次は京都国立博物館へ。三条まで歩いて戻って京阪使おうかなと思いましたが、東大路に出たところでバスが来たので乗ることにしました。相変わらず五条坂までは渋滞が酷かったんで時間掛かりましたけどラッキーにも座れたので楽できました。バスが混んでたのがあれでしたが、窓開けてたりして換気はしっかりしてそうでしたが。
ってことで、17時過ぎに現地着。
京都国立博物館
京博は金土は20時まで開館なのでこの時間でも余裕です。
展覧会はタイトルの通り、大阪の観心寺と金剛寺の展覧会です。どちらも京博中心に行われた最近の調査結果の成果発表って感じだそうな。金剛寺の日月四季山水図屏風が国宝に昇格したのが数年前で、一度見ておきたかったので楽しみにしてました。
ニコ美のこれを見てから行くとかなり楽しめると思います。3時間半とかあるので長いけど。
上のニコ生でもコメントされてましたが、ガラガラでした。最後の方だと展示室に私だけとかってこともあったりして。
京博の新館は元々は常設展用なので丸ごと特別展に使うと凄いボリュームになるので今回の特別展は2階と1階だけです。3階は常設展の時と同じ考古中心の展示です。本館の工事が進む気配がないですけど、さっさとやって欲しいもんだ。新館で特別展やるよりは狭くなるけど工事で広くはなるようだし。
金剛寺の本堂の三尊は数年前までの本堂改修中は京博と奈良博に別れてずっと展示されていて展示中に国宝に昇格したので憶えてる人は多いと思いますが、既に本堂に帰られているので展示されてません。観心寺の本尊は秘仏で年に1回2日間しか公開されてないので有名ですので当然展示されてませんが、模刻像が展示されています。
金剛寺では酒を造っていたそうで、信長からの酒の礼状や秀吉からの酒の造り方などのリクエストの書状などなかなか面白い文書も展示されてます。
国宝の両刃の剣が展示されていますが、記録を見ると何度か見てるはずなんだけど全然憶えてません。こんな凄い剣憶えてないのがおかしいんだけどなぁ。ちなみに普通の刀じゃなくて不動明王が持ってるようなまっすぐの両刃の剣です。
キャプションが多くボリュームたっぷりなので結局1時間40分近くいました。満足です。美術品の展覧会ではないので美術好き向けではないですが、こういうのが好きな人にはお奨めです。仏像好きだと凄いちっちゃい厨子入愛染明王坐像が感動するかと。厨子全体で10cmほどだそうです。
帰りはまたたまたま洛楽でして、空いてたので余裕で座れました。
ってことで休み中のおでかけの予定は終了。残り3日はだらだらします。散髪とか買い物とかは行くけど。