當麻寺 練供養会式 2024

奈良博から引き続き當麻寺(たいまでら 当麻寺)にやってきました。奈良市からはあまり近くないんだけど、奈良博行くのに片道分で済むんで。

今日は年に1回の練供養会式の日です。當麻寺ゆかりの中将姫の命日の4月14日に毎年行われています。と言っても4月14日になったのは2019年からですが。

16時からと言うことで長時間待つのもしんどいので15時過ぎに着く予定で当麻寺駅に着いたのですが、中将餅でも買って食おうかなと思ってたらなんと売り切れ。食べたかったなぁ。この時期1ヶ月だけ販売される姫餅も当然売り切れ。ってことで寺近くの店で「けはや餅」を1個買いましていただきました。これも草餅ですが、中将餅や姫餅と違ってあんこが中に入っている普通の大福タイプなので食べ歩きでも問題ありません。あんこは粒あんでした。

ってことで当麻寺に着きまして、すでに練供養の体勢になっていたので金堂と講堂にはお参りできず、本堂はなんとか間に合ってお参りできました。ちなみに本堂と金堂は別です。当麻寺はこれだけでなくかなり変わったお寺で、浄土宗と真言宗の二つの宗派のお寺でもあります。

練供養は2020年から2022年まではコロナ禍で完全な状態では行われてなかったようですが、去年はちゃんと行われてたのかな。今日は日曜と言うこともあり、国の重要無形文化財に登録されたばっかりと言うこともあって大盛況でしたが、つめつめ状態にはならずにゆったり見れました。

ってことで開始。最初は本堂から出て行って戻ってくるのですが、出て行くときは逆光だったのでこれは戻ってくるときの写真。

當麻寺 練供養会式
當麻寺 練供養会式
25菩薩の内の2人だけが大きな動作をしてまして、それ以外は歩いているだけでした。かぶり物をしている状態で大きく動くので落ちないように結構訓練されてるんだと思います。

ってことで、1往復だけなんだけど、1時間10分ほど掛かりました。インスタの方にも写真と動画貼ってますが、こっちにも短い動画貼っときます。10MB強あります。

手前の菩薩が持っているのは中将姫像だそうな。

最終盤で喜多郎のシルクロードが大音量で掛かったのですが、重要無形文化財なんだからずっと雅楽で通せば良いのにと思いました。

ちなみに大阪の大念佛寺の「万部おねり」もかなり似たスタイルの練供養でして、大きな動作はないですけど菩薩が1体ずつやってくるので個人的には万部おねりの方が見応えあるかな。ちなみに大念佛寺は本堂改修中なので万部おねりは今年はありません。

帰りは多少節約するために道明寺で道明寺線に乗り換えました。初めて道明寺線使いました。JRの柏原駅で乗り換えるんだけど、同じ島の向かいのホームに乗り換えるだけなので改札がないのでICカードのタッチ機が置いてあります。

コメントする

This site is protected by Akismet