メアリー・エインズワース浮世絵コレクション @大阪市立美術館 2度目

最近ボケ気味で、この展覧会のチケットを2枚買ってしまってて、前回現地で誰かに売ろうと思ってたんやけどうまくいかず、オクで売っても半額にもならんので展示替えもないけどもう1回見とこうかってことで今日見てきました。前より空いていて良かったです。前よりじっくり見れたし。

京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─ @京都国立博物館

次に徒歩で京博へ。しかし暑い。京博に寄託されている作品をいろいろ展示している展覧会です。寄託作品ばかりなので特別展ではなく通常なので520円ですが、今日は無料観覧日なのでタダでした。なので中は大盛況でしたが、ストレスはギリギリ溜まらないレベルでした。

京都国立博物館
京都国立博物館
俵屋宗達の国宝風神雷神図屏風など超有名作品も多く、かなりお奨めの展覧会となっています。

狩野山雪の雪汀水禽図がとても良かったですが、これ山雪・山楽の展覧会で見てたはずなんだけど記憶にない。

あと、中国のお経の菩薩処胎経巻第二が展示されてまして、これがなんと西暦550年。正倉院展に展示されるものより更に200年も古い。こういうのって凄いよなぁ。

入場料安いしとにかくお奨めです。16日までですけど。展示数が多いのでじっくり見てると2時間以上はかかると思います。

CONTACT つなぐ・むすぶ日本と世界のアート展 @清水寺

今日は朝から京都へ。清水寺でやっている美術展を見てきました。

この辺は無料で見れる展示になってました。

清水寺
清水寺
主会場は成就院。ここは普段公開されていません。
清水寺成就院
清水寺成就院
原田マハと言う人がディレクターで、この人による解説のタブロイド紙がもらえます。

内部は撮影禁止でした。部屋の中に作品が展示されていて、ジャコメッティの彫刻が自然に置かれていたりしていい感じ。

個人的には棟方志功の鯉の絵が良かったです。

入場料が1800円と高かったし、拝観料とは別なので客は思ったより少なかったです。ま、でもこういう展覧会はあまりないのでなかなかおもしろかったです。

暑くて汗だくで、汗がしたたり落ちないかかなり気を遣うことになってしまいました。もうちょっと涼しい時期にやって欲しかったけど、ICOM(国際博物館会議)京都大会ってのに合わせた展覧会だったので仕方なかったようです。

せっかく来たので清水寺にもお参りしておきました。工事中の舞台は狭いのね。

清水寺
清水寺

山口蓬春展 @高島屋大阪店グランドホール

今日は会社帰りに高島屋で展覧会を見てきました。アサヒメイトでタダだったので。

山口蓬春と言う人の展覧会です。

髙島屋グランドホール
髙島屋グランドホール
大物クラスだったそうですが、スタイルがかなり変化してきた人だそうで、その辺が後の時代での知名度が低い理由かも知れない。

いい絵が多くてなかなか良かったです。

メアリー・エインズワース浮世絵コレクション @大阪市立美術館

今週1週間夏休みだったんだけど、東京に展覧会でも見に行こうかなとちょっと思ったりしてたんだけど、見たいのがいくつもあったわけでもないし、見たいのも絶対見たいってほどでもなかったし、暑いし、ってことでやめまして、とにかく暑いので家でだらだらしてました。

で、大阪市立美術館での浮世絵の展覧会見てきました。平日に行けば空いてるのに土曜に出かけてしまうことに。メアリー・エインズワースという浮世絵コレクターのコレクションの展覧会です。

遅めに行ったのですが、チケット買う人もちょろちょろって感じだったのですが中は混雑してました。

大阪市立美術館とあべのハルカス
大阪市立美術館とあべのハルカス
メアリー・エインズワースという女性は150年くらい前に生まれた人なので、状態のいい浮世絵が多いです。

戦前に作られたコレクターの番付も展示されてましたが、その中にも入ってました。ちなみに東の横綱が松方コレクションの松方幸次郎でした。

展示数は200点もあり、しかも大半にキャプション(説明)が付いているのでじっくり見てるとめちゃめちゃ時間が掛かります。じっくり見たければ2時間でも足りないと思います。

今回はちょっと変則的な展示室の使い方をしてましたが、せっかくなら200点もあるのでもうちょっとゆったり展示して欲しかったな。

紫色がしっかり残ってる状態のいい浮世絵が多いので、こういう機会は結構貴重なのでお奨めです。

市立美術館のコレクション展示では北斎の潮干狩図(重文)が展示されてたりいつもより多めに展示してました。

ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち @あべのハルカス美術館

今日は昨日から始まったモロー展に行ってきました。

目玉展示は写真の右側の「出現」。オルフェウスも有名ですが、モローでは一番の代表作かも。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
モロー美術館の所蔵作品を展示しています。どっさり借りれていますが、習作や未完成作品がかなりを占めているのでちょっとがっかりするかも知れませんが、モローの色づかいの特徴はこういう作品の方がよくわかるとも言われているそうな。出現を借りれただけでも凄いことですが。

