転害会 東大寺 秘仏特別開扉 & 東大寺ミュージアム

今日は東大寺へ行ってきました。毎年10月5日に手向山八幡宮で行われている転害会(てがいえ)という祭事がありまして、東大寺の勧進所で秘仏の開扉が行われています。今日開扉される秘仏は毎年今日だけです。転害会の日に来るのは3度目ですが、13年ぶり。

まずは勧進所へ。

勧進所
勧進所
勧進所には建物がいくつかあって

阿弥陀堂に五刧思惟阿弥陀如来坐像(重文 通称アフロ阿弥陀)。
八幡殿に僧形八幡神坐像(国宝 快慶作)
公慶堂に公慶上人像(重文)

がそれぞれ安置されてて開帳されてます。

デジカメの設定いじってたらちょとどいてと言われ振り向くとたぶん神社の人だと思うんだけど、お坊さんも一緒にぞろぞろと八幡殿の方に向かっていきました。このインスタの最後の写真がその後に撮ったものです。僧形八幡神坐像は名前からわかるように元々手向山八幡宮のご神体なので神事でも行われてたのでしょうか。公慶堂に行ってから八幡殿に行ったらもういませんでした。

僧形八幡神坐像は快慶作なので鎌倉時代のものですが、年に1日しか開帳されてないので保存状態がめちゃめちゃ良くて彩色が完璧に近い状態で残っています。私は展覧会とかでも見てるんで結構見てますけど。

15年前にも来ててこのサイトにも日記が残ってますが、あの時は無料だったのね。いつから有料になったんだろうか。ちなみに今日は600円。

ってことで勧進所を後にしまして、指図堂(さしずどう)へ。

指図堂
指図堂
今年改修が完了したばかりです。ここは自由に入れます。法然上人御影(仏画)が本尊。

庭も見ていってくださいと言われたのでくっついている新しい建物からしばし庭眺めたりしました。中には写経場もあります。

で、転害会とは関係ないですが、良弁僧正1250年御遠忌記念ってことで、毎年12月16日だけしか開扉されない国宝の執金剛神立像が10月1日~16日の間開帳されてるので拝んできました。執金剛神立像は1300年近く前の塑造なので展覧会などで持ち出すことは多分ないと思うのでここでしか見れないと思います。

法華堂(三月堂)
法華堂(三月堂)
執金剛神立像は法華堂の内陣の裏側に安置されているので法華堂の内陣横を通るようになっているんで法華堂の諸像も普段見れない角度から拝めます。ここは普段は600円ですが、特別開扉期間中は1000円。執金剛神立像の当時の彩色まで復元された像も置かれてます。法華堂は戦火などで被災してない奈良時代の建物なので(上の写真に写ってる礼堂部分は鎌倉時代に増築されたものですが)中の諸像も天平仏で全部国宝ですんで一度は見ないといけませんが、大仏殿だけ見て帰る人ばっかりですな。

三月堂の近くに手向山八幡宮があるので覗いてみたらちょうど神事が終了してしまってました。神職が集まって話してるところだけ写真に撮りました。神事に使われいてる御神輿の写真を載っけときます。

手向山八幡宮
手向山八幡宮
最後に東大寺ミュージアムに入りまして、特別展示「良弁僧正と東大寺」を見ときました。
東大寺ミュージアム
東大寺ミュージアム
普段展示されてない仏像でちょっと見ときたいのがあったんで見たんだけど、わざわざ見なくても良かったかなって感じ。

ってことで、大仏殿はスルー。改修完了して1日から四天王がお戻りになった戒壇堂もスルー。全部見てたら3000円超えちゃうしねぇ。

しかし、観光客はほぼコロナ禍前に戻ってて、鹿も鹿せんべい食いまくっているからか歩道が糞だらけで。ちなみに奈良公園は糞虫の聖地だそうで鹿の糞を一晩で掃除してくれたりするそうなんだけど、舗装された歩道の糞も片付けてくれてるんだろうか。

