今日の記事はまとめて書いちゃったので長いです。
今回富山に来たのは立山黒部アルペンルートのためです。実は高校生の時に一度来たことがあります。私が通っていた高校は高3は受験ってことで高2の夏に研修旅行と称して修学旅行の代わりの旅行がありました。なので42年ぶり。
研修旅行は5コース用意されて好きなのを選ぶことができたのですが、私は信州コースを選びまして、行程の最初の2日が立山黒部アルペンルートで、初日に室堂に泊まったのです。泊まった夜に見た星空が高所で空気が薄いのでめちゃめちゃ凄くていつかまた行きたいと思ってましたが、今回は室堂に泊まるのは諦めてます。星空期待するんだったら何度も来ないとダメかな。
今日は早朝に出発してそのまま大阪に戻ろうかと思ったりもしましたが、どこでどれくらい時間使うか読めなかったこともあって慌てて行動するのもアレなので松本に泊まることにしたので立山駅10時発のWeb切符を予約購入しときました。扇沢駅から信濃大町駅までのバスの切符もオプションで購入。ちなみに時間の予約が必要なのは最初だけで、美女平駅と室堂との間のバス停で降りなければ当日の交通機関の予約は全く不要でした。例えば弥陀ヶ原とかで一旦降りる場合は室堂までのバスの予約が必要だそうな。
立山駅10時発であれば電鉄富山駅8時40分発で間に合うんだけど、特急料金が掛かるのでケチりまして8時10分発のにしました。で、速く目が覚めちゃったので早めにホテルを出発。昨日サイゼリヤだったので朝飯は駅ビルの立ち食い蕎麦屋で茗荷とろろそばと鱒寿司食いました。
- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 42′ 3.4092″ N 137° 12′ 48.168″ E

- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 59.0736″ N 137° 26′ 42.36″ E
10時発で予約してたので2本スルーすることになりましたんで、これならもうちょっと早めのを予約しときゃ良かったかなと思いました。
ここからずっと改札はチケットを見せて係員がQRコードを読ませるだけのシンプルなシステム。QRコードはどんどん普及してますな。
立山駅では中国人の団体さんがいたのですけど、ここからと最後の黒部ダム-扇沢駅のバスが一緒でした。似たような行動パターンだったのかな。アルペンルートの係員の団体さんに対する対応も慣れた感じだったのでお得意さんっぽかったです。
- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 59.268″ N 137° 26′ 46.464″ E
バスは途中で降りなかったので室堂着。11時10分過ぎでほぼ予定通り。ここで1時間ほど過ごしました。山の上に雲が掛かってたりして景色がちょっといまいちだったのでこんなもんかな。
- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 45.426″ N 137° 35′ 47.544″ E

- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 54.5988″ N 137° 35′ 47.976″ E
高校の時のかすかな記憶をたどると今の雷鳥荘に泊まったのかな。ここまで行くのに地獄谷を通って行った記憶があります。硫黄の固まりのようなドームから火山ガスがゴーッと音を立てて吹き出ている所の結構近くを通って、なんかヤバそうな所通ってるけど大丈夫かと思ったのははっきり憶えてます。今の基準だとあの時も通れなかったのかもと思います。
今回は地獄谷が眺められるエンマ台まで行きまして(そこまで行かなくてもそれなりに見れますんで時間が無ければ途中で引き返すのも全然ありです。上の写真はもうちょっと手前からの写真)、これ以上行っても大して景色は変わらんかなと思ったので引き返しました。
高校の時の話に戻りますが、泊まった翌朝の午前中に自由時間があったので剱御前に登頂しました。でかいリュックを担いだ登山客をTシャツだけの軽装でホイホイ追い抜く高校生たち。同行した連中と頂上で写真撮ったのは残ってるはずなんだけど実家のどこかに眠ってるはず。2776mで富士山よりちょうど1000m低いのねと思ったのは憶えてます。この時は何グループかに分かれて行動してたんだけど、剱御前に登頂できたのは私がいたグループだけだったりして。
で、室堂周辺の標高は大体2400mくらいあるのですが、高校生の時も登山の時は息が切れやすいなと思った記憶はあるんだけど、心臓が悪い私はちょっとだけ気になってましたが全く問題は無かったです。エンマ台までかなりの上り下りがあるので普通に息は切れましたが、いつもと変わらない感じでした。
室堂では気温が15度くらいなのでかさばらないウインドブレーカーを持ってきてましたので一応着ましたけど、上り下りで体力使うので汗ばんできたので長時間は着ませんでした。これくらいなら持ってこなくても良かったかな。
ということで、12時15分発のトロリーバスで室堂を離れることにしました。今日は松本にたどり着ければいいだけだったので結局もうちょっといて温泉に入っても良かったかな。
トロリーバスは今年で終わりだそうで、バッテリーのEVバスに替わるそうです。トロリーバスは法律上も鉄道だそうですが、EVバスになっちゃったらインスタに上げたこれも今年で最後になるのかな。
ってことで、サクッと大観峰駅着。12時24分頃。
- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 10.983863933711″ N 137° 37′ 53.763960009754″ E

- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 11.2584″ N 137° 37′ 54.264″ E
12時46分黒部平着。黒部平には小さな公園があったり展望フロアがあったりしましたが、長居はせず13時のケーブルカーに乗りました。これも同じインスタに載せてます。
13時5分黒部湖(黒部ダム)着。ここから2時間半ほど黒部ダムに滞在。高校の時は堰堤を歩いたのとか観光放水を見たのは憶えてますが、上の展望台から眺めたりはしてなかったんじゃないかな。と言うことで今回は一通り巡ることにしました。吊り橋のある方には行きませんでしたけど。
日差しが真上からだったので虹は真上から眺めると見れました。
- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 0.5052″ N 137° 39′ 49.32″ E
壁の通路に出入りするための穴からちょうど作業員さんが出てきてました。
- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 33′ 59.436″ N 137° 39′ 51.552″ E
高さにびびりながら新展望広場に行きまして、この特設会場の動画は一応一通り見ました。
- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 3.4428″ N 137° 39′ 50.688″ E

- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 33′ 59.5152″ N 137° 39′ 51.948″ E
展望台は外側の通路からでも行けるんだけど、怖いのでトンネルをちょっと奥に入った黒部ダム駅からの地下階段を使って登りました。外は暑いんだけどトンネルから凄く涼しい風が吹き出していて、中はめっちゃ涼しい。
ってことで展望台から見た写真を。展望台だからだとダム湖を入れた写真が撮れますが、それだけっちゃそれだけ。
- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 34′ 3.1008″ N 137° 39′ 54.144″ E

ちなみにトンネル工事の難所だった破砕帯の水が飲める場所がありましたんで(2箇所確認)、ペットボトルに入れました。金が掛からなくてありがたい。ちなみにトイレの水とかも全部破砕帯の水なんだそうな。
ってことで一通り巡れました。満足です。
一応動画載せときます。
時間は余裕あるのですが、戻ることはできないんで15時35分の電気バスに乗って扇沢へ。

- Google Mapで写真の場所へ→ 36° 33′ 33.1488″ N 137° 43′ 14.916″ E
ってことで、扇沢駅から更にバスでJR信濃大町駅へ。ここはJRとの連絡が良くなくて16時35分頃に着いたんだけど、16時34分に出たばっかりでして17時16分発ので松本に向かいました。土日だと黒部ダムを出るのを30分遅くして16時5分に出ても同じ列車に乗れたんだけど、平日だと扇沢からのバスがありません。
今日はJRに乗るのはこの区間だけだったので青春18は使わず。18時過ぎに松本に着いちゃったのでした。黒部ダムを出るのを1時間遅くしても19時には松本に着けたんで室堂滞在とかもうちょっと長くしたら良かったかなと思ったのでした。
と言うことで立山黒部アルペンルート完走。42年ぶりでしたが満足です。
松本での晩飯はあまり金を掛けたくなかったんだけど、とりあえず地元の定食食える店を選びましたがサイゼリアの隣だった。食ったのも特に地元っぽいメニューじゃなかったけどまぁよしと。
ホテルは「ホテルM マツモト」ってとこで、カプセルです。個室もあるようですが。高い宿しかなかったらなんとしてでもその日中に大阪に戻ってたかな。13時5分に黒部ダムを出れば青春18で大阪に帰れたんだけど、それだと富山を朝6時10分に出る電車に乗るくらいのことをしないと楽しめそうになかったんでそこまで早起きする根性もなかったんで松本で泊まることにしたわけですが。
ってことで、新幹線とか使うんであれば富山1泊でも大阪から私と同じルートでの往復は全く問題無いってことですな。私と同じ17時16分信濃大町駅発だと大阪に戻ってくるのは夜遅くになっちゃうけど。松本に泊まって逆方向でも大して変わらない滞在時間で行動できると思います。松本出発はちょっと早くする必要があるかもですが。
室堂で満天の星空を見るのはできるだけ近いうちにチャレンジしたい。