HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・2・6)
松本人志(以下、松本)
:「女と手ェつないで歩くようになったら、もぉ、僕は終わりやと
思いますからねっ」
埴輪顔の大仏(以下、師匠)(声:倉本美津留 氏)
:「・・・あ、お前はやろ?」
松本:「あ、はい」
師匠:「うん」
松本:「・・・えっ?」
師匠:「ワシは・・・違う派やから」
松本:「手ェつないで歩きます?」
師匠:「・・・いやっ、それがな?」
松本:「えぇ」
師匠:「なんちゅうかな、そういう時期もあったよ」
松本:「うわっ!!」
師匠:「ちゃうちゃうちゃうっ、ちゃうでちゃうで、違うねんっ」
松本:「くさッ!!」
師匠:「ちゃう、よぉ聞けってゆ〜ねん」
松本:「・・・くっさ〜」
師匠:「手ェつないだら、手ェつなぐことがカッコ悪いと思てた時期も
あったゆ〜こっちゃ」
松本:「・・・」
師匠:「今、バンバンつなぐで」
松本:「それは何でですか?」
師匠:「・・・んあ?」
松本:「それは何でですか?」
師匠:「それはやなぁ」
松本:「えぇ」
師匠:「受け身に徹する余裕ができた、ゆ〜ことやな」
松本:「ほぉほぉ」
師匠:「一回り大きなったゆ〜ことや、コレ」
松本:「はぁはぁはぁ」
師匠:「うん」
松本:「ということは、ワンランク上にあがったわけですか?」
師匠:「・・・おぉおぉおぉ」
松本:「・・・」
師匠:「・・・、ゴンドラ上がったねっ」
松本:「・・・ん?」
師匠:「・・・」
松本:「・・・ん?」
師匠:「・・・」
松本:「・・・えっ!?」
師匠:「なんもゆ〜てへんやんけっ」
松本:「フフフッ、「ゴンドラ上が
師匠:「お前に「え? え?」言われる筋合いあらへんねやっ」
松本:「ハハハッ」
師匠:「ホンマに、なんやゆ〜たら「え? え?」聞きやがってっ」
松本:「「ゴンドラが上がった」とか、ゆ〜たやんけっ」
師匠:「・・・」
松本:「なんやねん、コイツは」
師匠:「フフフッ、うっさいなぁ・・・」
松本:「フフッ」
師匠:「なんやねん、お前」
松本:「なんやっ、コイツ・・・チッ」
師匠:「・・・ホンマに、もぅ」
松本:「フフフッ」
師匠:「しょ〜もないっ」
松本:「フフフッ」
・
師匠:「写真で一言」
○写真:雑木林にて。うずくまってるキツネ。その真上で跳びはねてる
キツネ。
(ICL/Mon-tresor)
松本:「幽体離脱」
師匠:「写真で一言」
○写真:薄暗い寝室のベッドの上で、身につけていた赤っぽい布きれを
両腕とも二の腕までずらし、くたびれた柔肌をあらわにしてる
おばあさん。真顔。
(Donigan Cumming/Orion Press)
松本:「四十七回目の脱皮」
・
師匠:「人間の女は、本気で
エクスタシーに達すると
失神する。
では、鬼のメスが
エクスタシーに達した
状態とは?」
松本:「鬼のメスがエクスタシーに達した状態とは。う〜ん、・・・」
松本:「赤から青になる」
松本:「・・・」(フリップを床にたたき付ける)
師匠:「人間の女は、本気で
エクスタシーに達すると
失神する。
では、鬼のメスが
エクスタシーに達した
状態とは?」
松本:「・・・、「いく〜、いく〜、いく〜ッ」と言いながら」
松本:「どこかへ行ってしまう。」
松本:「フフフッ・・・「2度と姿を現さない」」
師匠:「人間の女は、本気で
エクスタシーに達すると
失神する。
では、鬼のメスが
エクスタシーに達した
状態とは?」
松本:「鬼のメスはこうっ、気が強いからね〜。なんやろ、・・・うん、
鬼のメスがエクスタシーに達したら」
松本:「鬼のオスになる」
松本:「これはなんか深いですよねぇ。そうやって鬼のオスになってい
くんですよ。最初は、ほとんど、みんなメスなんですよ、で、
「ぐ〜っ」いって「ううわぁ〜っ」ゆ〜てオスになりよる」
師匠:「人間の女は、本気で
エクスタシーに達すると
失神する。
では、鬼のメスが
エクスタシーに達した
状態とは?」
松本:「鬼のメスがエクスタシーに達したら、なんやろ。・・・、あの」
松本:「こうねぇ、・・・「ふっ」と笑いよるんです」
松本:「ハハハ、こ、こわ〜。さんざんゆ〜てんのよ「いく〜、いく〜、
いぐ〜っっ」ゆ〜てんねんけど、「・・・ふっ」って笑いよる
んです。これはすごいですよね」
師匠:「人間の女は、本気で
エクスタシーに達すると
失神する。
では、鬼のメスが
エクスタシーに達した
状態とは?」
松本:「う〜ん。鬼のメスのエクスタシー。ホンマのこと教えましょか?
色々ゆ〜てきましたけど、・・・」
松本:「あのね、ツノんとこがねグルグルグル・・・なるんですよ」
松本:「フフフッ、えぇ」
師匠:「人間の女は、本気で
エクスタシーに達すると
失神する。
では、鬼のメスが
エクスタシーに達した
状態とは?」
松本:「鬼のメスのエクスタシー。ハハハッ・・・フフフッ」
松本:「かなぼう入れて〜〜」
松本:「アハハハハッ」
・
師匠:「「今日もどうせ何回もドアに
はさまれんねやろなぁ〜」の、
のれんの顔。」
松本:「フフッ、えぇ〜? ・・・はいっ」
ポク・ポク・ポク・ポク・カーン
松本:(憔悴しきった表情。顔中こわばって、目は焦点が合っていない。
だらしなく開いた口からは、笑みすら浮かんでいる。)
松本:「・・・フフフッ」
#私の解釈でしかないけど、今回いい表情してた気がするっス。
制作著作 フジテレビ
「悟ったのれん」の表情、一人ごっつ 終
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