帰りに若者の集団が大仏殿から遠ざかる方に向かって登大路を歩いていて、鹿せんべい買ってから大仏殿へ行くとかなんとか言ってたんで鹿せんべいは店で売ってるでとアドバイス。既に4時を回っていたので道路脇で売ってる人たちはみんな撤収しちゃってるんで若者たちはどこで買えるかわからなくなっちゃってたんですな。スマホで調べりゃわりとすぐにわかると思うんだけどねぇ。

高野山

今日は高野山に行ってきました。霊宝館で国宝の諸尊仏龕が展示されているってことで。8年前にも諸尊仏龕は見てるんだけど、全然憶えてない。

今回は昨日地下鉄鶴橋駅で高野山1dayチケット大阪メトロ版を買っておきました。日帰り用です。ちなみに南海だけのやつは2日有効なので日帰りで使うにはちょっともったいない。南海が10月1日から値上げするのは後で知りましたが、 高野山1dayチケットだと11月30日までは値上げしないようで南海だけのやつは値上げするようです。これは鉄道会社向けの高野山1dayチケットだと専用チケット(定期券サイズで自動改札を通せる)が既に存在してるので切り替えるコストがバカにならんのでしょうな。

今日は早起きはしませんでしたが、8年前よりは早く家を出まして、9時なんば発の快速急行で極楽橋まで行き、ケーブルカー、バスを乗り継いで高野山へ。今回は行ったことのあるところをいくつか避けまして、11時過ぎに壇上伽藍着。大門はパス。

根本大塔
根本大塔
根本大塔には入りました。中の立体曼荼羅は圧巻なので。金堂は外からお参りだけにしときました。

高野山に来るのはたぶん4回目で、1回目は小学校の林間学校だったので全く憶えてませんので実質3回目ですが、過去2回は休日に来てたのでかなりの人出でしたが、9月は1年の中でも観光客が少ない時期の上に今日は平日なのでかなり人が少なかったです。全てゆったり廻れました。

六角経蔵も頑張って一人で回しました。

六角経蔵
六角経蔵
体重の軽い人だと一人で回すのは無理かもしれないと思うくらい重いです。

空海の伝説の木として知られる三鈷の松の松葉は見つかりました。普通の松葉は2本がくっついているのですが、3本が一つになっている珍しい松葉です。

三鈷の松の松葉
三鈷の松の松葉
財布に入れると金運が上がると言われているようですが、頑張って探してるお婆さんがいたのであげました。その後もう一つ見つけましたが持ち帰らず。地面に落ちているのはもっと茶色かったので落ちたばっかりなんだと思います。

国宝の不動堂。

不動堂
不動堂
外から眺めるだけです。

ってことで壇上伽藍は以上。

次に主目的の霊宝館へ。写真の左右も展示用の建物です。

高野山霊宝館
高野山霊宝館
こんな感じで人少ないです。霊宝館の中もトータル10人もいなかったのでは。

「宗祖弘法大師御誕生1250年大法会記念展『お大師さまから・お大師さまへ』」と言うタイトルの展覧会をやってます。客がほとんどいないので諸尊仏龕はじっくり眺められました。快慶作の仏像だけのコーナーって前に来たときもあったっけ?全然思い出せません。運慶の八大童子はたまにしか展示してないので今回も展示してませんでしたが、常時展示してもいいと思うんだけどなぁ。

次は金剛峯寺へ。経費節減でお堂の中には入らず外からお参りだけしときました。

次はぼちぼち歩いて金剛三昧院へ。ここは初めてです。高野山に2件しかない国宝建造物の一つの多宝塔があります。

金剛三昧院 多宝塔
金剛三昧院 多宝塔
ここの入口には銅鑼があるんですけど、団体客の案内の人がお寺の人にお願いして叩く許可もらったと言ってて団体客が叩いてたんで私もついでにちょっと叩かせてもらいました。

