没後100年 宮川香山展 @東洋陶磁美術館

今日は展覧会のハシゴをしてきました。まずは東洋陶磁美術館。待望の宮川香山展です。アサヒメイトで団体料金で入場。

東洋陶磁美術館
東洋陶磁美術館
宮川香山は陶工ですが、明治の超絶技巧と呼ばれる人の一人で、焼き物でどうやってこんなの作れるんだって感じのモノを作ってきたので有名です。大半が輸出品として作られたので国内にはあまり残っていなかったのですが、地道に買い戻した人がいまして、その代表的なコレクターの田邊哲人と言う人のコレクションを中心にした展覧会となっています。

代表作は東博所蔵の重要文化財の渡蟹水盤ですが、晩年に作られた田邊哲人コレクションの渡蟹水盤も並べて展示されています。美の巨人たちで採り上げられたのは後者の方。東京での巡回展では東博のは展示されてなかったそうなので、並べて見れるかなり貴重な機会となっています。

私は東博で渡蟹水盤を見て宮川香山の存在を知ったのですが、初めて見たときはびっくりしました。なんじゃこれはと。その時から大好きな人なのでそれ以来初めての大規模展なので期待しまくりでした。

一部数点だけ写真撮影可のエリアがあったので撮りました。

高浮彫桜二群鳩三連壺
高浮彫桜二群鳩三連壺
当然ながら絵もうまくて掛け軸も2点ほど展示されています。

図録買っちゃいました。あ、そうそう、横浜の宮川香山眞葛ミュージアムは別の人のコレクションを展示する美術館なので先日見た展示品は全く展示されていませんでした。見に行っといてよかったな。

ってことで、必見。ちょっとでも興味のある人は見ときましょう。