HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・2・24)
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
:「お前って、あの、あれか?」
松本人志(以下、松本)
:「なんです?」
師匠:「・・・あの、なんちゅうんかな?」
松本:「うん」
師匠:「機嫌悪い男のように思われてるけども」
松本:「はい」
師匠:「ホンマはそんなことないやんか」
松本:「そうですそうです」
師匠:「おぅ」
松本:「はい」
師匠:「なんか、その、「好きな人居れへんのん違うの?」みたいな感
じに思われてるけど」
松本:「・・・あの〜」
師匠:「うん」
松本:「「赤い血が流れてない」みたいに言われる時ありますからね」
師匠:「そうやんなぁ」
松本:「えぇ」
師匠:「むちゃくちゃ言われてるよなぁ」
松本:「えぇえぇ」
師匠:「うん。そやけど、ホンマはなんか、なんちゅうの、いや、こん
なことゆ〜たらお前、「そんなことないですよ」って照れると
思うけどな」
松本:「えぇ」
師匠:「「みんなが、元気で、和気あいあいとおったらええな」思って
るやん」
松本:「・・・うん」
師匠:「ホンマはな?」
松本:「そうですね」
師匠:「うん」
松本:「「みんなでナベ食べたいな」って思ってますよ」
師匠:「あぁ、思てるなぁ」
松本:「ほいじゃあ、師匠」
師匠:「はい」
松本:「行って来ますんで」
師匠:「・・・うん」
松本:「出ばやしお願いします」
師匠:「・・・はいっ」
松本:「はいっ」
師匠:「・・・す、そっとぅ、そっとぅ、そっとぅ、ばっとぅ、うんと
ぅとぅんとぅんとぅんとぅん、ば〜んっ」
松本:「フフフフフッ」
師匠:「フフッ、ばんばんば〜ん」
松本:「ハハハッ」
師匠:「た〜ん、たんたんた〜ん、たたた〜ん、たんたんたんた〜ん、
・・・やんやぁ〜ん」
・
師匠:「写真で一言」
○写真:カサカサの長髪、シワくちゃ、ヨボヨボ、赤ら顔のお面。
(Anna Lee Walters/Orion Press)
松本:「お前っ、老けたなぁ〜」
・
師匠:「今日は「ゴリラ」を使った
おいしい料理を
紹介して下さい。」
松本:「う〜ん、ん? ・・・、え〜、ゴリラを使ったおいしい料理」
松本:「酢ゴリ」
松本:「まぁ、酢豚と一緒なんです、あの、こぅ四角く切ったゴリラが
入ってるだけなんすけど、まぁ、酢ゴリ」
師匠:「今日は「ゴリラ」を使った
おいしい料理を
紹介して下さい。」
松本:「ゴリ、ゴリ、え〜、なんやろなぁ・・・、え〜」
松本:「煮こゴリ」
松本:「透明の中に、フフフッ。こうなっている(片手は胸を叩きもう
片方は上にあげている)のが良いとされているんですよ。こう
なっている(両手とも上にあげている)のはあんまり、縁起が
よくないんですね。うん。煮こゴリ」
師匠:「今日は「ゴリラ」を使った
おいしい料理を
紹介して下さい。」
松本:「ゴリ、ゴリ。なんやろな、ゴリ、・・・、え〜」
松本:「ゴリきんとん」
師匠:「今日は「ゴリラ」を使った
おいしい料理を
紹介して下さい。」
#次の2つの答えはフリップに書かないで口で答えてます。
松本:「え〜、わご、和ゴリ、フフフッ」
松本:「和ゴリステーキ」
松本:「あ〜、若ゴリの」
松本:「若ゴリのから揚げ」
松本:「フフフッ。なんや、若ゴリて。関西風若ゴリの」
師匠:「今日は「ゴリラ」を使った
おいしい料理を
紹介して下さい。」
#フリップに書いてます。
松本:「え〜っとね、え〜、・・・、え〜」
松本:「ゴリパ」
松本:「うん。(嫌味っぽく)店によっては「ゴリッパ」とか言いよる
んですよ。んも〜しょうもないんすよ」
師匠:「今日は「ゴリラ」を使った
おいしい料理を
紹介して下さい。」
#以下、口での答え。
松本:「ゴリ、ないぞ、ゴーリー、ゴリ、・・・ゴリソメ」
松本:「ゴリソメスープ」
松本:「ゴリヤンクン」
松本:「しゃぶゴリ」
松本:「・・・しゃぶゴリ、しゃぶゴリを、ん?」
松本:「ゴリしゃぶ?」
松本:「ゴリナベ?」
松本:「ゴリナベを食べて、残ったダシにご飯入れて」
松本:「ごじや」
松本:「あははっ」
制作著作 フジテレビ
「煮こゴリ」の絵、一人ごっつ 終
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