技を極める—ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸 @京都国立近代美術館

アメフト前に見ようと思っていた展覧会ですが、試合後何とか間に合いそうだったのでタクに乗ってやってきました。

京都国立近代美術館です。京都市美術館の向かいにあります。平安神宮のでかい鳥居のところね。

京都国立近代美術館
京都国立近代美術館
ヴァン クリーフ&アーペルはフランスの高級宝飾品メーカーで、その展覧会です。で、私の目当てはそっちじゃありませんで、京都国立近代美術館所蔵の明治期の工芸品も展示されています。三年坂美術館の所蔵品を見る機会は結構ありますが、京都国立近代美術館の所蔵品はほとんど見たことなかったので。

閉館1時間ほど前に着いたのですが、この時点でもかなり盛況でした。普通の美術展を見る人とは客層が違うんでしょうな。

工芸品は正阿弥勝義、並河靖之、安藤緑山など有名所の作品も多くてとても良かったです。ハイジュエリーも一応さらっとは見ました。

で、常設展というか、コレクション展も見てきました。デュシャンの「泉」が展示されていました。写真の右下が「泉」です。泉が作られてから100年の記念と言うことだそうです。ただの既製品の小便器なのですが、美術史上の重要な作品です。モネやルノワールがまだ生きていた頃に展覧会に便器を展示しようとして拒否されたと。

京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー
京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー
「泉」のオリジナルは現存しませんで、展示されていたのはいくつか作られたオフィシャルのレプリカの一つで京都国立近代美術館の所蔵です。ちなみにこの展示は今日まででした。特別展は8/6までです。

とうことで、予定は狂いましたが何とかリカバリーできてよかったです。