特別企画展 雪村とその時代 @大和文華館

今日は奈良へ。3箇所廻る予定なので昼前に出かけました。まずは大和文華館。

大和文華館
大和文華館
基本的には所蔵品の展覧会なので料金は特別展料金ではありませんで通常料金です。京博からも借りてこれてたりもしますが、雪村の作品は今日は9件展示されてましてそんなに多くありません。でも雪村は500年前くらいの人なので他の作品もほぼ室町時代の古いものばかりなので普段見れない作品が多く展示されてると思います。

上の写真にもある雪村の代表作ですが、これは見たことあったので今回来れなくても後悔はしなかったと思います。って感じのお奨め度合い。

客は10人もいなかったです。

しかし、ここは建物の大きさに比べて展示できる件数が少ないのが痛い。講演できるホールとかまであるのに。やたら多い椅子のところも展示ケースとかにできないもんか。今日は39件展示されてましたが、わりと時間掛かって30分以上はいました。

帰りは今まで見てなかった蛙股池眺めたりしました。ここはこの池に面しています。日本書紀にも載っているそうな。名前は違うけど。現存する日本最古の溜池らしい。展示室からだと池の奥の方を眺められるんだけど、建物の下を回って池に近づくともっとよく見えるかなと思ったら木が邪魔で全然見えませんでした。

アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展 @神戸ファッション美術館

今日は六甲アイランドの神戸ファッション美術館でのミュシャ展に行ってきました。

神戸ファッション美術館
神戸ファッション美術館
ミュシャの展覧会は日本ではしょっちゅうやってるのでスルーしようかと思ってましたが、展示点数が500点ほどあると知ったので見ることにしました。尾形コレクションが中心の展覧会も確か見てなかったと思うし。日本には有名なミュシャのコレクションがいくつかありますが、今回は尾形コレクションが大半で、堺のミュシャ館(土居コレクション)、や川崎市民ミュージアム(三浦コレクション)、OZAWAコレクションのもそれぞれちょっとずつ展示されてます。この2年9ヶ月前の動画で紹介されてるのがほぼ展示されてたと思うのでこれの巡回なのかな。タイトルも同じだし。

今回はチケットは安いのでまあいいんだけど、電車賃がバカにならんのよね。うちからだと私鉄で京都に来るより金かかる。魚崎からの六甲ライナーだけでも往復500円するんで。そりゃこの美術館のある神戸ファッションプラザも閑散としますわな。ってことで、今日もガラガラでした。客は全くいないわけでもなかったけど。

ミュシャの油彩とかはなく大半はリトグラフなどの印刷物が多いですけど、ミュシャ版の北斎漫画みたいな図案集の装飾資料集の全ページ(絵だけで72枚)とかが壁にびっしり展示されてます。500点と言ってもこの図案集とか、大量にあるポストカードとかも含めてるので展示の規模自体はそんなに凄くはありません。

このジスモンダだけ撮影可でした。

ジスモンダ
ジスモンダ
ミュシャがパリで有名になるきっかけとなった作品です。展覧会では毎回と言うほど見てますが、ポスターなのでコレクションごとに状態も違いますけど、色はいい方だと思います。

これだけ展示数が多いと見たことないのがかなり多かったと思うので見といて良かったな。500点ほどあるというので身構えて行ったのですけど、めちゃめちゃ集中して見たわけでもないので滞在時間は1時間ほどでした。

関西での尾形コレクション中心の展覧会は最近なかったと思うのでミュシャのファンなら見といた方が良いと思いますが、お奨めってほどでもないかな。

帰りは久々に梅田の地下を覗きましたが、あまりの変わりようにとまどうばかり。工事中ばっかりだし。

で、昨日も来た中之島までぼちぼち歩きまして、光の饗宴で現時点で既に見れるのを覗いてきました。

大阪市役所
大阪市役所

中之島イルミネーションストリート
中之島イルミネーションストリート

昨日のBIGスノーマンはこんな感じになってました。
BIGスノーマン
BIGスノーマン

大阪芸術大学 学生制作「希求の唄(ききゅうのうた)vol.2 ~with corona コロナ禍の中で~」
大阪芸術大学 学生制作「希求の唄(ききゅうのうた)vol.2 ~with corona コロナ禍の中で~」

