あべの筋 拡幅工事

今回もまたあべの筋(長柄堺線の一部)の拡幅工事の様子を見てきました。と言っても阿倍野交差点の辺りだけですけど。こういう話題をこのブログに書いても誰が見るんだというお話がありますが、今日のこの状態をネット上に記録として残す人がいない可能性が結構ありそうなので。

交差点の銀行跡の解体現場見に行ったら既にほぼ解体が完了していました。実は去年の11月にハルカスに展覧会を見に来たときにも解体が始まってるのを知ってたので確認しに来てました。

近畿大阪銀行跡
近畿大阪銀行跡
(↑この地図リンク、ちょっと北にずれてます。)

上の写真の三角コーンが置かれてるところですけど、地下鉄阿倍野駅の3号出入口の階段がむき出しになってます。手前のコンクリートも階段の構造物なのでこの部分はそのまま残ってると言うことですね。駅は41年前に開業でめちゃめちゃ古くはないですけど、この階段だけ新しくしても仕方ないでしょうからそのままなんでしょうな。

で、銀行だった建物の裏に古い民家とかが3軒ありましたが、それもなくなってました。

近畿大阪銀行跡
近畿大阪銀行跡
裏側の建物が確認できるストリートビューの最新写真は1年ほど前のものですけど、この時はまだ残ってるので今回一緒に解体されたんだと思いますが、こういう建物ってなかなかややこしい事態になってることが多いので3軒ともあっさりなくなっててちょっとびっくり。

同じ敷地内のレンタカー屋は確認してませんでしたが、ストリートビューでつい最近のが見れるので見たところそのまま残ってます。アーケードもそのままです。(GoogleMapに飛ぶと2022/3/26の時点で2022年2月の写真に更新されてます。)

私が確認したのはこのくらいの角度からですが、この辺りの仮囲いはほぼ取り払われて2番目の写真のオレンジの仮柵みたいなのに置き換わってたので簡単に撮影できました。

ってことで解体あっさり完了しちゃったっぽいですけど、跡地どうするんでしょうかね。裏の3軒も立ち退いたのでわりと広いんだけど。地下鉄の出入り口の閉鎖は2025年3月末までですけど、少なくともここまでには再開できるというぼんやりとした意味なんでしょうし。

拡幅工事の事業認可期間はまだ今年の3月までですけど、さすがに間に合わないのでたぶん延長されるんでしょうな。

近くに舞昆の店がありますが、そこでちょっとした取材をしました。

店の人の話では、拡幅はそろそろだと聞いてたけどそれからもう1-2年経つと。アーケードはどうするかをちゃんとは聞いてないらしいけど、取り壊してなくなるんじゃないかと言ってました。アーケードが出来る前から拡幅するのは決まってたので、それをわかっててアーケード作ったんだからってことで大阪市はアーケードに金出す気はないらしいとのこと。前回も書いたけど、地下鉄の出入口の階段の場所も拡幅を想定してた感じですもんね。40年以上前なんだけどね。市は金出す気ないという話ですけど、都市再生整備計画区域には入ってるんだけどねぇ。

話聞くだけではあれなのでレトルトのカレーを買って帰りました。