没後50年 福田平八郎 @大阪中之島美術館

次は4階の方でやっている福田平八郎の展覧会。重要文化財の漣(さざなみ)って作品で有名な人です。明治以降の絵画作品で重要文化財ってのは50件前後でかなり少ないですので重要な存在であることは確かですね。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
大分出身の人だそうで、大分県立美術館の所蔵品が多いです。

展示総数はかなり多く、前後期で結構入れ替わりますが、今日は100点以上は展示されてたかと。撮影可の作品はいくつかありまして、まとめて撮影可の場所が確保されてはいなくて見ているとたまに撮影可の作品があるって感じ。重要文化財の漣は撮影可でした。

漣
下地がプラチナ箔らしいのですが、光沢があまり感じられなかったのが意外。

福田平八郎はこの漣は知ってたのですが、他は全く知らなくて今回初めてまとめて見ましたが、なかなかおもしろかったです。かなり個性的ですが、高額で取引されそうな作品じゃないなとは思ったりして。

写生帳がかなり多く展示されていましたが、写生レベルを超えててめっちゃ丁寧に描かれてるのが多かったです。

めちゃめちゃ情報量が多い絵はないのでわりとサクサク見まして点数多い割りには滞在時間は50分くらいだったかな。

ってことで、お奨めってほどではないかなぁ。まぁ個人的な興味の問題ですけど。メンバーシップ会員じゃなかったら見てなかったと思うし。

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