特別展 明恵の夢と高山寺 前期展示後半 @中之島香雪美術館

今日はまた中之島香雪美術館へ。鳥獣戯画の甲巻と乙巻の後半を見に。

中之島香雪美術館
中之島香雪美術館
まだ前期展示のままで展示替えが鳥獣戯画だけなので鳥獣戯画だけ見に来たようなもんでして、今日も大して客はおらずじっくり見れました。

特別展 明恵の夢と高山寺 @中之島香雪美術館

今日は展覧会を見てきました。中之島に2017年に完成したフェスティバルタワー・ウエストの4階にほぼ1年前にオープンした中之島香雪美術館です。神戸の御影にある香雪美術館は存続しています。

朝日新聞の創業者の村山さんという人のコレクションを展示するのがメインの美術館ですが、高山寺関連のコレクションが結構あるそうで、鳥獣戯画の修復にも朝日新聞がお金を出したりしていて鳥獣戯画の修復完了記念で開かれた展覧会となっております。

アサヒメイト会員だと前売りと同じ200円引きでした。アサヒメイトの窓口で前売りを買っておけばだいぶ安かったようですが、窓口が平日の昼間しか開いてないので買えませんでした。

中之島香雪美術館
中之島香雪美術館
4年前の大行列になった鳥獣戯画展と結構かぶっていると思いますが未確認。展示室は正直言ってかなり狭くて、大きな規模の展覧会をするのには向きませんな。

で、鳥獣戯画(鳥獣人物戯画)ですが、4年前の大行列の時が信じられないくらい客が少なくてじっくり見れました。ガラガラと言うほどではありませんでしたけど。

現在は甲乙丙丁の4巻の内、甲巻と乙巻のそれぞれ前半が展示されています。つまり、全部見ようとすると4回来ないといけません。で、有名な場面が多い甲巻の後半は4/2~4/14の間だけの展示となっていますので、1回行くならここにしときましょう。知られてくると混むかも知れませんけども。

写真にある明恵さんが木に載ってる国宝の肖像画ですが、これは後期(4/16~5/6)に展示されます。

と言うことで、鳥獣人物戯画を見たい人はどうぞって感じ。

画業と暮らしと交流 ─大観邸─ @髙島屋大阪店

今日は会社帰りに横山大観の展覧会を見てきました。アサヒメイト会員(年会費1680円なのでかなりお得)なので無料なので気軽に見れます。

今回もグランドホールでした。
高島屋大阪店グランドホール
タイトルが大観邸と言うことで、横山大観の自宅だった上野の不忍池近くの横山大観記念館が史跡・名勝に指定されたことを記念し開催だそうです。

ということで、記念館が所蔵している大観作品が多く展示されていて、横山大観の還暦記念で横山大観に送られた仲間の絵なども飾られています。

大観の作品も結構多く展示されてて、横山大観が使っていた硯や旅行カバンなどの資料も展示されていますし、奥さん用にデザインされた大観デザインの着物や、大観が絵付けした陶器なども展示されていて想像以上に充実していました。

4月1日まで。

新・北斎展 HOKUSAI UPDATED @森アーツセンターギャラリー

次は六本木ヒルズ森タワーに行きまして、森アーツセンターギャラリーの新・北斎展。

森アーツセンターギャラリー
森アーツセンターギャラリー
入場待ちは無かったですが、中は混んでました。ま、いらつくほどでは無かったですけど。

北斎の浮世絵は結構見てますが、タイトルに新が付いてるように知らない作品も多くてかなり良かったです。展示総数479点で当然まとめて展示はできないので展示替えがあり全部見ようとすると4回も行かないとダメですが行けないので図録買いました。

この企画、昨年他界された北斎研究&コレクターで有名だった永田さんという人が中心に企画された展覧会で、永田さん所蔵だった作品が多く展示されています。この永田さんのコレクションは島根県立美術館に寄贈されて、今後は島根県外で展示されることは無いんだそうな。

キャプションは少なめで、歌麿とか4人の合作なのにキャプションに作者が書かれてないのがあったりとちょっと不親切だったりします。

袋をビーズクッションのようにして寝ている布袋さんの絵が印象的でした。

これで展覧会巡りは終了。ライブ会場へ。

河鍋暁斎 その手に描けぬものなし @サントリー美術館

次は日比谷線で六本木まで行きましてサントリー美術館へ。

1階にこんなのがありました。この写真を提示すると100円引きだそうな。私は前売り買っちゃってましたけど。このまま使えるんじゃないでしょうか。

サントリー美術館
サントリー美術館
入口横ではミッドタウンのデザインコンテストの受賞作が展示されてました。

これがおもしろくて気に入りました。「猫に小判」だそうな。硬貨の形をしたキャットフードです。

猫に小判
猫に小判
ってことで河鍋暁斎展。
サントリー美術館
サントリー美術館
なかなか良かったですけど、以前見た展覧会では春画も展示されてましたが今回は無し。で、タイトル違うけど兵庫県立美術館でもやるんだよね。知ってたら来なかったかも。どれくらいかぶってるんだろうか。

