ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 @国立新美術館

次は地下鉄を乗り継ぎ国立新美術館へ。これまたクリムト関連の展覧会です。クリムトがメインとことではなくウイーンミュージアムの所蔵品の展覧会です。こっちはクリムト没後100年記念ではなく日本・オーストリア外交樹立150周年記念だそうな。

ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツが大規模な改装工事で閉館中と言うことでかなりごっそり持ってきています。現地には仮の移転先があるんですけどね。

ここはだいぶ客が少なかったです。

国立新美術館
国立新美術館
ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツはウィーンの歴史なども展示している博物館的な側面も強い美術館ですが、クリムトなどの絵画作品も多く展示されていまして、6年ほど前に私も行きました。写真撮り放題だったので気になった作品は撮ってありましたが、見返してみたら今回展示されてた内の結構多くを見てたのでした。

6年前に撮った写真がこれ。この時この部屋に客は私しかいませんでした。監視員もいなかったはず。

2013年のウィーンミュージアムの展示室の様子
2013年のウィーンミュージアムの展示室の様子
写ってる左の3枚がクリムトの作品ですが、今回全部来日して展示されています。

そのうち1枚、これだけ撮影可でした。わりと気づきにくいように掲示されてたので客が少なめだったので撮影可と言うのに気づかない人も多かったようで、私が撮って初めて撮影可だと気づいた人もいたようで。

エミーリエ・フレーゲの肖像
エミーリエ・フレーゲの肖像
6年前に見てた作品は多かったんですけど、見てない作品も当然多くて私好みの絵がかなりいっぱいありましたので図録買いました。重かった。

6年前にも見てますが、クリムトの「旧ブルク劇場の観客席」を改めてじっくり見てみると、人物の写真をコラージュで貼り付けたのかと思うほどリアルで細かいのがおもしろかったです。大阪では展示されないようですけど。

ってことでこっちは個人的に超お奨め。所蔵作品で有名なもののほとんどが展示されていると言っていいくらいです。

大阪に8月末からも巡回しますが、展示数は結構減っちゃうらしい。なのでこっちに来たんですけどね。こっちの展示数はかなり多いです。展示リストが4-3-2-6みたいな記述なので数えるのがめんどくさくて数えてませんけど。で、図録買ったので見てみたんだけど、展示が減るだけじゃなくてだいぶ入れ替わりまして大阪でしか展示されないのが結構多い。大阪の方も見に行こうかな。

では次。