非公開文化財「大通寺木造阿弥陀如来立像」の特別公開

今日はまた大阪市の寺社の特別公開に行ってきました。今日は天王寺区の城南寺町にある大通寺と言うお寺です。

近所なので徒歩で。チャリに乗っていこうかと思ったんだけど行きはずっと上り坂なので乗りませんでした。

大通寺
大通寺
今回の特別公開は平安末期から鎌倉初期に作られた重文の阿弥陀如来立像1体だけです。戦災で焼けた寺なので本尊だけ持ち出せたらしい。本尊は内部がくり抜かれていてかなり軽いから持ち出せたとのこと。

修理で解体したら裏紙として再利用された紙がびっしり詰まっていたそうで、裏紙の文面などから年代が推定できたりしてかなり貴重と言うことで重文に指定されたそうです。

毎度おなじみの学芸員の人の解説が結構ためになりましたです。上町台地は夕日がよく見える場所だったので浄土宗の寺がやたら多いんだとか。

今年は寺町の寺の公開が多くなると言うことで近所の寺の公開が増えそうでちょっと嬉しい。近いと楽だしね。