法隆寺 東院地蔵会

今日は久々に法隆寺に行ってきました。毎年7月24日に東院伽藍内の伝法堂で東院地蔵会ってのが閉門後に行われていて、この時だけ伝法堂が開帳されるのです。実は伝法堂に入るのは初めてではなく平城遷都1300年祭の時の特別開帳の時に見に来てたりするのですけど、久々なので拝んでおきたいなと。

閉門後の法要なので遅めに出発。雨傘を日傘代わりにして法隆寺駅から徒歩で向かいます。途中、法隆寺iセンターという所に寄りまして、2階にある宮大工棟梁「西岡常一の世界」の展示を軽く見学。

法隆寺iセンター
法隆寺iセンター
西岡棟梁が使っていた大工道具などが展示されています。昔に西岡棟梁が語り下ろした本「木に学べ」を持ってますがおもしろいです。

ってことで法隆寺へ。酷暑だからか参拝客めっちゃ少なかったです。インバウンド客もちらほらって感じ。

法隆寺 金堂と五重塔
法隆寺 金堂と五重塔
この写真だとベビーカーが映ってるので人の気配は感じますが人は全く映ってません。

とりあえず一通り見終えてから休憩所で過ごしたりしていたのですが、地蔵会の法要が18時からというのは情報を見つけてたのですけど、伝法堂にいつ入れるのかってのが事前には把握できなかったのでとりあえず西院伽藍のベンチで閉門の17時過ぎまではだらだらと過ごしました。

17時10分頃に閉門しまっせというアナウンスが聞こえたので門から外には出ないとってことで東大門を出て東院伽藍に向かったら既に伝法堂に入れるようになっていました。提灯が並んでますが、今日だけだと思われます。

法隆寺東院四脚門
法隆寺東院四脚門
法隆寺 伝法堂
法隆寺 伝法堂
この写真は一通り見て回ったときに撮った伝法堂の裏側ですが。これも国宝です。

伝法堂には夢殿のある東院伽藍の中に入ってこの写真ではおじさんが座ってる絵殿と舎利殿の間から入ります。

法隆寺 絵殿と舎利殿
法隆寺 絵殿と舎利殿
絵伝と舎利殿で一つの建物ですが、左が絵殿で右が舎利殿です。

伝法堂内の仏像は全て重文で、中央には地蔵菩薩が安置されていまして、奈良時代の阿弥陀三尊が3組も並んでいたりして壮観です。この内2組は脱活乾漆で残りの1組も木心乾漆で国宝でもおかしくないくらいだったりします。

伝法堂の開帳目当ての仏像マニアと思われる参拝客はちょろちょろといましたが、ゆったりと拝めました。法要も見学させてもらえたのかはわかってませんが、体力の問題もあるので拝んだ後は法要を待たずに帰途につきました。

ってことで、法要を待つのも覚悟してたんだけど、予想より早めに拝めて良かったです。

法隆寺駅近くまで戻ってくると、ツバメが飛んでたのですが、巣がいっぱいあるのね。

ツバメの巣
ツバメの巣
雛のいる巣はあまりなくてほとんどが空き巣状態でしたけど。

帰りは木が線路に倒れかかりそうになってたのを除去するとかで大和路線が遅れたりして時間掛かっちゃいましたが、いつも月曜に買ってる弁当はいつもの時間に買えました。

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