H.R.GIGER×SORAYAMA @心斎橋PARCO EVENT HALL

仕事も一段落付いたので今日は有休もらいまして、展覧会を見てきました。平日だと移動や現地での密も避けられるかなと。
多少は街に金落とさないとね。展覧会はたぶんめっちゃ空いてるだろうと思ってたし。

会場は大丸北館(元々は心斎橋そごうだった場所)が改装されて最近オープンした心斎橋パルコです。パルコだけじゃなくて長堀通りから移転してきた東急ハンズも入ってますが。

心斎橋パルコイベントホール
心斎橋パルコイベントホール
映画エイリアンのクリーチャーデザインで有名なH.R.ギーガーとセクシーロボットで有名な空山基さんのコラボ展覧会です。単独だと作品が揃わなかったんだろうか。ま、いいけど。

中は全て写真撮影可でした。てな感じでそれぞれ1枚ずつ載せときます。写真を見るとほんとにガラガラに見えますが、客は10人くらいはいたかも。

エイリアン3向けにデザインされたエイリアン
エイリアン3向けにデザインされたエイリアン
この写真の作品ですが、ちょっとググってみたのですがエイリアン3向けにデザインしたけど採用されなかったそうな。それでアピールするために自分でここまで作ったんだそうな。

空山基さんの方も立体作品が何点か飾られてます。

Sexy Robot
Sexy Robot
空山さんてSONYのAIBOもデザインしてたのね。ってことでAIBOも飾られてました。

展示数が60点ちょっとって感じですかね。会場の展示フロアが狭かったのが残念。もっと広く使えるんだろうか。

キャプションですが、一つ一つのそばには着けられてなくて5つずつくらいにまとめて並べられてるのでどれがどれなのかがさっぱりわかりません。不親切ですな。

で、展示以外にもH.R.ギーガーの世界というドキュメントモノの映像が大画面で流れている部屋がありまして、なんと99分もあります。で、同じ作品が50分ずらせて音無しで真横の壁に映し出されてるので、言葉は字幕になっているので音無しでも問題なく見ることができまして、どっちも眺めながら見ることができて半分の50分ちょっとで全部見れました。客が多いと難しいかな。

ってことで、合計75分くらいの滞在時間でした。

で、時間もあるのでハルカス美術館に行きまして、開幕したばかりの展覧会見ようと思ったら休館。月曜もやってると確認してあったんだけどなぁ。と改めて確認したら会期中休みなのは今日だけでやんの。ま、3月までは交通費掛からないのでダメージはなかったんだけど。と言うことで、いつも行ってるドラッグストアに寄って買い物して、密になることもなく帰宅。

北加賀屋の美術館によってマスクをつけられたモナリザ、さえも モリムラ@ミュージアム

今日は北加賀屋のモリムラ@ミュージアムに行ってきました。新型コロナが主題の展覧会です。

モリムラ@ミュージアム
モリムラ@ミュージアム
アベノマスクを持っていったのでアベノマスク再生プロジェクトは実行できました。入場料払ってれば無料です。ちゃんと保護手袋とか渡されます。
アベノマスク再生プロジェクト
アベノマスク再生プロジェクト
スタンプが3種類あるので、アベノマスクは2個入りなので1個押せませんでした。

映像室では9分間の映像が流れてるのですが、無人の映像室全体が作品となっていて、隅っこで見るスタイルなので一人ずつしか見れませんが、客は私ともう一組しかいなかったので全然問題なく見れました。混んでて見れなくてもYoutubeで見れますけど。限定公開(URLは会場内で教えてもらえます)なのでここに来ないとわからなくなってますが、人には教えないでねというお願いレベルですけど。後日公開されました

展示内容は森村さんのいわゆる有名絵画のコスプレ写真が多いですが、活動初期の頃の作品が一つ展示されていました。全然違う方向性の作品なのがおもしろいです。

入口に手荷物用ロッカーがあるのですが、鍵の番号の代わりにマスクをした三島由紀夫の写真(マスクは当然後付け)とかが使われてて、教えてもらわないと気がつきませんでした。

ってことで、アベノマスク再生プロジェクトのマスクを持ち帰れたので満足です。

北加賀屋は四つ橋線なので、そのまま肥後橋まで行って先週見れなかった国立国際美術館のコレクション展の見てなかった部屋見てきました。身障者手帳持ちなのでサクッと入場できまして先に軽くロンドンナショナルギャラリー展覗きましたが、先週より更に混んでた印象。マスクしてたら感染リスク低いとは言えちょっと多すぎじゃないの?

ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 @国立国際美術館

今日も展覧会に行ってきました。国立国際美術館でのロンドン・ナショナル・ギャラリー展です。

これは帰り際に撮った写真ですが、混雑防止のため一気に客を入れることはなく並ばせていました。

国立国際美術館
国立国際美術館
真ん中に写ってる黒い壁は今建設中の大阪中之島美術館です。思ったよりでかい。

今日も事前予約必須ですが、私は身障者手帳持ってるので無料で事前予約も不要でした。しかし、予定人数に達してた場合は入場不可の可能性ありと言うことでしたが問題なく入れました。身障者なので外で並ばされることもなかったのでよかったです。

ロンドン・ナショナル・ギャラリーは所蔵品をまとめて貸し出さないので有名でして、海外での所蔵品展が今回初となっています(今回は東京展の巡回)。新型コロナのせいで会期がずれたり色々ですが、イギリスも観光客いないのですぐに返す必要は無いようで、1月までやってます。

ってことで、超有名作品はゴッホのひまわりくらいですが、フェルメール、ベラスケス、ゴヤ、ターナー、レンブラントなど日本ではあまり見られないメジャーな画家の作品も多いです。次の機会はまず無いので見ときましょう。ちなみに結構混んでました。関西の展覧会としてはコロナ関係なく混んでる方と言えるレベルで混んでました。人が何重にもなってるのはフェルメールとひまわりくらいでしたけど。これくらいなら大丈夫という判断なのでしょう。事前予約ありなので売り切れてればいつ行ってもこんな感じなのでしょうな。

ついでに見れる地下2階のコレクション展は現代アートの展示ですが(現代美術館なので当然ですけど)、ステラ、ロスコー、リキテンスタイン、ウォーホルなど私でも知ってる人の作品も多く、こっちもお奨めです。ジャコメッティのヤナイハラも展示されてます。ちなみにウォーホルのある展示室、私見逃してました。動線がわかりにくくてスルーしてしまってた。まぁ私はタダで見れるのでまた行こう。

天平礼賛 @大阪市立美術館

今日も展覧会を見てきました。近場なら電車に乗ってる時間も短いので気楽に行けます。

今日は大阪市立美術館での天平文化をテーマにした展覧会です。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
天平文化にちなんだものと言うことで天平時代のモノだけではなく色んな時代のが展示されています。

正倉院宝物だった布の残欠などは明治時代に政府が外に出したそうで(民間じゃなくて東博所蔵になってますが)結構多く展示されてます。

蘭奢待を織田信長が切り取ったときの東大寺の坊さんが書き残した記録が展示されてておもしろかったです。

あと、東大寺法華堂の執金剛神立像を快慶が模刻したものを初めて見ました。これも見れて良かったです。

ってことで、わりと空いてたので気楽に見れました。

2階のコレクション展示も重文の仏画がずらっと並んでたり、横山大観の絵などわりと見応えあって良かったです。

行き帰りはてんしばを通りましたが、賑やかでした。

てんしばとハルカス
てんしばとハルカス

奇才 ―江戸絵画の冒険者たち― 後期展示 @あべのハルカス美術館

今日は先月見た展覧会の後期展示を見てきました。展示内容が大幅に変わってたので。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
ちょっと遅めに来ましたが、それなりに客いました。

後期では芦雪の代表作が展示されてます。前期同様初見の作品が多く、かなり良かったです。今回逃すと当分見れそうにない絵師の作品も多いのでお奨めです。

京都でも京都市京セラ美術館や京都国立博物館で展覧会始まってますが、今回は我慢します。

奇才 ―江戸絵画の冒険者たち― @あべのハルカス美術館

今日は久々に展覧会に行ってきました。あべのハルカス美術館です。近場なので移動の時に気を遣う時間が短いのでわりと気楽に行けます。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
昨日から始まった江戸時代の絵師の作品をかき集めたって感じの展覧会です。人少ないかなと思いましたけど、わりと客いました。でもゆったり見れましたけど。