これでほぼ目的は達成。前回前々回と合わせて主要な場所はほぼ廻れたと思います。

奥の院はスルーしないでおこうってことで、バスで奥の院へ。私は浄土真宗本願寺派なので親鸞聖人のお墓はお参りしときました。

親鸞聖人 墓所
親鸞聖人 墓所
最後に奥の院。ここから先は撮影禁止。
御廟橋
御廟橋
ってことで、十分満足したので大阪に戻ります。

高野山駅の売店で串柿という名前の饅頭買って食いました。

ガウディとサグラダ・ファミリア展 @東京国立近代美術館

今回東京に滞在したかったメインの理由がこの展覧会です。これも関西に巡回するんだけど佐川美術館でめっちゃ不便な場所なのとあっちだと狭そうだなってことで。

サグラダファミリアには2回行っていて、地下にある資料展示も2回とも見ているのでわざわざ見なくても良いかなとちょっと思ってたんだけど、ニコ生とか見てたらやっぱり見に行きたくなっちゃってました。

18時からの時間指定にしてたのですが、ほぼぴったりに現地着。これは見終えてから撮った写真だけど。

東京国立近代美術館
東京国立近代美術館
展覧会は題名見ればわかるとおりサグラダファミリアの展覧会です。

メインの章の第3章だけ全面的に撮影可でした。こんな感じで大盛況。

展示室内部
展示室内部
ここの特別展示室ってこんなに狭かったっけって感じ想像以上に見にくかったです。混んでなかったら問題ないんでしょうけど。

そんなにじっくり見てたわけではありませんが、写真撮りまくったりしていたこともあり70分ほど掛かりました。で、その後は常設展も30分ほどでさらっと見ました。

ってことで、サグラダファミリアは頑張ってでも見に行く価値のある場所なので展覧会だけで満足してたらダメですな。私も栄光の正面(昔は正面じゃなくて門と言ってたと思うんだけど)ができて建物としてのほぼ完成状態になったたらバルセロナに行きたいと思っています。

で、今日はここから地下鉄で新宿に行き、小田急で小田原へ。ラッシュの時間帯なのですがちょっと並んだのでなんとか座れました。

ホテルには22時頃に着いたのですが、着いてから近所のバーミヤンで晩飯。酢豚とチャーハンと餃子食いました。チャーハンと餃子はセットなので量は少なめです。早食いの癖は治りません。ファミレスで座席に着いてから15分で食い終わってしまう客はなかなかいないと思います。

今日のホテルも安いホテルでしたが、わりと快適でした。

特別展「古代メキシコ -マヤ、アステカ、テオティワカン」@東京国立博物館

次は東博です。古代メキシコの展覧会。来年大阪にも巡回するんだけど、東博の特別展示室は広いのでこっちの方が多く見れるかなってことと、ついでに色々見とく方が安上がりなので。

入場に行列はできていませんでしたが、

東京国立博物館平成館
東京国立博物館平成館
中は大混雑でした。夏休みとは言え平日なんだけど。
特別展展示室の様子
特別展展示室の様子
ここは100%撮影可でした。並ばないと見にくい展示だと写真撮ったりする人で進まない進まない。ちょっとストレスありました。

と言うことで、メキシコの古代の発掘品を大量に展示しているかなり貴重な機会ですので古代文明に興味のある人は必見ですな。

で、当然本館も巡りましたが、展覧会は金土日は19時までなんだけど、本館は17時までで終了だったので東洋館の一部は間に合わなかったですがまあええか。

次は竹橋の東京国立近代美術館に行くのですが、その前にマルイの上のセリアに寄りまして、USBの変換コネクタを買いました。デジカメのバッテリーはデジカメ本体で充電できるのでこれで万全です。ま、自宅には捨てるほど持ってるので無駄な出費ですが110円なので大して痛くはなかったです。

