ワシントン・ナショナル・ギャラリー東館

次に昨日全部見きれなかったワシントン・ナショナル・ギャラリー東館へ向かいます。

地下鉄の駅の入口ですが、日本じゃこういうのは見れないですな。

デュポンサークル駅
デュポンサークル駅
ワシントンDCは街中に普通にリスがいます。ホテルの前の木にもいたな。
リス
リス
ってことで東館にやってきました。15時45分頃。
ワシントン・ナショナル・ギャラリー東館
ワシントン・ナショナル・ギャラリー東館
写真で感じるよりかなり大きい建物です。あと1時間15分で全部見れるかなって感じですが、最悪明日来ればええかなと。

東館は近代美術館となっております。この建物、非常にわかりにくい構造になっている上に閉鎖している展示室があったりしたのでめっちゃ移動しにくかったです。ほんとに全部の展示室を見れてたのか確認するのがめんどくさかったな。

こういう企画展らしきものもやってます。

東館での企画展
東館での企画展
ピカソのこういうオークションに出ればめっちゃ高そうな有名作品とかも展示されています。
パブロ・ピカソ「サルタンバンクの家族」
パブロ・ピカソ「サルタンバンクの家族」
ここにもロスコルームがありまして、こっちの方が10枚以上あってしかもオークションだと高値が付きそうな古いものばかり。
ロスコだけの展示室
ロスコだけの展示室
ここはわざわざ撮影OKの掲示がありました。フィリップスコレクションを意識してるんでしょうかね。ちなみに美術館全体でそういう掲示を見たのはここだけでした。見逃してただけかもしれないけど。

屋上はこんな感じ。

東館屋上
東館屋上
ってことで、閉館ギリギリで一通り見れました。良かったです。

今日は朝の地下鉄往復の時とかにカブトムシを1個折ってたので帰り際に家族連れにあげました。喜んでましたけどすぐに立ち去ったので感想まで聞いたりはしてませんが。

フィリップスコレクション

次はフィリップスコレクションへぼちぼち歩いて行きました。14時頃到着。

フィリップスコレクション
フィリップスコレクション
ここは私設の美術館で有料です。20ドル。事前予約が必要ですが、ここに来る移動中に予約できたんだったかな。で、気づいたのですが、毎月第3木曜日は20時まで開いていて、17-20時の間は無料だと。がーん。昨日が第3木曜日やがな。時間とお金をちょっと損してしまったのでした。3000円はちょっと痛いですが、ここまで完璧に把握するのは難しいわな。

日本でもここの所蔵品の展覧会を行ったことがあるくらい有名画家の作品をいっぱいお持ちです。

ってことで入場。中は結構広くて大体こんな感じです。

フィリップスコレクション内部
フィリップスコレクション内部
こういう特別な内装の部屋もあります。
The Music Room
The Music Room
所蔵品の中で一番有名なのがこれっぽい。
ルノアール - 舟遊びの昼食
ルノアール – 舟遊びの昼食
ここにはロスコ・ルームってのがありまして、ロスコの絵だけを並べた部屋があります。日本にもDIC川村記念美術館にありますね。

この美術館、撮影は可なのですが、ロスコルームだけ不可でした。監視員のお姉さんに何でか聞いたら大きな理由はないけどそういう方針だとのこと。

有名画家の作品だらけなので好きな人にはお奨めです。めちゃめちゃ広いわけでもなかったので1時間ほど滞在してました。

レンウィック ギャラリー

13時頃に市内に戻れまして、まずはレンウィック ギャラリーへ。

レンウィック ギャラリー
レンウィック ギャラリー
現代美術の美術館です。ここも無料。

写真撮影推奨でどんどんSNSに上げてねとなっています。

写真撮影推奨
写真撮影推奨
中はこんな感じ。
レンウィック ギャラリー内部
レンウィック ギャラリー内部
現代美術なので常設されてる有名な名画とかはありませんので、見れなくても問題無いと思いますのでお奨めはしません。

大して広くないので30分もいませんでした。

スティーブン F. ユードバー=ハジー・センター(航空宇宙博物館別館)

