HITOSHI MATSUMOTO
一人 ごっつ(’97・3・14)
師匠:「出世させよう!」
お題:「「早漏」を出世させよう!」
松本:「はいっ」
#今回は変則的で、お笑い修業に入る前の師匠との会話はなく、いき
#なり「出世させよう」のお題から始まっています。
・
#カギカッコの前に人名がないものはフリップに書かれている物です。
「早漏」
松本:「でございますね。これで悩んでる方も多いと思いますけども。
この早漏なんてものはまだまだ軽いもんででしてね、これが
一個出世することでですね」
「早郎」
松本:「というね。まぁまぁまぁ、これはもうそのままですよ、えぇ。
早郎ということになります。で、これがさらに出世しまして」
「速郎」
松本:「ね? より速さを求めるといいますかね、え〜、速郎という
ことになりますね。で、これが出世しまして」
「スピードガン」
松本:「ね? これ外人にもわかるかと思いますが。スピードガン。
で、さらに出世しますと」
「散卵銃」(サンランジュウ)
松本:「ねっ? 散卵銃というものになるんですゥ。しかるべきィ。
そいでですねぇ、さらに一個出世しまして」
「ムダ玉」
松本:「ね? ムダ玉、というもんになります。んで、これがさらに
出世しまして」
「ムダ種」(ムダだね)
松本:「ムダ種っ、というもんになります。で、これがさらに出世し
まして」
「東京ラーメン これ種」
松本:「はははっ。えぇ、これまぁ反対されたんですが、僕がど〜し
ても入れたかったんで。で、さらに出世しまして」
「外種」(そとダネ)
松本:「なんかわかりますね。まだ交わる前に、もぅ外種。外にもう
行ってしまってますから。外種。で、さらに出世しまして」
「外ズリ」(そとズリ)
松本:「次がすごいですねぇ、出世しまして」
「桜田門外の変ズリ」
松本:「ふふふっ、ね? まだその核心に入る前に、え〜何て言うん
すかね、討たれて、倒れていくという感じでね。桜田門外の
変ズリ。で、さらに、早いこともっと求めていこうというこ
とで、出世しまして」
「ちん幹線」(ちんカンセン)
松本:「さらに出世しまして」
「マッハ チンチンチン」
松本:「(あの歌に乗せて)マッハチンチン、マッハチンチンですね。
で、さらに速さを求めまして」
「カーリルイス」
松本:「ふふふっ。次がすごいです」
「ペニス葉山」
「ちんピュー亭小朝」
松本:「ふふっ、というもんに変わっていきますゥ〜、これはァ〜、
絶対にィィ〜ッ。んで、さらに出世しまして、次からがね、
ちょっとこう、もっと質素になるんですが」
「入出」(いれデ)
松本:「ね? これなんかすごいですね。入出。も、入れてすぐッ、
っていうことですから。入出というもんになります。で、こ
れがさらに出世しまして」
「入出バビデビュー」
松本:「というもんになりまして、さらに出世しまして」
「ザーメンソーメン早そうMEN」
松本:「というものに、ハハハッ。早そうMENッ!! というもん
になるわけですっ、これはっ。で、今度がすごいんですけれ
ども、ここがすごい、ポイントです! 次が」
「出入」(デいれ)
松本:「先程「入出」というもんがございましたが、今度は出入です。
だから、出てから入れようとする。も、ダメなんですよ、ホ
ントはね、えぇ、ホントはもうルール違反なんですが。出入
というもんになります。これがさらに出世しまして」
「出入業者」
松本:「はははっ、というもんになりますゥ、これはァ、うん。で、
次がすごいんですが」
「見出」(みデ)
松本:「も、ここまで行くとですね、見ただけでいってしまう、何も
してないのに、見ただけでいく。見出というもんになります。
で、さらに出世しまして」
「一目もれ」(ひとメもれ)
松本:「ふふふっ、というもんになります。で、さらに出世しまして」
「ふにゃ出」(ふにゃデ)
松本:「ねぇ? も、出てしまって、もうふにゃふにゃなのに、まだ
出るという物理的には不可能なんですが。ふにゃ出。そして
さらに出世しまして」
「涙のふにゃ出」
松本:「という門になりますぅ、これはぁ。で、さらに出世しまして」
「箱入り息子」
松本:「これ、なんかわかりますねぇ。すごく、何て言うんですかね、
ちょっとこぅかわいがり過ぎたんでしょうかね。えぇ。箱入
り息子というもんになります。で、さらに出世しまして」
「フライングキッズ」
松本:「これなかなかいいでしょ!? ねぇ? フライングキッズ。
これ私、大変気に入っておるんですよ。えぇ。フライングキ
ッズ。ね? まぁまぁ息子、ですからね。で、さらに出世し
まして」
「デルデル坊主」
「デクの棒」
松本:「というもんになりまして」
「木曜ドラマ デク」
「ボク、デクで〜す」
「ドクドク出まーす」
「かりとりしんご」
松本:「・・・。え〜、今日はですねぇ、まぁこっち側もですねぇ、
かなり自身があったので、ゆっくりとした立ち振る舞いで、
底抜けのド迫力で、え〜、頑張れたんじゃないかって、思い
ますね。今日は本当にどうもありがとうございました」
制作著作 フジテレビ
「フライングキッズ」のフリップ、一人ごっつ 終
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