一人あたりの展示数はについては多くても国芳の6点で、その分多くの絵師が採り上げられています。版画はなくて国芳や北斎も全部肉筆画です。

今回のような感じの展覧会でないと見れないあまり名の知られてない絵師の作品にもおもしろいのが多く、かなり良かったです。

個人的には耳鳥斎が大好きなのですが、初見の作品ばかりでしたので嬉しかったです。絵金の作品も初めて見れて良かったな。

わりとびっしり展示されていて、展示点数は結構多いです。80点以上あったかと。全作品にキャプション(短い解説)が付いてるので、じっくり見てるとかなり時間が掛かると思います。

展示替えが多くて全部見ようとすると何度も来ないといけませんが(リストが公開されてるので確認してください。)、前半と後半ではがっつり入れ替わるので興味のある人は前半1回後半1回行くのがお奨めです。10/13からの後半だと長澤芦雪の代表作の虎図なども展示されます。

大和文華館 開館 60周年記念 コレクションの歩み展Ⅰ

今日は展覧会を見てきました。基礎疾患持ちの私は先週日曜に密の状態で外食して(店に入ってから全然対策してないのに気づいた)ちょっとビクビクもんですが1週間なんともないのでたぶん大丈夫かな。

行ったのは奈良の学園前にある大和文華館。近鉄系の美術館です。コロナの感染者がだいぶ増えてきましたが、ここはいつもそんなに混んでないので大丈夫かなと。電車も全然混んでなかったので余裕でした。

大和文華館
大和文華館
開館60周年記念と言うことで、所蔵の国宝重文をどっさり展示しています。有名なのは松浦屏風。展示してるのは全部所蔵品なので入場料も630円で安いです。私は身障者割引で500円でした。

客は私が来たときには10人そこそこだったと思いますが、帰る頃には20人くらいになってました。ここは展示スペースがかなり狭く、展示数に限りがあるのでサクッと見てサクッと退散。でも見れてよかったです。

暑いのはやっぱり身体が堪えるらしく、帰りの電車内はしんどくてコロナかと思っちゃったりしましたが、乗ってる間に楽になって問題なかったです。

これでしばらくどこにも行く予定無し。福田美術館の若冲の後期に行こうかなとちょっと思ってたんだけどやめました。ああでも京博くらいは行こうかなぁ。天気の悪い涼しい日にでも。

いちからわかる 円山応挙と長沢芦雪 後期展示 @嵯峨嵐山文華館

次は福田美術館の近くの嵯峨嵐山文華館に寄りました。ここに来るのは初めてです。応挙と芦雪の展覧会やってます。

嵯峨嵐山文華館
嵯峨嵐山文華館
こっちは客も少なくガラガラでした。

1階は普通の展示室ですけど、2階は畳敷きになってます。この美術館は百人一首がテーマの美術館なので、ここで競技カルタをやってるんだそうな。

2階展示室
2階展示室
展示数が36点ほどで少ないですけど、前後期で32点が初公開だそうな。公開できなかったのもあるのでそれにも含まれてるかも知れませんけど。特に芦雪の絵がとてもおもしろいのでお奨めです。

ここも全面的に撮影可でした。

この芦雪の屏風の左端の絵は何なんだ?こうなると抽象画ですな。

⻑沢芦雪 絵変わり図押絵貼屏風
⻑沢芦雪 絵変わり図押絵貼屏風
この応挙の絵は初公開だそうな。
円山応挙 子犬図
円山応挙 子犬図
ということで、見逃さなくてよかったです。

展覧会を見た2箇所以外はどこにも寄らず帰宅。

帰りの阪急混んでて緊張しましたが、電車の中はみんなマスクしてたのでまぁ大丈夫でしょう。

若冲誕生 〜葛藤の向こうがわ~ 前期展示 @福田美術館

先週展覧会見に行きましたが、体調についてはわかってること以外に特に問題無かったので今週も出かけました。嵐山です。

わりと人がいました。渡月橋を北に渡りきった辺りで撮影。

嵐山
嵐山
観光地で気が緩んでいるのか、3割くらいの人がマスクしてませんでしたのでそういう人にはできるだけ近寄らないように歩きました。

ってことで福田美術館です。若冲の展覧会です。前期がそろそろ終わりなので今日やってきました。

福田美術館
福田美術館
入場者数制限でオンラインチケットだと日時指定になってますが、私は身障者価格で事前予約ができないので当日券(嵯峨嵐山文華館のペアチケット)で入場。そんなに混んでなかったからかサクッと入れました。