今日はちょっと離れた場所に行くので朝飯は早く食いたいのですが、朝食が8時半からなので食わずに早く出ようかなとも思ったけど経費節減で朝食食ってから出かけることにしました。ちなみにギリギリ8時半からでないとパンケーキに手を出してはいけません。

今日はまず航空宇宙博物館の別館のスティーブン F. ユードバー=ハジー・センターに行きます。ダレス空港の南にあって結構不便です。公共交通機関で来る客がかなり少ないようで、午前中はバスが1時間に1本しかありませんで、しかも開門にぴったりの時間に着くバスもないという。でも去年の2月まではシルバー線も空港まで繋がってなくてもっと手前までだったので便利になった方かも知れませんが。

ちょっと早い感じでしたが余裕見て9時前くらいに地下鉄シルバー線に乗りまして、ダレス空港の手前のInnovation Center Metrorail Stationで降りました。地下鉄は50分くらい掛かります。で、駅の南にあるバス停で10時16分発の983番のバスを待ちます。

博物館行きのバス停
博物館行きのバス停
ってことでバスに乗りまして、10時半頃到着。大体1時間半くらい見とけばいいんですけど、
スティーブン F. ユードバー=ハジー・センター
スティーブン F. ユードバー=ハジー・センター
管制塔みたいなのがありますが、中にいた時は存在を思い出せず、結局何かわかりませんでした。

セキュリティーチェックは荷物を持ったままチェック機を通過するだけでOKだったかな。引っかかると荷物チェックされると思いますが。ワシントンではわりとサクサク通れるところが多かった記憶があります。

ここは広い敷地を利用して航空機などの実機をどっさり展示している博物館です。スペースシャトルとかはインスタの方に載せたので他の写真を載せときます。

スティーブン F. ユードバー=ハジー・センター
スティーブン F. ユードバー=ハジー・センター
SR-71A
SR-71A
コンコルドなど
コンコルドなど
プレデター
プレデター
他にも色々撮りまくりましたが以上。

スペースシャトルはディスカバリーでしたが、こっちはちゃんとエンジンが着いていたのが良かったです。

文字情報はほとんど見ずに写真撮りまくって過ごしていたので1時間で一通り見終えちゃいまして、11時35分のバスに乗れました。じっくり見てるともっと時間掛かると思いますが、2時間あれば十分満足できるかな。

バスは左回りで巡回しているだけなので帰りは降りたのと同じバスに乗るのですが(往路は間違って乗ると空港に行っちゃいます)、この時は団体バスだらけでかなり手前でバスが停まっちゃってました。ここに来るときのバスに乗ってから2時間掛からずに帰りのバスに乗ったので帰りは無料だったかも。

ワシントンDC滞在2日目の夕食

アメリカでは食についてこれってものが少ないのですが、寿司については巻き寿司が独自に発展していますのでアメリカに旅行したら1度は寿司を食いたくなります。

ってことで、くら寿司があるってことでくら寿司に来ました。安く食べれるかなと思って。

くら寿司 ワシントンDC店
くら寿司 ワシントンDC店
インスタの方に写真貼ってありますので他に食べたのを載せときますが、撮るのを忘れたりしたので寿司は1枚だけ。
海老の天ぷらの巻き寿司
海老の天ぷらの巻き寿司
インスタの1枚目の手巻き寿司がアメリカの寿司屋では外せないソフトシェルクラブの唐揚げの寿司ですが、いまいちでした。衣がごつくて素材の味を損なってた感じ。

で、操作画面の写真撮ってたら操作ミスって牛重(税別11.2ドル)を注文してしまいました。

牛重
牛重
日本の牛丼と同じ味です。

ミスったおかげで牛重でフィニッシュ。5皿+牛重で税込31.85ドル。これにチップが必要です。うーむ。一皿税別3.55ドル(大体500円)もする皿が大して量がないので全然安くない。まずくはなかったけど大しておいしくもなかったしなぁ。

