ＨＩＴＯＳＨＩ　ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ
一人　ごっつ（’９７・１・２０）

埴輪顔の大仏（以下、師匠）（声：倉本美津留　氏）
　　：「・・・んふふ」
松本人志（以下、松本）
　　：「はい？」
師匠：「おも・・・おもろいなぁ」
松本：「はいっ！？」
師匠：「おもろいなぁっ」
松本：「・・・おぉっ！？」
師匠：「おもろいわッ」
松本：「フフッ・・・あぁ、はいはいはい」
師匠：「・・・いやぁ、今日、これからお前が出すネタのことを考えたら
　　　　おもろいわ」
松本：「あ〜、ありがとうございます〜」
師匠：「うん」
松本：「もぅ過去のこと・・・じゃないわ、未来のこともわかるんですね」
師匠：「うん、見て・・・」
松本：「はい」
師匠：「見てもうた」
松本：「未来をのぞき込んでしまった」
師匠：「ちょっと、のぞいてもうた」
松本：「はぁ〜・・・、じゃあ、何や、つらい時、まえもって止めてくだ
　　　　さいよ」
師匠：「・・・おぉ、止めてるで？」
松本：「ほいじゃあ、今日は・・・あの」
師匠：「うん」
松本：「何ですか？　大船に乗ったつもりでやらして頂いていいですか？」
師匠：「おおっ、ええよ」
松本：「あぁ、ありがとうございます」
師匠：「も、絶対ええわ」
松本：「あぁ、フフッ、はい」
師匠：「・・・」
松本：「わかりました」
師匠：「おぅ」
松本：「じゃあ、失礼しますっ」
師匠：「よし、行っといで」

・


師匠：「確率の問題です。
　　　　サイコロを十回ふったら
　　　　連続で「１」が出た。
　　　　これと同じぐらいの
　　　　確率の出来事とは？」

松本：「・・・、これはかなり確率低いですから、これぐらいじゃないで
　　　　しょうかねぇ、え〜」
松本：「ホテトルよんだらオヤジだった」
松本：「自分のね。・・・うん、これぐらいの確率じゃないでしょうかねぇ」

師匠：「確率の問題です。
　　　　サイコロを十回ふったら
　　　　連続で「１」が出た。
　　　　これと同じぐらいの
　　　　確率の出来事とは？」

松本：「確率でいうと、・・・フフッ」
松本：「島田紳介とうぐいすが同時にないた」
松本：「・・・フフフッ」

師匠：「確率の問題です。
　　　　サイコロを十回ふったら
　　　　連続で「１」が出た。
　　　　これと同じぐらいの
　　　　確率の出来事とは？」

＃次の２つの答えはフリップに書かないで口で言ってます。

松本：「え〜」
松本：「舞妓さん・・・京都で舞妓さんに出あって、よく見るとアラブ系
　　　　だった」
松本：「・・・フフフッ、それ確率かぁ！？」

松本：「なんやろなぁ、・・・」
松本：「カレーうどんを食べて、カレーの汁がとんだのが・・・ターバン
　　　　だった」
松本：「・・・フフフッ、違う？　・・・フフフッ」

師匠：「確率の問題です。
　　　　サイコロを十回ふったら
　　　　連続で「１」が出た。
　　　　これと同じぐらいの
　　　　確率の出来事とは？」

＃次の答えはフリップに書いてます。

松本：「うん、・・・、え〜」
松本：「ヘビがとぐろを巻いたら、水玉模様がバッチリ合った」



松本：「・・・フフフッ、こういうことなんですよ、確率でいうとね？
　　　　うん」

＃次の答えもフリップに書かないで口で言ってます。

松本：「・・・そうそうそう」
松本：「こぅ暗闇でパジャマを着ようと思ったら・・・十二単だった」
松本：「みたいなことなんですよ、・・・そのぐらいの確率なんですよ、
　　　　わかりますか？」

師匠：「確率の問題です。
　　　　サイコロを十回ふったら
　　　　連続で「１」が出た。
　　　　これと同じぐらいの
　　　　確率の出来事とは？」

＃次の答えはフリップに書いてます。

松本：「・・・あぁ、これぐらいの確率でしょうね〜でも」
松本：「林家ペーのいった事をパーコが笑わなかった」
松本：「・・・うん、ぐらいの確率なんですよ」

師匠：「確率の問題です。
　　　　サイコロを十回ふったら
　　　　連続で「１」が出た。
　　　　これと同じぐらいの
　　　　確率の出来事とは？」

松本：「・・・自動販売機の、「あったか〜い」を押したら」
松本：「「かったる〜い」が出てきた」
松本：「・・・フフフッ」

＃次は口で言ってます。

松本：「水前寺清子がチーターを追いかけ回しているぐらいの・・・のを、
　　　　写真に撮られた」
松本：「みたいな、ぐらいな・・・フフフッ、修学旅行の卒業アルバムに
　　　　載ってたみたいな、ぐらいの・・・アハハハハッ」

師匠：「確率の問題です。
　　　　サイコロを十回ふったら
　　　　連続で「１」が出た。
　　　　これと同じぐらいの
　　　　確率の出来事とは？」

＃次はフリップに書いてます。

松本：「これもなぁ、なんやろねぇ、・・・あのねぇ、これもすごいんで
　　　　すけど」
松本：「ライオンをね、ライオンを動物園に観に行ったんですよ、んで、
　　　　よ〜観たらね、こっからシャツ出てるんですよ」



松本：「・・・ハハハハハッ、いやっ、ホンマのライオンですよっ、人が
　　　　バケてるわけじゃないんですよっ、ぬいぐるみじゃなくで、本物
　　　　のライオンなんですけど・・・「ヘインズ出てる」みたいなこと
　　　　なんですよ、ぐらいの、それを観てしまった・・・うん、んで、
　　　　それについて、その飼育係が怒ってるのを・・・観てしまった、
　　　　のをたまたま録音も出来たみたいなぐらいの・・・フフフッ」


制作著作　フジテレビ

「とぐろ巻くヘビの柄が合う」の絵、一人ごっつ　終

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