HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・2・18)


埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
  :「お前は、こぅ・・・誰かに影響受けてるか?」
松本人志(以下、松本)
  :「・・・」
師匠:「ま、誰でもな、まぁどんな天才でも、まぁ、影響受けてきたり
    してるわけやな、これはな」
松本:「フフフッ」
師匠:「うん」
松本:「これね?」
師匠:「うん」
松本:「えぇ」
師匠:「あ〜、うん、例えばゴッホはやなぁ」
松本:「えぇ」
師匠:「あの・・・ミレーの影響受けたわけや、まずは」
松本:「あ〜はぁはぁ」
師匠:「ま、そういうことがあるわけや」
松本:「ありますねぇ」
師匠:「あぁ」
松本:「うん」
師匠:「んで、お前は誰の影響受けてんねん?」
松本:「僕ねぇ」
師匠:「おぅ」
松本:「・・・僕はねぇ」
師匠:「うん」
松本:「基本的にはねぇ」
師匠:「おぅ」
松本:「ホントないんですよ」
師匠:「・・・、やっぱりないか?」
松本:「ないんですねぇ」
師匠:「・・・」
松本:「でねぇ」
師匠:「おぅ」
松本:「人のマネっていうのができない人間なんですよ」
師匠:「あぁ、体質的にな」
松本:「体質的に」
師匠:「こぅ「したい、したない」じゃなくて、できへんねや」
松本:「できないんですよ」
師匠:「うん、わかるわかる」
松本:「だからねぇ」
師匠:「うん」
松本:「誰かがやってると、もうダメな風になってしまうんですね」
師匠:「そうやな」
松本:「えぇ」
師匠:「わかるわかる」
松本:「これはもぅ、僕の・・・」
師匠:「うん」
松本:「イヤミったらしい、イヤなとこなんですけどね」
師匠:「・・・それを敢えて「イヤミったらしい」って言うとこなんか、
    お前はホンマなんちゅう可愛いやっちゃ!」
松本:「可愛いですか?」
師匠:「可愛いのぅ」
松本:「目元が?」
師匠:「・・・、目元も可愛いわ」
松本:「クリッとして」
師匠:「口元はもっと可愛いわ!」
松本:「フフフッ、ホントですか?」
師匠:「ホンマにそう思うって」
松本:「チュッ、チュッ・・・」(←リップサービス)
師匠:「フフフッ、おぉ〜」
松本:「フフフッ」
師匠:「おお〜っ」
松本:「フフフフフッ」
師匠:「フフッ、おお〜っ、もっとやってくれ、フフフッ」
松本:「ハハハッ」(立ち上がろうとする)
師匠:「フフッ、おいおい、こっち向いてもっとやってくれよ」
松本:「フフッ、チュッ、チュッ・・・」(←リップサービス)
師匠:「おおお〜っっ、フフフッ」
松本:「アハハッ」
師匠:「写真で一言」 ○写真:赤い服を着た人が心配そうに見守るなか、50cm四方くらい     の箱の中に、男の人が器用に体を曲げて入っている。     (Dag Oehriund/TANK) 松本:「・・・もう怒ってへんから」 師匠:「写真で一言」 ○写真:木の枝のところに股を入れ、片手で木の幹を持ちねむっている     コアラ。     (田中光常「夢みる動物たち」講談社) 松本:「未亡人」
師匠:「外国人の子供に扱われている     日本のおもちゃの顔。」 松本:「・・・はい」     ポク・ポク・ポク・ポク・カーン 松本:(未知なるものに脅えた顔)
師匠:「かわいい子猫のミーシャ。     いつも「ミャアミャア」     鳴いているミーシャ。     そんなミーシャが     「ジョメストドン!」と鳴いた。     いったい何があった?」 松本:「フフフッ、・・・、え〜、猫のミーシャ、ジョメストドン」 松本:「ニャー 1万回目だった」 松本:「フフフッ、数えてたゆうことが怖いですよねぇ。9999まで     は「ニャー」ゆ〜てたんですよ。んで「次やァッ! ドメスト     ドンッッ!!」、あ、ドメストちゃうわ、フフフッ、ドメスト     ちゃうわ、「ジョメストドンッ!」」 師匠:「かわいい子猫のミーシャ。     いつも「ミャアミャア」     鳴いているミーシャ。     そんなミーシャが     「ジョメストドン!」と鳴いた。     いったい何があった?」 #次の2つの答えはフリップに書かないで口で答えてます。 松本:「猫のミーシャ、ドメストドン・・・」 松本:「顔が取れた」 松本:「天ぷら油に顔を突っ込んだ」 松本:「・・・フフフッ、もぅ顔がドロ〜なりながらも「じょぉめすと     どぉん」、フフッ、「どういうことやん、これぇ」ゆ〜ことで     すよね」 師匠:「かわいい子猫のミーシャ。     いつも「ミャアミャア」     鳴いているミーシャ。     そんなミーシャが     「ジョメストドン!」と鳴いた。     いったい何があった?」 #以下、フリップに書いてます。 松本:「ドメストドン、フフフッ、なんやろな、ジョメストドン・・・」 松本:「腹減ってたんでしょう、きっと、かなり。んで、タンスの上に     ジョメストドンがあったんでね」
松本:「フフフッ、呼んでもうたんでしょうね、もう」 師匠:「かわいい子猫のミーシャ。     いつも「ミャアミャア」     鳴いているミーシャ。     そんなミーシャが     「ジョメストドン!」と鳴いた。     いったい何があった?」 松本:「ジョメストドン、ドン・ジョメスト、あぁ、わかった・・・、     わかったわ。あのねぇ、だんだん日本、人間の言葉をね、覚え     だしてたんすよ。でも、まだおぼつかないでしょ、んで本当は」 松本:「山下さん」 松本:「ってゆ〜たんですよ。フフフッ、うん。んでもようわからん、     「じょみぇすとどょん!」ってゆ〜てもうたんですよね、えぇ。     だからこれ、山下さんとこの猫なんすけどね、えぇ、ハハハッ。     だから、飼い主もそこ考えてやらんと、うん」 制作著作 フジテレビ 「山下さん」のフリップ、一人ごっつ 終

前に戻る   ホームに戻る

(c) copyright 1996-1997 by Down Town FAQ Project Team