ちなみに水は無料でお茶が有料。

ってことで、モヤモヤしながら店を後にしたのでした。

宿までは大して遠くないので歩いて帰ったのですが、ワシントンDCのアップルストアもこんなのです。

アップルストア
アップルストア
元は何なんだったのかが気になりますが、図書館だったらしい。

リンカーン記念堂 など

ワシントン・ナショナル・ギャラリーは17時閉館ですが、他の所も遅くて17時半閉館なので外をうろうろすることにしました。実は翌日に大きなミスを犯していたことに気づくわけですが。ラッキーなのを見逃してただけなんだけど。

議会議事堂は遠目から眺めるだけにしときました。

アメリカ合衆国議会議事堂
アメリカ合衆国議会議事堂
で、バスに乗りまして(Smartipカードをかざすだけで乗れます)、リンカーン記念堂へ。
リンカーン記念堂
リンカーン記念堂
リンカーン像ってでかいのね。
リンカーン像
リンカーン像
池に映る逆さワシントン記念塔も撮っときました。
ワシントン記念塔
ワシントン記念塔
バス停に向かう途中にベトナム戦争の戦没者慰霊碑を通りました。
ベトナム戦争戦没者慰霊碑
ベトナム戦争戦没者慰霊碑
バスに乗って晩飯食う予定の方向に向かったんだけど、バスが途中から行くはずのない道を通り始めました。バスの番号は間違ってなかったんだけどなぁ。ユニオンステーション近くで降りてバスを乗り換えました。乗り換えたバスがカードリーダーが壊れてたんでカード使わずただ乗りでしたけど、乗り継ぎだからどっちにしろ無料だったけど。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー

と言うことでワシントンDCに来た1番の目的のワシントン・ナショナル・ギャラリーにやってきました。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー
ワシントン・ナショナル・ギャラリー
この写真は正面ではないですけど。

ここでも館内マップを使って見終わった部屋を塗りつぶしながら見ていきます。

先に書いときますが、13~16世紀のイタリア美術と16世紀のイタリア・フランス・スペイン美術のエリアが閉鎖してまして、一部が別の場所で展示されていました。丸ごとは無理なので見れない作品が結構あったと思いますがしゃあない。今は色々工事中らしいですが、他に閉まってたのは企画展用の部屋みたいでしたが、マップで部屋割りが描かれてないベタでグレーになっている部分は昔のマップでもグレーになっているので閉まってたのは上に書いたエリアだけかな。

ってことで、ダビンチのジネーヴラ・デ・ベンチの肖像は見れました。

レオナルド・ダ・ビンチ - ジネーヴラ・デ・ベンチの肖像
レオナルド・ダ・ビンチ – ジネーヴラ・デ・ベンチの肖像
下の2枚もPhoenixのAlpha ZuluのMVに出てきます。
ヘラルト・ファン・ホントホルスト - The Concert
ヘラルト・ファン・ホントホルスト – The Concert
Rembrandt Peale -  Rubens Peale with a Geranium
Rembrandt Peale – Rubens Peale with a Geranium
で、フェルメールですが、ワシントン・ナショナル・ギャラリーには4枚あるはずなんだけど、3枚しかなかった…
フェルメール 3枚
フェルメール 3枚
今年、アムステルダムで史上最大のフェルメール展が行われてたんですが、「赤い帽子の女」は展覧会が終わっても貸し出しが続いてたらしいのでまだ戻ってきてないか戻ってきたばっかりなのかのどっちかのようで。ま、これもしゃあないですな。どっちゃにしろフェルメールコンプリートは難しいし、コンプリートするつもりもなかったんだけど。ちなみにダビンチをコンプリートしようとするとサンクトペテルブルクに行かないといけないのでこれも難しいなぁ。いつかはエルミタージュ美術館に行ってみたいと思ってはいるんだけど。

