竹生島

今日は会社を休んで湖北へ。

まずは竹生島(ちくぶしま)。実は先週ここに来損ねたのであった。
宝厳寺の千手観音が西国三十三所のご開帳キャンペーンでの開帳が30日までってことで。
本来の開帳は60年に1回だそうで、次は27年後だそうだ。

今日は先週より早めに家を出てJR長浜から長浜港へ。ここで船に乗り竹生島へ。

琵琶湖汽船
琵琶湖汽船
これが竹生島。って写真は帰りに撮ったんだけど。
竹生島
竹生島
これが国宝の唐門。後ろにくっついてるのが観音堂で、こっちは重要文化財。
宝厳寺唐門
国宝 宝厳寺唐門
前にカラフルな紐が出ていますが、これは今回開帳されている観音さんの手に繋がっています。

唐門の中には賓頭盧尊者像(びんづるさん)がいます。自分の体の悪いところと同じ場所を撫でると治ると言われる「なで仏」として結構どこのお寺にもいらっしゃいます。撫でられまくっているのでつるつるだったりしますが、びんづるさんを集めたサイトでも作りたいなと思ってしまう今日この頃ですが、写真に収めてないところも多いからなぁ。

今回特別開帳されていた観音様は厨子に入った状態で開帳されてるので全体は拝めずちょっと残念でした。
ま、でも貴重な機会なのでありがたくお参り。

重要文化財の船廊下(船底をひっくり返したような天井なんだそうで)と観音堂。上の写真の反対側から撮影。

宝厳寺 船廊下と観音堂
宝厳寺 船廊下と観音堂
これが国宝の都久夫須麻(つくぶすま)神社本殿。なんかもじったような名前ですが、竹生島神社とも言うそうな。国宝ですが、後ろに回ると大丈夫かって感じの状態。
国宝 都久夫須麻神社本殿
国宝 都久夫須麻神社本殿
ここも神仏習合度合いが強いところで、明治の神仏分離で無理矢理分離させられてますが、左に伸びる船廊下で観音堂とくっついてます。

こっちは本堂。弁天様をまつっています。こっちはほんとに60年に1回のご開帳だそうで、次は27年後。

宝厳寺本堂
宝厳寺本堂
ほとんど人が来ない放生会斎庭って所に来てみました。放生会ってのは生きた魚などを放流する宗教行事のことで、斎庭はそれを行う場所ってことだと思います(後日追記)。湖面が後ろに迫ってます。狛犬じゃなくて龍が守ってます。
放生会斎庭
放生会斎庭
石の鳥居に平成己巳年己巳月己巳日と彫られていますが、ちょっと調べたところ平成元年5月9日らしいです。

ってことで、滞在時間が80分で帰りの船が出てしまいます。見所が結構あるので売店で飯食ったりする時間がありませんでした。1本遅らせることも可能なようだけど、次に行くところがあるので出発。

長浜駅の観光案内所にはフェリーの割引券が置いてありました。ま、先に来るのは不可能だからしゃあないな。