特別展「聖地 南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝-」 @奈良国立博物館

今日は奈良と京都へ展覧会を見てきました。まずは奈良国立博物館。京都の南端の奈良県境の南山城地区の寺社の展覧会です。フルタイトルは
浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展「聖地 南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝-」
と長い。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
浄瑠璃寺の国宝の九体阿弥陀のうち2体が展示されていて、お寺では見れない後ろ姿や光背全体が見れるようになっています。修理が終わった直後の機会なので展覧会が行われているわけでして、本来はこういう大きな寺の本尊を展覧会で見る機会は本堂の修理の時以外はほとんどありません。普段参拝客があまり来ない小さなお寺の本尊はちょこちょこ見かけますが。

壽寶寺(寿宝寺)の真数千手観音(ほんとに1000本手がある)も展示されていて、見たのは京博での展覧会以来二度目ですが忘れてたので見れて良かったです。

ってことで、南山城地区は交通の便が悪いので色々見て回るのも大変ですので仏像マニアなら必見かと。まぁ浄瑠璃寺は一度は行っとくべきだと思いますが。

博物館敷地内では珍しく鹿の親子がいました。

鹿の親子
鹿の親子
子鹿を触って人の匂いが付くと親はもう育てなくなるって話もあるのでそっと見守ってあげましょう。

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