連続する共鳴 真鍋大度新作個展 @VS.

今日は展覧会のハシゴです。まずはうめきたの北地区に新しくできたVS. と言う安藤忠雄が設計監修した文化施設に行ってみました。基本的には展覧会とかに使える空間が4つあるだけなので、美術館じゃなくて文化施設ってことになっています。ま、国立新美術館とかも展示空間だけなんだけども。大きな展覧会の会場になることが多い東京都美術館もほんのちょっとしか所蔵品がありませんが、東京都自体はいろいろ持ってます。

うめきた公園の一部と言うことを意識して、地下に展示室があります。

VS.
VS.
天井高15mの大空間になってる展示室の建物は地上に出ていますが(写真左)、ツタで覆われることになるっぽくて既に結構ツタが伸びています。入口のガラス張りの建物の1階はカフェとなっていますが、1杯1万円超えのコーヒーを売ってたりします。

で、今回は開館記念展覧会で、「VS. OPENING EXHIBITION 連続する共鳴 真鍋大度新作個展」と言うタイトル。

連続する共鳴 真鍋大度新作個展
連続する共鳴 真鍋大度新作個展
無料ですけど時間予約制となっています。予約してなくても空いてればその場で予約すればOKって感じでした。

作品は4つの部屋ごとにありまして、鑑賞者の動きをキャプチャーして作品に反映させる作品になっていたりします。説明はこのリンク先見た方がわかりやすいかな。

一つ目の部屋はこんな感じ。私が映ってます。

連続する共鳴 真鍋大度新作個展
連続する共鳴 真鍋大度新作個展
二つ目はこの赤い縦線になってるのが私の位置を反映したもので、動くと追随します。
連続する共鳴 真鍋大度新作個展
連続する共鳴 真鍋大度新作個展
部屋の中央付近に立つと壁の位置より更に奥行きがあるように計算されて投影されています。天井を見るとどこが壁になっているのかがわかると思いますが、床の方を見るともっと奥に床があるように見えてると思います。

ということで、猛暑の平日ってことで客が少なかったですが、客が多い方が作品に反映されておもしろいかも知れません。

3つめは割愛しまして、最後の部屋は大空間を利用した映像となっています。どれくらいのパターンがあるのかがわかってませんが、ずっと見てると時間が経っちゃうので適当なところで切り上げて出ました。トータル30分くらいいたかな。ずっと居れると思いますけど、特に二つ目の部屋は大音量なのであまり長居しない方がいいかも。耳栓持ち歩いている私はずっと使ってました。

最近のテクノロジーの発展は凄いなと思うばかりですが(私はこういうのに使うプロジェクターを開発してたこともあるんで作ってた方の人なのですが、私の頃とは明るさの性能が全然違いますな)、こういう感じの芸術にめちゃめちゃ興味があるわけでもないので有料だったら見てないと思います。

とにかく無料なのでお奨めです。10月14日まで。もう1回くらい見に行こうかな。

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