最後に昨日と同じアングルから。
難波橋の上から
難波橋の上から

博覧会の展覧会Part2 大阪の博覧会 @大阪府立中之島図書館

今日は中之島へ。中之島図書館で万博関係の展示が行われてるってことで覗いてきました。中之島図書館に入るのは初めてです。初めて入ったけど、ずらっと本が並んでるって感じじゃないのね。

大阪府立中之島図書館
大阪府立中之島図書館
重要文化財の古い建物なのでどっさり本が置いてあるのは荒本駅近くの府立中央図書館のお役目って感じ。西長堀の中央図書館もそうだけど大阪市立です。

で、万博の展示はこんな感じ。撮影可です。

中之島図書館 三階展示室
中之島図書館 三階展示室
予備知識無しだったんで想像とはちょっと違っていて、1970年の大阪万博だけではなく、古い資料や2025年の万博の誘致関連や花博の資料なども展示されていたので大阪万博の資料は思ったより少なかったです。でも記憶にある懐かしいものがあったりしました。展示品はびっしりこんな感じで並べられていたので点数自体は結構多かったですけど、説明とかはほとんどありません。
大阪万博関連の展示品
大阪万博関連の展示品
ってことで想定よりだいぶ滞在時間は短かったですが、展示自体は無料なので特に文句はありません。その後、中をちょっと見学したりしました。

帰りは中之島の東側をうろうろ。端っこの公園までは行きませんでしたが。この雪だるまは年末恒例の光の饗宴の一環のOSAKA光のルネサンス2021の中の一つですが、14~25日の間だけのやつなので準備中でした。準備中なのでしぼんだり膨れたりして面白かったでですけど。

BIGスノーマン
BIGスノーマン
安藤忠雄が建てた「こども本の森 中之島」の青リンゴのオブジェも撮っときました。
永遠の青春
永遠の青春

最後に難波橋の上から1枚。
難波橋の上から
難波橋の上から

WESTERN JAPAN BOWL 全日本大学選手権・西日本代表校決定戦 2021 @ヨドコウ桜スタジアム

今日はアメフトを見てきました。ヨドコウ桜スタジアムとしてリニューアルされた長居球技場を見てみたくて。

この写真に写ってるのは旧メインスタンド(現在はバックスタンド)なので古いままです。椅子は丸ごとゆったりしたモノに入れ替えられたようですが。

ヨドコウ桜スタジアム
ヨドコウ桜スタジアム
ここはサッカーのスタジアムとしてはフィールド(ピッチ)と観客席の距離が日本でもトップクラスに短いのでとても見やすいです。アメフトのフィールドはサッカーの国際仕様よりも20mほど幅が狭いのでアメフト専用のエキスポフラッシュフィールドとかよりはスタンドからフィールドまでの距離はありますが。

私が見たのは上層階だったのでチケット3000円しました。決定戦のシステム自体大嫌いなので本来なら見に来なかったんだけど、ヨドコウ桜スタジアムを見てみたかったのでしゃあないなって感じでした。

スタンドに入ると横方向の動線がかなり悪くて隣の出入り口に移動しようとしても途中で座席になってしまって動けなくて移動したいときは一旦裏に回らないといけないのがとてもめんどくさかったです。前回も一緒に見た後輩が先に席を確保してくれてたので探すのに何度も裏に戻らないといけなかったです。しかも出入り口で毎回チケットチェックあるし。最低限の動線だけ確保して本来通路だった部分の一部も座席にしてしまったんだろうなって感じ。下層スタンドはそうはなってないようですが。調べてみたら一旦一番上に上がれば横移動はできたみたいだけど。

