ？」

松本：「え〜っとね、・・・アハハッ、え〜」
松本：「上にあがってくる」



松本：「フフフフフッ、出せば出すほど上に・・・フフフッ、たぶんあの、
　　　　ウンコも上に召されようとしてるんでしょうね・・・そら違うな」

師匠：「こんなウンコが出たら死ぬ！
　　　　さてどんなウンコ？」

松本：「（含み笑いしつつ）こういう、ウンコが、・・・え〜、フフフッ、
　　　　こういうウンコが出たら死ぬ、これは死にますね完全に、え〜」
松本：「自分そっくり」
松本：「フフフッ・・・「似てるなぁ！」、これはもうヤバイですよね、
　　　　えぇ、これはヤバイですよ」

師匠：「こんなウンコが出たら死ぬ！
　　　　さてどんなウンコ？」

松本：「こういうウンコが出たら死ぬ、さてどんなウンコ、・・・フフッ」
松本：「ケツの・・・毛穴から」



松本：「ハハハッ・・・、これ、こっから（ケツ穴から）は一切出ないん
　　　　ですよ・・・フフフッ」

師匠：「こんなウンコが出たら死ぬ！
　　　　さてどんなウンコ？」

＃この答えはフリップに書かないで、口で言ってます。

松本：「え〜、・・・」
松本：「出ないで、ハエがケツから入っていく」
松本：「フフッ・・・ハハハ、すぽんすぽんハエが・・・ハハハッ、中で
　　　　回ってるのがわかる・・・フフフッ」

＃次の答えからはフリップに書いてます。

松本：「・・・」
松本：「ｆｉｎ」



松本：「フフフッ」

師匠：「こんなウンコが出たら死ぬ！
　　　　さてどんなウンコ？」

松本：「あ”ぁ〜っ、・・・え〜、やり終わった後、こぅ拭くんですけど」
松本：「紙につかない」
松本：「って不気味ですよね、・・・全然ついてなんですよ、・・・でも
　　　　パンツにはついてるんですけどね・・・フフフッ、フツーやん」

師匠：「こんなウンコが出たら死ぬ！
　　　　さてどんなウンコ？」

松本：「・・・、フツーのウンコなんすけどね、便器に落ちた時にねぇ」
松本：「ドーン」
松本：「てゆ〜んですよ・・・アハハ、かなり重たかったんでしょうねぇ、
　　　　ハハハッ・・・下から「静かにしてもらえませんかねぇ」言われ
　　　　るんですよ、ドーンッゆ〜たんですよ・・・アハハッ」


制作著作　フジテレビ

「ｆｉｎ」のフリップ、一人ごっつ　終

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