HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・1・21)
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
:「・・・お前、ホンマに外国行かへんガキやなぁ」
松本人志(以下、松本)
:「いやっ、あの・・・まず、外国行くと」
師匠:「うん」
松本:「言葉が通じひんとこになんでわざわざ行くんかな? って僕は
思うんですよ」
師匠:「あぁあぁ、アホかお前!?」
松本:「はい」
師匠:「前々からゆ〜てるやろッお前、言葉関係あらへんちゅうねんッ、
そんなもん」
松本:「う〜ん」
師匠:「な? いや言葉通じへんっ(アップアップしながら)通じへん
ていう状況に身を置いた時にしかっ」
松本:「フフッ」
師匠:「・・・体験できへんことってあるがな、お前」
松本:「あぁ・・・」
師匠:「な?」
松本:「まぁね」
師匠:「お前ちょっとな、お前、自分でなにもかもわかってるつもりで
い過ぎやっ」
松本:「・・・そうですか?」
師匠:「おぅ」
松本:「う〜ん」
師匠:「ちょっとお前、あの、なんや? パニック状態おちいれやっ」
松本:「・・・はぁ」
師匠:「たまには」
松本:「あっ、なるほどね」
師匠:「おぅ」
松本:「「余裕ぶっこき過ぎ」ゆ〜ヤツですね」
師匠:「そうやっお前」
松本:「あぁ・・・」
師匠:「クールに決めすぎやッ」
松本:「まぁね〜」
師匠:「おぅ」
松本:「フフフッ・・・、そいとねっ」
師匠:「おぅ」
松本:「僕・・・が思うにね」
師匠:「うん」
松本:「あの・・・何て言うんですかね、これすべて運命なんですよね」
師匠:「・・・ん? どういうことや?」
松本:「この広い地球の中で」
師匠:「うん」
松本:「「お前は日本に適してる・・・からこそ、日本にいなさい」と
いうことで、日本で生まれ育っているはずなんですよ」
師匠:「・・・あぁ」
松本:「それを飛行機に乗ってどっかに行くなんてことはね、僕はこれ
は運命に逆らってると思うんですよね」
師匠:「ふ〜ん」
松本:「うん」
師匠:「・・・ふ〜んっ」
松本:「アハハッ、思いません?」
師匠:「・・・いやいや、そらな?」
松本:「えぇ」
師匠:「そういうヤツもおる」
松本:「えぇ」
師匠:「が、そうじゃないヤツもおるわけや」
松本:「・・・」
師匠:「ま、お前はもしやそうかも知れん」
松本:「あ、はいはい」
師匠:「うん・・・それだけゆ〜ならそうやろう、いやっ、そうやっ」
松本:「・・・」
師匠:「・・・」
松本:「・・・うん」
師匠:「もう、ええわ」
松本:「・・・もうええわ、ホンマにもうええわ」
師匠:「フフフッ」
松本:「ホンッマにもうええわ」
師匠:「フフフッ」
松本:「・・・」
・
師匠:「写真で一言」
○写真:女性がソファの上に寝転び微笑んでいるかたわらで、ビール腹
に毛の生えた全裸のオッサンが手カガミの中ををじーっとのぞ
き込んでいる。
(Copyright A.keler-SYGMA/Imperial Press)
松本:「ら"み"ばずら"み"ばずる"る"る"る"る"ー」
・
師匠:「蔵野孝洋は
何であんな顔になった?」
松本:「フフッ、・・・、え〜、ヴンッ、何であんな顔になった、え〜」
松本:「ノーガードだったから」
松本:「・・・フフフッ」
師匠:「蔵野孝洋は
何であんな顔になった?」
松本:「蔵野孝洋は、何であんな顔になった、・・・ヴンッ」
松本:「しっかりとねた事がないから」
松本:「・・・ハハハッ、いっつも何かこぅね、2・3時間ぐらいしか
寝たんか寝てへんのか・・・フフフッ」
師匠:「蔵野孝洋は
何であんな顔になった?」
#次の2つ答えはフリップに書かないで口で言ってます。
松本:「え〜、え〜、何や、・・・」
松本:「寝違えてばっかりだから」
松本:「・・・フフフッ」
松本:「・・・んん?」
松本:「換気扇を使わないから」
松本:「・・・ハハハッ」
師匠:「蔵野孝洋は
何であんな顔になった?」
#次の答えはフリップに書いてます。
松本:「・・・」
松本:「なにかのマネをしているから」
松本:「・・・ハハハッ、なんや・・・フフフッ、なにのやねん」
師匠:「蔵野孝洋は
何であんな顔になった?」
#次の2つの答えもフリップに書かないで口で言ってます。
松本:「蔵野孝洋は何であんな顔になった? ・・・」
松本:「3種類のものしか食べないから」
松本:「・・・フフフッ」
松本:「・・・」
松本:「子供の頃ずっと半そでだったから」
松本:「・・・フフフッ」
師匠:「蔵野孝洋は
何であんな顔になった?」
#次はフリップに書いてます。
松本:「・・・、何であんな顔になった、え〜」
松本:「たった1人で国をつくっているから」
松本:「・・・フフフッ」
師匠:「蔵野孝洋は
何であんな顔になった?」
#次は口で言ってます。
松本:「何やろなぁ、・・・」
松本:「お題にして欲しかったから」
松本:「」
・
師匠:「日本語で返そう」
相手:「(中国語(?)、男性の甲高い声、あせりぎみ)アヤマハアヤ
マワハバウッ、イットォロモットロワセユアナターボスンスン
マロターボンボンオーロゥロゥトゥッロウットゥウスンマヤル
バートゥーンヤ、ワートゥーレイルワーヤッッ、ルットゥルッ
ポンニワイヤッッ、アレッファバイッスタガタイヤイヤイスッ
ロヤイエースッタガタワイヤレイレイワイヲヤイトローラファ
ーバローラファッバウ、イッツォロロットーアシャーレリンゴ
バターブトォトォールルスプルオロストゥルボロートゥッセイ
ッバッデファートゥドゥッッナパールトゥットトールストゥル
トゥイッ、バッッペイッナファーナファメロトイトゥワナイッ、
ウィーナマイロンナパーイロトイトイッショノレイレイサンノ
ッショイショイチュワイヤチェイヤッ」
松本:「そうそうっ、もう頭出てるからっ」
松本:「・・・アハハハハッ」
制作著作 フジテレビ
「手鏡と男性」の写真、一人ごっつ 終
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