キャプションの説明が多いのでじっくり見てるとかなり時間が掛かると思います。

モローは大好きなので私は満足。昔パリのモロー美術館に行ったら工事の長期休館が始まってしまっていたと言う悲しい経験があります。モロー美術館は作品がどっさり展示されているのでいつかは行かねばなるまい。

数寄景/NEW VIEW 日本を継ぐ、現代アートのいま @阪急うめだギャラリー

次はボチボチ梅田まで歩きまして、阪急百貨店へ。現代美術の展覧会です。大して興味ないのですけどアサヒメイトで無料だったので見に来ました。

阪急うめだギャラリー
阪急うめだギャラリー
撮影可だったので結構写真に撮りまして、何かここに載せようかなと思ったのですけど選べなかったのでパス。このエントリが公開される頃には展覧会終わっちゃってるし。

会場の向かいでは展覧会にも参加していた作家の作品を含む販売も兼ねた展示も行われていました。そっちでは山口晃の作品も販売されてました。

展覧会はかなり良かったです。力作が多かったな。これくらいエネルギーを注がないと認められない時代なのかな。見にきといて良かったです。

ジャコメッティとⅠ @国立国際美術館

今日は国立国際美術館へ。ジャコメッティの作品所蔵記念で常設展示室での企画展示が行われてます。

国立国際美術館
国立国際美術館
地下3階の特別展込みだとOsaka PiTaPa持ってると結構な割引(900円が600円に)だったんでそれで見ようと元々は思っていましたが、今日はなんと企画展だけなら無料の日だったので特別展は大して興味なかったのでパスして無料の企画展だけ見ました。

矢内原伊作と言う人がジャコメッティと関係が深くて何度もモデルになったそうで、しかしこの人がモデルの彫刻は2点しかなく、そのうちの1点が所蔵されたとのことです。

ジャコメッティ 「ヤナイハラ1」
ジャコメッティ 「ヤナイハラ1」
最初の部屋はインフォメーションで許可を得れば撮影可でしたがそこまでして撮らなくてもいいかなと言うことで撮らず。この彫刻のある部屋だけは無許可で撮影可でした。奥の部屋では矢内原伊作の語りの音声が流れてましたが、2時間もあったのでパス。

最初の部屋もピカソ、セザンヌ、藤田嗣治、カンディンスキーなどの美術館所蔵の作品が展示されていて、この美術館はいつでも見れる常設作品がほとんどないので見れて良かったです。

印象派からその先へ-世界に誇る吉野石膏コレクション @兵庫県立美術館

今日は兵庫県立美術館へ。昨日から始まった特別展を見に。

まずは友の会に入会するために奥の事務所に行きまして入会手続き。この美術館の友の会はかなりお得で、安い方のB会員だと2000円で特別展3回見れます。しかも特別展とは別料金のコレクション展示も見放題。今年は特別展を3回見る予定なので入会。残りは富野由悠季展とゴッホ展を見る予定。

ってことで今回は昨日から始まった吉野石膏コレクション展です。印象派前後の展覧会です。普段は多くが山形県立美術館に寄託されてます。

兵庫県立美術館
兵庫県立美術館
写真には誰も映ってませんがまぁまぁ人がいました。でもじっくり見れましたけど。

有名作品はありませんけど、有名画家の作品ばっかりなので印象派が好きならお奨め。山形遠いしね。一番展示数が多かったのはシャガールだけど。

ってことでコレクション展も見ました。これはマグリットのリトグラフ。

ルネ・マグリット 海上の魅惑的な船は…
ルネ・マグリット 海上の魅惑的な船は…
この美術館を設計した安藤忠雄の展示室は以前もありましたが、最近新たに専用に増築されまして安藤ギャラリーとして10日ほど前にオープンしてたので見ときました。

下の写真は左が展示棟で右がギャラリー棟ですが、その間の玄関への通路の上の空間に増築されました。しかしいつの間に作ったんやと思ったら去年はここに来てなかったのでした。

安藤ギャラリー
安藤ギャラリー
以前の展示スペースはコレクション展示の中だったので有料でしたけど安藤ギャラリーは無料です。

中はこんな感じ。当然ながら前よりはだいぶ広いです。

安藤ギャラリー
安藤ギャラリー
ここもだいぶ盛況でした。

美を競う 肉筆浮世絵の世界 @京都文化博物館

アメフトの試合が11時開始で13時前に終わったので今日は展覧会を見る余裕がありましたので京都文化博物館へ。

岐阜県にある光ミュージアムの所蔵品の肉筆浮世絵の展覧会です。

京都文化博物館
京都文化博物館
110点ほど展示されていて、有名無名の画家の作品がいろいろ展示されています。こんなに無名な人がいたのかという感じですが、印刷物の浮世絵は力を認められないと依頼されなかったんだなと。

肉筆浮世絵は美人画が多いのでちょっと飽きやすい点がありますけど、おもしろい題材の絵も結構ありました。これだけまとめて見れる機会は光ミュージアムでもないと思うので浮世絵好きならお奨めです。