これが新発見の若冲30代の作品と思われる1枚。

伊藤若冲 蕪に双鶏図
伊藤若冲 蕪に双鶏図
写真撮影は全面的に可で、借りてきてる作品もほとんど撮影可。撮影不可は1枚だけだったかな。後期はどうなるかわかりませんが。

前期展示がそろそろ終わりなのですけど、そんなに混んでなかったです。

福田美術館 展示室
福田美術館 展示室
ギャラリーでは串野真也って人の靴の作品が展示されてました。レディー・ガガが実際に履いた靴とかも。

展覧会通じて初公開の作品が30点ほどあると言うことで、確かに初見の作品が多くてかなり良かったです。

音声ガイドはネットで聴けますので、展覧会に行かなくても解説が聞けます。スマホでしかダメみたいで、合成音声ですけど。文章でも見れます。オフィシャルサイトの作品リストにQRコードがあるのでそこからどうぞ。

フランス絵画の精華 @大阪市立美術館

今日は4ヶ月ぶりに展覧会に行きました。基礎疾患持ちになっちゃった私ですが、今の大阪は感染者がほとんどいないので今後増えてくるかもしれんので今の方が安全かなと言うことで。先になるともっと暑くなるしね。あと、体調の確認のためってのもあったりする。

てんしばは人がかなり多かったです。しばらくの間人が来なかったからか芝の状態がとてもよかったです。

てんしば
てんしば
で、大阪市立美術館です。身体障害者になっちゃったので(障がい者手帳は来年の再認定でお取り上げになる可能性も高いけど。)タダです。国公立の施設だとほぼ無料なんだけど、このご時世じゃアクティブに動き回れんのが悲しい。
大阪市立美術館
大阪市立美術館
16世紀から19世紀の印象派の手前までのフランス絵画を集めた展覧会です。東京富士美術館が主催に入っていて、ここの所蔵品が多いですけど、海外からも多数借りてきています。

展示物のうち、2枚だけ撮影可でした。

エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 「ポリニャック公爵夫人」
エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン 「ポリニャック公爵夫人」
個人的には好みの絵が多かったです。東京富士美術館ってジョルジュ・ド・ラ・トゥールなんて持ってたのね。これが一番よかったりして。

あ、そうそう、気になる人がいるかも知れないので。私が行ったのはできるだけ空いてそうな時間帯と言うことで、閉館1時間半前の15時30分頃だったのですけど、入場制限はしてなくて、入口で体温を測ってから入場。マスク必須で着けてないと入れません。中では思った以上に客がいまして、作品1枚あたり一人以上はいたんじゃないかな。当然きれいにばらけるわけはなくて大きい作品だと1枚に5-6人くらい固まってることもありました。係員は人の間隔に気をつけてくださいとの紙を胸の所にずっと掲げてました。

なので、個人的に過去の大阪市立美術館での展覧会としては客は少なくはなかったです。これくらい入れられるんだったらとりあえず展覧会は成立するかもって感じですけど、東京じゃもっと入れないと話にならないからなぁ。

ってことで、展覧会はキャプションが1枚1枚にあったので点数は多くないんだけどキャプションじっくり読んでると結構時間が掛かりますが、私は斜め読みだったので1時間ほどで終了。2階の所蔵展はさらっと見たので10分くらいでした。6世紀のエジプトの布が大量に展示されたのですけど、考えたら正倉院宝物より古いんだよねぇ。

帰りは動物園前から難波に寄ったので新世界を通りました。閉店が決まったづぼらやが悲しいです。新世界も人通りが多少回復してましたが、まだまだって感じ。

新世界
新世界
難波も人がかなり多かったです。なんさん通りのダイソーに行っただけなんで他は知らないけど。