HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・2・21)
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
:「いや、でも、ホンマなぁ」
松本人志(以下、松本)
:「はい」
師匠:「いや、俺、そのうち、あの、文化勲章とか」
松本:「はい」
師匠:「お前んとこにな」
松本:「はい」
師匠:「来るとおもうわ、多分」
松本:「ホンマですか?」
師匠:「うん、来るとおもうよ」
松本:「まだまだ先?」
師匠:「そんときお前、そんときお前どうするかっちゅうこっちゃな?」
松本:「そんときですか?」
師匠:「うん」
松本:「僕は、なんでしょう」
師匠:「うん」
松本:「それをやっぱり」
師匠:「うん」
松本:「う〜ん、受け取るかどうかが問題のとこですかね」
師匠:「そうやねんそうやねん」
松本:「うん」
師匠:「そういう時にどうするかっていうことが、今ワシ、一番興味あ
るな、お前がな?」
松本:「あ〜」
師匠:「うん」
松本:「まぁ、僕が今の段階では、走って逃げようと思ってますけどね」
師匠:「おっ、なるほどな」
松本:「うん」
師匠:「走って逃げんのやっ」
松本:「走って逃げます、クツ持って」
師匠:「持ってな」
松本:「うん」
師匠:「渡しに来て」
松本:「えぇ」
師匠:「かなり近寄ってきたところで」
松本:「うん」
師匠:「バーッ逃げんねや」
松本:「バーッ逃げますねぇ、裸足で」
師匠:「あ、あぁ〜はぁはぁ」
松本:「・・・」
師匠:「マーロン・ブランドはやなぁ」
松本:「マーロン・ブランド、はい」
師匠:「うん、アカデミー主演男優賞、何回もノミネートされてやなぁ」
松本:「あぁ、はぁ」
師匠:「な?」
松本:「はい」
師匠:「あの、なんや、「やる」て言われとんねん」
松本:「えぇ、へぇへぇ」
師匠:「んで、全部断っとんねん、これな?」
松本:「あぁ、はいはい」
師匠:「な?」
松本:「はい」
師匠:「これ、どう思うねや?」
松本:「それはやっぱりマーロンが、もぅ、ブランドを持っとるからで
しょうね」
師匠:「・・・、すっげぇ」
松本:「アハハッ」
師匠:「フフフッ」
松本:「うん」
師匠:「マーロン・ブランドは、マーロン・ブランドという名前やから
そういうこと」
松本:「も、名前が、もぅブランドやからでしょうね」
師匠:「フフフッ、これな」
松本:「うん」
師匠:「「もういらん」と」
松本:「うん」
師匠:「うん、じゃあ」
松本:「はい」
・
師匠:「日本語で返そう」
相手:「(どこかの言語、こもった男性の声)アマッペントペンチダラケ
キントチダラケキハダタカラハバカントパボカドウゴタイ、ゴ
ルントハバイアップルニカモナチェン、マビコボキンドカンハ
ノロチャチェデスット、マイヤハブトロスットバロコカラヒェ
ン、バロカナッソソッタジャルジョンスナ、ゴタイゲンッスト
シャンキナンバンゴシュットデッシェバコデッシェバゴション
ナイッチャオウナウーパイエ、アマンゴッフォ、デッシェッチ
ュウバッゴデッシェバッゴシンニャーベダシュモーロエキシタ
ーラパッキエ、オアマンロデッシェロリトマンポラタンッキエ
ポアラマタ」
松本:「引っ張り上げたらぁ、ほいっ」
・
・
師匠:「出世させよう!」
お題:「「巨乳」を出世させよう!」
#カギカッコの前に人名がないものはフリップに書かれているものです。
松本:「はいっ。」
「巨乳」
松本:「でございますっ。え〜、まぁ巨乳自体がね、え〜、なんていう
んですか、「もう出世しとるやないかいっ」と、言う方もおら
れると思いますが、こんなもんはまだまだ大したことはござい
ません。巨乳。まだまだ上がございます。その上がですねぇ」
「激乳」
松本:「ね? これはもう当たり前のことですね、激乳。そしてさらに
出世しますと」
「超乳」
松本:「も、ちょっと超人に入ってくるんですね。超乳というもんにな
ってきまして、さらに出世しますと」
「牛胸」(うしむね)
松本:「牛胸っ。うん、なんかすごい感じがいたしますねぇ、牛胸。そ
してこれがさらに出世することで」
「おおむね」
松本:「で、さらにこれが出世しますと」
「まずまちがいなく」
松本:「というもんになります。んで、これがさらに出世しますと」
「牛もどき」
松本:「これはまぁ、そうですよね。牛もどき。それからさらに出世し
まして」
「牛変化」(うしへんげ)
松本:「というもんになりきり、なりまして、その次が」
「なりきり牛女」(なりきりうしおんな)
松本:「というもんになりまして、次がすごいんですねぇ、これが更に
出世しますと」
「牛」
松本:「も、な〜んにもございません。牛、というもんになりまして、
更に出世しまして」
「牛ちち」
松本:「牛ちち、というもんになります。そしてこれ次がね、ちょっと
ビックリするんですね、牛ちちが更に出世しますと」
「牛のお父さん」
松本:「「なんやねん」とお思いでしょうけれども、ここまでいくと、
お父さんになってくるんです。牛のお父さん。そして更に出世
しますと」
「土用の丑の日」
松本:「というもんになりまして、更に出世しますと」
「お父さん はやくかえってきて」
「チチカエル」
「チチキトク」
「スグモマレタシ」
「モンデスグレンラクサレタシ」
松本:「フフフッ、というもんになりまして、更に出世しまして」
「チクビスイタシ」
松本:「フフフッ」
「カナウナラ チンポハサミタシ」
松本:「ハハハッ」
「それもできぬというのなら おってれんらくされたし」
「それも無理ならば こうげきするのみ」
「バク乳」
松本:「ここでやっと、こぅバク乳という言葉が出てくるんですねぇ、
バク乳。そしてこれが更に出世しますと」
「乳王」(ニュウオウ)
松本:「なんかすごいですね〜、乳王。も、なんか最後という感じがし
ますけど、まだこの先があります。乳王の上がですねぇ」
「ホテル乳王谷」
松本:「うん。更に出世しますと」
「赤坂デカップリンスホテル」
松本:「フフフッ、というもんになりまして、さらにッ、出世しますと」
「イトウに行くなら ハト胸屋」
「よい乳2・6 よい乳2・6」
松本:「・・・えぇ〜、「わけのわからんこと言うなァッ!!」という
お叱りの言葉もなくですねぇ、え〜、「電波はお前のおもちゃ
やないぞッッ!!」というお叱りもなくですねぇ、え〜、ま、
ホントはあるのかもわからないですけども。最後はですねぇ、
ホントに、あの、乳のデカい人を見たら、「あなたは、よい乳
2・6 よい乳2・6」と言ってあげて下さい。えぇ「・・・
なにゆ〜とんねん」て、ハハハッ、言われると思いますけどね、
えぇ。まぁ、どうもホントにありがとうございました。つたな
いことでねっ、えぇ、あの、すいません」
制作著作 フジテレビ
「よい乳2・6 よい乳2・6」のフリップ、一人ごっつ 終
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