今日はいろいろ用事があったので有休もらいまして、昼は暇だったんで大阪市のいつもの特別公開へ。今日は寺社そのものの公開ではなくて所蔵品の展覧会です。場所はいつもの辰野ひらのまちギャラリー。
明治の廃仏毀釈(神仏分離)まで存在していた杭全神社の神宮寺の仏像などが杭全神社にはまだ少し残っていて、それらが展示されています。神仏分離で神宮寺が壊された時には仏像が廃棄されたり散逸したりするのが普通ですけど、神社そのものに残っている例はなかなかありません。他には談山神社の如意輪観音とかが有名かな。
ってことで、神仏習合のお寺の仏像は珍しいタイプのが多く、今回展示されている仏像もかなり珍しいタイプのものばかりです。数は多くなくてほとんどが江戸時代のものですけど、なかなか良かったです。