気を取り直してどんどん見ていきます。

このフラゴナールの絵、小学生の頃から知ってた絵だと思うんだけど、何で知ってたのか思い出せん。

フラゴナール - 読書する娘
フラゴナール – 読書する娘
この日傘をさす女性がモネの中で一番好きです。と書きつつ小さい画像でアップしちゃったりして。
クロード・モネ -「散歩、日傘をさす女性」と「ヴェトゥイユの画家の庭」
クロード・モネ -「散歩、日傘をさす女性」と「ヴェトゥイユの画家の庭」
メトロポリタン美術館ほど混んでないのでゆっくり見れます。
ゴッホなどの展示室
ゴッホなどの展示室
右端の女性の絵もコローです。
マネやコローの展示室
マネやコローの展示室
ラファエロ・サンティの「アルバの聖母子」は見れました。
ラファエロ・サンティ -アルバの聖母子
ラファエロ・サンティ -アルバの聖母子
本館は見終えたので東館に行きます。地下の連絡通路の手前にしれっとダリの絵が。
サルバトール・ダリ - 最後の晩餐
サルバトール・ダリ – 最後の晩餐
東館でもちょっとは見たのですが、閉館時間切れとなりました。4時間以上いたんだけど。

無料なのでまた来ればいいってのがありがたいですな。ま、ワシントンDCでの観光は3日間しか予定してないので余裕があるわけではないんだけど。

では次。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー 彫刻庭園

次はワシントン・ナショナル・ギャラリーに向かいましたが、西隣の庭園に彫刻作品が置かれていまして有名作家の作品が並んでいますので一通り見ときました。

ロイ・リキテンシュタイン HOUSE Ⅰ
ロイ・リキテンシュタイン HOUSE Ⅰ
バリー・フラナガン Thinker on a Rock
バリー・フラナガン Thinker on a Rock
このウサギはどっかで見たなと思う人がいるかも知れませんが、大阪中之島美術館に同じ作家のウサギの彫刻があります。大阪中之島美術館の中に置いてある場所は行く度に違ってますが、わりといつ行っても見れると思います。

ちなみに庭園の真ん中がアイススケート場で、たぶんスケート場になってるのは冬だけなんでしょうが、準備工事中でして、おかげで彫刻が1つ確認できませんでした。

ってことで次。

国立アジア美術館(アーサー・M・サックラー・ギャラリー/フリーア美術館)

ってことでワシントンDCの観光の主目的の美術館博物館巡り開始です。ワシントンDCのスミソニアン博物館群のほとんどが無料なので(今回行った場所ではフィリップスコレクションが私設の美術館なので有料でした)、円安やインフレとは無縁なのがめちゃめちゃありがたい。

まずは国立アジア美術館(National Museum of Asian Art)。フリーア美術館とアーサー・M・サックラー・ギャラリーを一体運用しているのでまとめてこう呼んでいるようです。建仁寺でやってる展覧会だとスミソニアン国立アジア美術館と言ってるようですけど。

建物は別ですが、地下で繋がっていますので入場時のセキュリティーチェックは別々に行う必要はありません。

アーサー・M・サックラー・ギャラリーの方から入りました。

アーサー・M・サックラー・ギャラリー
アーサー・M・サックラー・ギャラリー
こっちがフリーア美術館。
フリーア美術館
フリーア美術館
どちらも建物に名前が彫られてますよね。

ってことで展示品は全部撮影可で撮りまくりましたが、とりあえず主目的のフリーア美術館の日本の屏風絵の展示室だけ載せときます。

フリーア美術館 日本画屏風絵展示室
フリーア美術館 日本画屏風絵展示室
上の写真からもわかるように俵屋宗達の松島図屏風は展示されてませんでした。これは覚悟してたのでしゃあないです。奥に写ってるのが尾形光琳の群鶴図屏風
尾形光琳 群鶴図屏風
尾形光琳 群鶴図屏風
これを見れただけでもよしとするしかありません。ちなみにフリーア美術館の所蔵品は門外不出なのでこの絵もここでしか見れません。

今日はちょっとだらだらしてたのでアーサー・M・サックラー・ギャラリーに入ったのが10時50分頃になっちゃいましたが、フリーア美術館を出たのは12時くらいでした。じっくり見てたらもっと時間掛かると思いますが、丁寧に見たのは日本の展示くらいですかね。フリーア美術館には他にも日本の展示室がありますが、富岡鉄斎の作品が多めに展示されていました。

ってことで次。

ワシントン記念塔

次はワシントン記念塔を遠くから撮影。形状はいわゆるオベリスクですな。

ワシントン記念塔
ワシントン記念塔
インスタに載せたのとは撮った場所がだいぶ違ってて見る角度が違います。

これも上に登れるようですが、スルーしました。