わくわく関空見学プラン 「制限区域内コース」

このエントリも長くて写真も多いです。

今日は関空へ。関空内の保安区域(一般人が入れない機内食工場とかの周辺)をバスで案内してもらえるツアーは以前からやってますが(今はやってないかも)、セキュリティがめっちゃキツい制限区域内をバスで巡れるツアーが始まったというか、まだこの夏の3日だけの単発企画のようで今後はどうなるか不明ですが、申し込めたので行ってきました。

このツアー、13時に関空の展望ホール集合なんやけど、展望ホールへは無料バスが出てるんやけど、出発が毎時0分と30分なので12時半のに乗らないと間に合わないので昼飯を食う時間が中途半端になっちゃうのよね。13時から身分証明書の確認とかで20分くらいは掛かってたので13時のバスに乗っても受け付けてもらえたのかもしれんけど。

ってことで、12時30分のバスに乗って展望ホール着。13時までちょっと時間があったのと、久々に展望ホールに来たのでざっくり一通り巡りました。関空まで来れば後は無料だからかわりと賑わってました。

スカイミュージアム
スカイミュージアム
関空や旅客機などを紹介した子供向けのミュージアムです。無料。これだけでも子連れにはありがたい存在なんでしょうな。
関空展望ホールからの関空第1ターミナル方向
関空展望ホールからの関空第1ターミナル方向
今は着陸機がB滑走路、離陸機がA滑走路を使ってますが、発着容量増やすってことで1期島のA滑走路が着陸用になる予定なのでそうなったらまた昔みたいに展望ホールの目の前を着陸機が降りていく姿が見れるようになりそうです。まぁ風向きの関係で北側からの着陸の時だけだけど。

ってことで、13時前には係員さんがいてまして、参加者の名前の確認だけしていました。

で、13時過ぎに身分証明の確認(制限区域はセキュリティーがキツいので必須だそうな)と爆発物チェックを行ってからバスに乗り込みます。爆発物チェックはカバンを開けたりX線通したりするのではなく、検査用の紙をカバンや体に軽くなすりつけてからその紙を検査機で確認するということをしていました。こういうの初めてなので新鮮。このツアー、7800円もするんですが、これ含めてセキュリティー関係のコストが結構掛かってるんだろうか。

チェック時にこの制限区域内コースツアー専用のクリアファイルがもらえました。

バスの座席は検査の順番とは無関係で指定されてました。私はなんと最前列の窓側。早めに申し込んだからだろうか。

予定は13時30分からですが、13時20分頃に出発。

今回のGPSの軌跡を載せときます。「トラック再生」をクリックするとどう移動したか再現できます。位置情報を5秒ごとに取得していたのでデフォルトの5ポイント/秒だと25倍速。誘導路の下通ったりして位置情報が途切れたところではちょっと早く動いちゃいますが。航空写真に切り替えて拡大して遅めに再生するとわりと感じが掴めるかなと思います。ちなみにキツい方のセキュリティゲートは格納庫の横にあります。なのでそこから先が今回の制限区域内コースで新たに行けるようになった場所ってことになります。

カメラを向けるのもダメだったのはセキュリティチェックの所だけでした。他に撮らないでねと言われたのは貨物の上屋の内部と働いてる人の顔が写るような写真。なのでわりと撮り放題でした。でもバスから外には出れないので色がちょっと青っぽいです。調整すればいいんだけどね。

保安区域のセキュリティチェックは高速の料金所みたいな感じでしたが、制限区域のセキュリティチェックはかなり厳しくて路面にバリケードが飛び出るようになっていて簡単には突破できないようになってました。

ってことで撮った写真を順番にちょこちょこ載せてみます。ツアー中バスからは出れないので窓のガラス越しなので写真の色は適当に調整してありますので本来の色とは違うかも知れません。

機内食工場と機内食を運ぶ車
機内食工場と機内食を運ぶ車

貨物上屋
貨物上屋
この格納庫の写真からセキュリティーがキツい制限区域内です。
旅客機格納庫内部
旅客機格納庫内部

連絡誘導路の下を通る道路
連絡誘導路の下を通る道路
この消防署の写真はそのままだと消防車が暗すぎたのでがっつりいじってます。
消防所
消防所
貨物と離陸機
貨物と離陸機
この写真は1期島の南端ですが、南端はずっと護岸が二重になっていて一部に水が溜まってます。台風の時の雨ですかね。
1期島の南端
1期島の南端
離着陸機がいるときは真下に行かないように待たされます。
滑走路の延長線上の手前
滑走路の延長線上の手前
こういう標識もこんなツアーでないと見れません。
制限区域の注意案内
制限区域の注意案内
これはたぶん進入灯。
進入灯?
進入灯?
往復とも滑走路の真ん中辺りで止まってくれるのでしばらく離陸機が眺められます。滑走路から150mくらいの距離なのでまぁまぁの迫力ですが、大半が小型機と言うかA320がほとんどでした。
離陸機
離陸機
護岸は高潮対策の追加で継ぎ足した部分と色が違います。この感じだと2回継ぎ足されてるんでしょうね。
関空1期島護岸
関空1期島護岸
航空燃料を運んでくるタンカーがここに繋がります。雲の形がいい感じ。
オイルタンカーバース
オイルタンカーバース
オイルタンカーバースの根元部分の燃料のパイプライン。基本的にバスは移動しているのでこういうのを撮るのは結構難しい。
パイプライン
パイプライン
高潮対策で追加された消波ブロック(テトラポッド)
消波ブロック
消波ブロック
セキュリティゲートに戻って燃料タンクの並んでるところへ。この辺りは今までのツアーでも見れたようです。たぶん最初の機内食工場の辺りとかも。
航空燃料タンク
航空燃料タンク
ってことで、15時5分頃に戻ってきたので105分くらいでした。出発が早いと滑走路の真ん中辺りで止まってくれて離陸機を眺める時間が増えるように調整してくれるんだと思います。ガイドさんはflightradarのアプリを使ってたようで離陸機の機材名とか会社名とかを毎回教えてくれてました。

今回、子供連れが結構多かったですが、小さな子供にはちょっとマニアックすぎるかなとも思いましたが、楽しめたんだろうか。3~4歳の子でA320とか機種名ちゃんとわかってた子がいて立派なオタクになりそうだなと思ったりして。

最後にアンケートを書いて終了。書かなくてもいいけど。ショボいシールくれます。

展望ホールに戻ってきたのでバスが出るまでちょっとうろうろしてからターミナルに戻りまして、様子を覗いてみましたが、もう完全に通常モードですな。

関空第1ターミナル4階
関空第1ターミナル4階

ってことで、7800円はちょっと高いかなと思ったけど滅多にできないんだったらしゃあないかなと思ったのと、昼飯食ってからにしたいので時間はもうちょっと遅い方がいいかなと思ったのと、夜にも見てみたいなと思ったのでした。貴重な機会だと思うのでそれなりに満足です。

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