では次。

奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド @東京都美術館

今日は有休もらって東京です。元MansunのフロントマンのPaul Draperのライブを見るのがメイン。あっさり売り切れて追加公演が大阪でもあってそのチケットも手に入れたので東京に行く必要無くなっちゃったんだけど、飛行機キャンセルせんといかんし、宿も取ってあったし、見たい展覧会もいくつかあったので予定通り行くことに。

飛行機は12時30分発で平日だったんで道混んでるかもってことでちょっと余裕を持って家を出まして上六からバスで伊丹へ。池田線は混んでなかったんやけど、阪神高速の市内が事故でOCATから中之島まで下道走ったりしてたので結構時間が掛かりましたが想定内。

伊丹のJALの暫定ラウンジはスナック菓子とかが提供されてたのでありがたかったのですけど、もうすぐ正規のラウンジがオープンと言うことでいつものおかきになってしまうのがちょっと残念。

ってことで、飛行機は遅れることもなく羽田へ。そこからまずは上野へ。奇想の系譜展です。伊藤若冲を世間に知らしめたと言われる「奇想の系譜」と言う本にちなんだ展覧会です。

東京都美術館
東京都美術館
本では岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳が紹介されていますが、今回は白隠慧鶴と鈴木其一も展示されています。

若冲コレクターとして有名なプライスさんが若冲に出会った作品も展示されてます。

平日でしたがかなり混んでいました。東京としては普通レベルなので我慢できる程度。

見たことある絵も多かったですけど、かなり良い展覧会だと思います。近くに住んでいる方は是非。前期後期に分かれてて私が見たのは前期ですけど、このエントリが公開される頃は後期になってます。

では次。

サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵 最強列伝 @髙島屋大阪店 2度目

会社帰りに2度目。前回最後の方がちょっと時間が足りなかったので。

金曜と言うこともあって、前回よりはそれなりに客が多かったですが、それでもだいぶ余裕はありました。やっぱり出口に近づくにつれ集中力無くなるのかじっくり見ない人が増えて空いてくる傾向にありますな。

サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵 最強列伝 @髙島屋大阪店

今日は会社帰りに高島屋での浮世絵の展覧会を見てきました。アサヒメイト会員なので無料。ありがたいわ。

平日の閉店間際なのでガラガラでした。このグランドホール、高島屋の7階なんですけど、なんばスカイオ側に拡張された部分を使ってます。ホールの大半がスカイオの建物内。ホールと言ってもクローズドな空間ではなくて高島屋の売り場が広がっただけで常設の仕切りも無し。ほとんどの客は7階フロアがスカイオの建物内まで広がってると気づかないはず。このホールのエリアは年末はお歳暮用に使われてたりしてました。

私が前回見たのはグランドホールではなかったので今回初めて新しいグランドホールで見たことになります。面積はどの程度かわかりませんがだいぶ広くなった印象。これは嬉しい。展覧会開きやすくなりますな。しかも入口がエレベータ上がってすぐなのでちょっと便利に。

髙島屋大阪店グランドホール
髙島屋大阪店グランドホール
アメリカのリー・ダークスと言う人のコレクションで、2000年頃から集め始めたそうなんですが、新しいコレクションのわりには良い作品が多くてとても良かったです。サンタフェは住んでるところらしいですけど、なんでタイトルにサンタフェまで付いてるのかは不明。

特に前半ではきめ出しや空刷りなど(絵の具は使わず版木を押しつけて凹凸を付けるだけのエンボスみたいなもん)金の掛かったものが多くてとても良かったです。雲母(きら)ずりや絵の具に金や銀を使ったものも結構あって、きめ出しとかもですが図録とかではわからないので直接見ないといけません。

160点ほどあって(展示替えは無し)見たことの無かった作品も多くかなり充実してました。展示替えがないのはグランドホールが広くなったおかげかな。あ、でも以前も浮世絵を150点くらい展示してたことはあったか。

図録買ってしまおうかなと思いましたが我慢。

3/11まで。もう1回行こうかな。

クリスチャン・ボルタンスキー − Lifetime @国立国際美術館

間に合いそうだったので大阪に戻りまして、国立国際美術館へ。久々(初めて?)中之島線に乗って来たのですけど、一駅間違えて大江橋駅で降りてしまいましたが、大して距離離れてないので問題なし。

(天皇陛下御在位三十年記念慶祝事業で)ここも特別展含めて無料でした。

会場内には作品にキャプションが無く、入口でもらえる展示マップとパンフをもらってマップで番号を確認してタイトルや解説をパンフで付け合わせてみるというスタイルでした。暗いところが多くてパンフがかなり見にくかったですが。

写真撮影はこの写真はほんとは撮ってはいけない場所だったようですが怒られず。左の映像以外は撮っても大丈夫だったんでこれはよく写ってないしまあええか。

国立国際美術館
国立国際美術館
戦争をテーマにした重い作品が多かったです。無料だけど大盛況と言うほどではなかったです。

中国近代絵画の巨匠 斉白石 @京都国立博物館

次は京都国立博物館。無料なのでやはり盛況でした。

京都国立博物館
京都国立博物館
ここは特別展ではないですけど、2階が全て斉白石と言う人の作品だけの展示になっていました。個人的にはぴんと来ませんでしたけど。

日本書紀の完本では最古のもの(国宝)が展示されていました。

では次。