ここでちょっと腹ごしらえ。立ち食い蕎麦屋でキツネうどん食いました。働いてる人は3人でしたが日本人一人もいませんでした。うどんは普通にうまかったです。

北欧デザイン展 ていねいに美しく暮らす @高島屋大阪店グランドホール

今日はなんば高島屋へ展覧会を見に出かけました。北欧デザイン展です。

高島屋大阪店グランドホール
高島屋大阪店グランドホール
アサヒメイトで無料だったのでとりあえず見とこうかなと。遠かったら行ってないと思います。

今大阪中之島美術館でやってる民芸展の北欧版みたいなもんです。展示されているのは食器や家具(主に椅子)が大半ですが。

入場料1000円するんだけどわりと客がいました。ちゃんとチケット買ってた人も見かけたので全員が私みたいな人ではなさそう。

北欧デザイン展の様子
北欧デザイン展の様子
写真はビデオ映像以外は撮り放題でした。

座れる椅子もいくつか用意されてました。一応一通り座りましたが、クッション性があまり無い椅子がほとんどなので座る心地最高って感じのものは特になし。

無料なので40分ほどでさらっと見ちゃいましたが、展示数はかなり多いので丁寧に見てると結構時間掛かると思いますが、食器とかもシンプルなものが多いのでそんなにじっくり見るようなもんでもないと思うけど。

京都へ

今日は京都へ行ってきました。京博で病草紙が2点展示されているのを知ってしまったので。

昼からぼちぼち出かけました。雨降ったりしたので酷暑ではなかったです。湿度は高くて暑かったのは暑かったけど。

京都国立博物館
京都国立博物館
今日展示されてた病草紙は「痔瘻の男」と「小舌の男」で、小舌の男を見れたのでこれで国宝9点コンプリートできました。京博所蔵の以外のが12点あって見れてないのがまだ5点ほどあったと記憶してますが、見れるチャンスはあるのだろうか。ちなみにその5点の内2点は所蔵先不明だそうな。とにかく国宝9点コンプリートできたのは嬉しい。満足です。

京博の平成知新館は広いので特別展が行われてない今のような時期は丸ごと常設展示になるので色々見どころがあります。報恩寺の厨子入木造千躰地蔵菩薩像とか。11年前に見て以来だと思ってたんだけど、報恩寺には同様のが3つあるそうなので同じかどうかはわかりません。とにかく来といて良かったです。本館の工事が完了したら平成知新館はずっと常設展示になると思うんだけどいつになることやら。

ってことでぼちぼち歩いて久々に六波羅蜜寺へ。

六波羅蜜寺
六波羅蜜寺
ここも西国三十三ヵ所の札所ですが、やはり本尊は秘仏ですけど、この写真の黒い観音さんがレプリカです。本物の国宝本尊は金箔が残ってるのでこんなに真っ黒ではないですけど。

最近新築された令和館。

令和館
令和館
有名な空也上人像があります。久々に拝めました。

ってことで次に近くの六道珍皇寺へ。

六道珍皇寺
六道珍皇寺
7日から10日まで六道まいりってのをやっていてニュースになるくらい有名な行事なのですが、お金がちょっと掛かるのと、鐘を突くのに行列ができてたりしてたのでお参りは遠慮しときました。

次は清水三年坂美術館へ。

清水三年坂美術館
清水三年坂美術館
「超細密工芸」と言うタイトルの展覧会をやってます。

その名の通り超細密なものばかりでルーペが設置されている作品もいくつかありますが、単眼鏡がないと凄さはわかりにくいと思います。ここは単眼鏡の貸し出しとかやってたと思いますが、この展覧会でも特定の日だけ貸し出したりしていたようですけど、コロナ禍以降単眼鏡は常時は借りれないようです。

ってことでパピリオは大活躍しました。おばさん二人連れに貸してあげたりしましてめっちゃ感謝されました。

帰りはぼちぼち歩きました。とりあえず八阪神社にお参り。

八阪神社
八阪神社
そのまま祇園から三条京阪まで歩いて三条から京阪で大阪へ。

民藝 MINGEI―美は暮らしのなかにある @大阪中之島美術館

次は民芸の展覧会。民芸の本家の日本民藝館の所蔵品を中心にした展覧会です。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
日用品に美を見いだすってことなのでかなり地味ですが、わりと興味ある分野です。まぁめっちゃ積極的に見に行きたいとは思ってませんけど。

ってことで、民芸運動の始まりとされる「日本民藝美術館設立趣意書」の表紙を飾ったぐい呑みが展示されていたりしてなかなか良かったです。

単品の展示は撮影不可ですが、こういう箇所だけ撮影可でした。

展示風景
展示風景
グッズ売り場がかなり大きくて、素敵な食器とかいろいろ売られてて買いたくなっちゃいましたが我慢しました。
グッズ売り場
グッズ売り場
ってことで、ビデオとか見たりしていたのでここでも1時間以上いまして、閉館ギリギリまでいました。

