HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・1・8)


松本人志(以下、松本)
  :「あの・・・やっぱり貯金とか」
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
  :「はぁはぁ」
松本:「してます?」
師匠:「・・・今、振込が多いやん、ギャラて」
松本:「フフッ・・・はいはいはい」
師匠:「うん」
松本:「まぁ、ちょっと・・・はい、そうですね」
師匠:「そやろ?」
松本:「えぇ」
師匠:「うん・・・そやからまぁ、勝手にたまっていくっちゅうか」
松本:「あ〜〜」
師匠:「うん」
松本:「必要な分だけおろしますからね?」
師匠:「そうそうそう」
松本:「ねぇ?」
師匠:「うん、・・・ワシ、さくら銀行やし」
松本:「あ、そうですか」
師匠:「うん」
松本:「へぇ〜」
師匠:「お前、なに銀行や?」
松本:「僕は、え〜っと、大和・・・と」
師匠:「うん」
松本:「住友かな」
師匠:「あ、2つあんねや」
松本:「2つあるんすよ」
師匠:「それ、なんで?」
松本:「住友はねぇ」
師匠:「うん」
松本:「あの・・・当時付き合ってた女が住友銀行やったんですよ」
師匠:「あ、・・・それが縁で」
松本:「それが縁でね」
師匠:「付き合うたんか」
松本:「もうその女とは合ってないけど」
師匠:「フフフッ」
松本:「住友との縁は残ってる、これおかしな話ですよね」
師匠:「はぁ・・・住友の方がその女よりよかったゆ〜ことやな?」
松本:「・・・あ、う〜ん、そういうことになりますよね、住友さん
    との、お〜」
師匠:「おぅ」
松本:「付き合いの方が」
師匠:「おぅ」
松本:「その石田さん、あっ、名前ゆ〜てもうた」
師匠:「アハハハハッ」
松本:「フフフッ」
師匠:「・・・」
松本:「すいません」
師匠:「・・・」
松本:「何ですか!? なんか怒ってるんすかね?」
師匠:「・・・いや、ちょっとショックでなぁ」
松本:「なんでですか?」
師匠:「ちゃう、お前からな?」
松本:「えぇ」
師匠:「お前が付き合うてる女の名前な?」
松本:「えぇ」
師匠:「聞いたん初めてやん」
松本:「アハハハハッ」
師匠:「フフッ・・・俺、今までな?」
松本:「えぇ」
師匠:「ウワサでな、いろんな女と付き合うてるってゆ〜の聞いてた
    けども?」
松本:「えぇえぇ」
師匠:「まさかホンマに女が居るなんてな?」
松本:「アハハハハッ」
師匠:「あまり思いたないことやったんや」
松本:「あ、そうですか」
師匠:「うん」
松本:「・・・すいません」
師匠:「うん・・・」
師匠:「転ばぬ先の杖!     「いざ核爆弾が飛んできても、      意外とこんな事で      避けられます。」     そんな生活の知恵を     教えてください。」 松本:「・・・ヴンッ、意外と助かる、え〜」 松本:「あつ手のトックリセーターをきる」 松本:「・・・フフッ」 師匠:「転ばぬ先の杖!     「いざ核爆弾が飛んできても、      意外とこんな事で      避けられます。」     そんな生活の知恵を     教えてください。」 松本:「核、核でしょ? ・・・、核が飛んできても大丈夫、ヴンッ」 松本:「足をひらいて歯をくいしばる」 松本:「・・・フフフッ」 師匠:「転ばぬ先の杖!     「いざ核爆弾が飛んできても、      意外とこんな事で      避けられます。」     そんな生活の知恵を     教えてください。」 松本:「・・・ヴンッ」 松本:「生ものをさける」 松本:「・・・フフフッ・・・いや、意外とねぇ、そんなことなんで     すよ、えぇ、意外とねぇ・・・考えてみたらそんなもんなん     ですよ、うん」 師匠:「転ばぬ先の杖!     「いざ核爆弾が飛んできても、      意外とこんな事で      避けられます。」     そんな生活の知恵を     教えてください。」 松本:「・・・」 松本:「核なんかよりオレがみつこを思う気もちのほうが上だと信じ     きる」 松本:「・・・、まぁその、それぞれ「みつこ」は変えた方がいいで     すけどね、うん、全部が「みつこ」やと思てもあかんけどね、     うん」 師匠:「転ばぬ先の杖!     「いざ核爆弾が飛んできても、      意外とこんな事で      避けられます。」     そんな生活の知恵を     教えてください。」 松本:「え〜、なんやろな? 意外と助かる、・・・、カーッとこう     核が来た時に」 松本:「角と呼んでやる」 松本:「・・・フフフッ・・・「角ッ!!」」 師匠:「転ばぬ先の杖!     「いざ核爆弾が飛んできても、      意外とこんな事で      避けられます。」     そんな生活の知恵を     教えてください。」 松本:「どんなんやったかなぁ、・・・、これ意外と助かるんですよ」 松本:「B&B Tシャツ」
松本:「・・・フフフッ」 師匠:「転ばぬ先の杖!     「いざ核爆弾が飛んできても、      意外とこんな事で      避けられます。」     そんな生活の知恵を     教えてください。」 松本:「核が、・・・、これはいけますよ、え〜」 松本:「親御さんがなっとくするまであやまりたおす」 松本:「・・・フフッ、もぉ〜っ、ここ(ひたい)を擦りつけてねっ、     こう・・・フフフッ」 #松ちゃんの書いたフリップには「親子」と書かれてました。
師匠:「ソースのビンから     やっとはい上がり、     久しぶりに台所の     空気を吸った、     ゴキブリの顔」 松本:「フフフッ・・・、はいっ」     ポク・ポク・ポク・ポク・カーン 松本:(目を血走らせ、口元はほころび、あたりをゆっくり見回す) 松本:「・・・フフフッ」 制作著作 フジテレビ 「やっとはい上がったゴキブリ」の顔、一人ごっつ 終

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