Parallel Lives 平行人生 — 新宮晋+レンゾ・ピアノ展 @大阪中之島美術館

今日は大阪中之島美術館へ展覧会を2つ見てきました。

今日はガラガラだったので誰もいないエスカレータの写真を一番下から撮れました。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
まずは新宮晋とレンゾ・ピアノの共作を中心テーマにした展覧会。

この二人は関空のターミナルビルの仕事が出会いだそうで、その時に意気投合したそうで、共作の建築がいくつもあります。新宮晋さんは風で動くオブジェなどを制作されているので有名な人だそうで、関空のターミナルビル3階の天井にあるオブジェが有名かな。

写真は撮り放題。

地味な展覧会なのですが、私は建築好きでもあるのでメンバーシップ会員で無料なので当然見に来ました。建築での共作なので大量にあるわけでもないので展示室は結構スカスカです。

新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部
新宮晋+レンゾ・ピアノ展 展示室内部

二人の対談等、映像作品が結構あるので全部見てるとかなり時間は掛かると思いますが、もう一つの展覧会の時間も余らせる必要があったので私は1時間強で退散。

ってことで、そんなにお奨めではありませんが、私はまぁまぁ満足かな。

特別展「聖地 南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝-」 @奈良国立博物館

今日は奈良と京都へ展覧会を見てきました。まずは奈良国立博物館。京都の南端の奈良県境の南山城地区の寺社の展覧会です。フルタイトルは
浄瑠璃寺九体阿弥陀修理完成記念 特別展「聖地 南山城-奈良と京都を結ぶ祈りの至宝-」
と長い。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
浄瑠璃寺の国宝の九体阿弥陀のうち2体が展示されていて、お寺では見れない後ろ姿や光背全体が見れるようになっています。修理が終わった直後の機会なので展覧会が行われているわけでして、本来はこういう大きな寺の本尊を展覧会で見る機会は本堂の修理の時以外はほとんどありません。普段参拝客があまり来ない小さなお寺の本尊はちょこちょこ見かけますが。

壽寶寺(寿宝寺)の真数千手観音(ほんとに1000本手がある)も展示されていて、見たのは京博での展覧会以来二度目ですが忘れてたので見れて良かったです。

ってことで、南山城地区は交通の便が悪いので色々見て回るのも大変ですので仏像マニアなら必見かと。まぁ浄瑠璃寺は一度は行っとくべきだと思いますが。

博物館敷地内では珍しく鹿の親子がいました。

鹿の親子
鹿の親子
子鹿を触って人の匂いが付くと親はもう育てなくなるって話もあるのでそっと見守ってあげましょう。

超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA @あべのハルカス美術館

今日はハルカス美術館へ展覧会を見てきました。超絶技巧と言われる工芸品の展覧会です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
今回は明治工芸の作品が中心ではなく、現代作家の作品の方がちょっと多く、展示数のうち55%位を占めています。しかも今年完成の最新作やそれに近い最近の作品が多い。上の写真のスルメも現代の作品です。

現代作家の作品は10点ほどが撮影可になっており、SNSで宣伝してねと煽っていました。とりあえず1枚だけ載せときます。

福田亨 - 吸水
福田亨 – 吸水
これは全てが着色していない木材でできていて、蝶の羽の色違いの部分ははめ込んで作られています。下の板も水の部分はレリーフ状に掘り出されていて1枚の板から作られてるそうな。

点数はかなり多くて全部で120点以上あったと思います。なので明治工芸も55点以上はあったと思うのでそれだけ目当てでもわりとい感じ。並河靖之の作品も見た記憶がないのがあったりしてかなり良かったです。

現代作家の作品の感想ですが、根気と集中力って感じ。効率悪すぎる仕事をしてる人たちですが、どうやって食っていってるんだろうか。

細かい仕事の作品が多いのでパピリオでじっくり眺めたりキャプションがある作品も多いので読んでたりしてたのでここでの滞在時間としては最長に近い90分くらいいました。ほんとに最長かは把握できてないけど。