ってことで試合ですけど、前半立命が全然点取れそうにない展開だったのが3Qは逆に点の取り合いとなり3Qだけで計5TD。結果的に面白い展開になりましたが今年もやっぱり関学と。被ターンオーバーが立命5回で関学1回の差が結果に結びついてしまいました。関学のパスディフェンスがいまいちだったんで立命が勝てるチャンスはあったと思うけど。

リーグで優勝できなくても決定戦で再戦可能になった2016年から6年連続で関学が甲子園ボウルに出ているわけですが、大体予想通りです。つまらないね。まぁ今回も関学側の4000円の席が真っ先に売り切れるくらい興行的には決定戦やる方が正解なんでしょうから協会はこのシステムは止めれんでしょうな。

スタジアムとJR鶴ヶ丘駅の間の動線は整っておらず、線路沿いを歩けば150mほどの距離なのだけど、来るときはこの最短距離で来れたんだけど、帰りはバリケード作られてて400mくらい歩かされました。こういうのってなんか気分悪いのでなんとかしていただきたいもんである。横断歩道と信号設置するだけなんだし。自転車置き場も移転して欲しいけど。

今日は事情で後輩と飯食わずにサクッと帰宅しました。

コレクター福富太郎の眼 @あべのハルカス美術館

今日はあべのハルカス美術館へ昨日から始まった展覧会に行ってきました。会期が長いのでもうちょっと待っても良かったけどまあええかと。

キャバレー経営者で生前はメディアにもよく露出していた福富太郎と言う人のコレクション展です。

あべのハルカス美術館
あべのハルカス美術館
タイトルが客呼べそうな感じでもないのでそんなに混んでないだろうと思ってたけど正解でだいぶ空いてました。

展示物は多くが大正期を中心とした日本画です。洋画の展示も4割ほどありますが日本人のがほとんどです。上の写真のは北野恒富の作品ですが、7月の怪しい絵展でも展示されてました。鏑木清方の作品が13点あり一番多いです。

展示数は80点ほどですが、キャプションのある作品が多いので私としてはわりと時間掛かって1時間ちょっといました。

前半の日本画は美人画が多く、馴染み無い画家の作品も多いですが、印象的な表情の私好みの良い作品が多いです。と言うことで見に来てよかったですが、万人にお奨めするほどではないかな。

夜は友人にPCの余ったパーツを譲るのでついでに一緒に晩飯食いました。久々にブチェイデで。退院後は去年の6月に1回行っただけだったので1年5ヶ月ぶり。以前はずっと通ってた店なのでバイト(?)の女性はちゃんと私を認識してくれてました。

関西学生アメフトDiv.1順位決定戦 2021 @ヤンマースタジアム長居

今日は長居陸上競技場でアメフト2試合観戦です。見ようかどうか迷ってましたが、前回一緒に見た後輩も見に行くと言うことで見ることにしました。メインは2試合目の優勝決定戦の関学立命戦で、京大が前の試合で負けてしまったおかげで1試合目の7位8位決定戦に京大が出るので2試合とも見ることに。

ヤンマースタジアム長居
ヤンマースタジアム長居
まずは1試合目の京大桃山学院大戦。結果は16-13でなんとか勝利。ほぼ互角と言っていい内容。ボールを見てればインターセプトできてたのにボールを見ないでレシーバーにタックルしてインターフェアを取られるプレーがありましたが、まだ治ってないのね。ちなみに2試合目の方では関学の選手がちゃんとボール見てインターセプトしたプレーがありました。

試合終了間際の時間の使い方とか全然なってなくてプレー始めるの早すぎて結局桃山に時間与えてしまって苦しくなっちゃうし。これもコーチが何もわかってない証拠。選手がどんどん減るだけでなくてスタッフもまともなのおらんのかって感じ。結果的に試合に勝っちゃったのでこの時間の使い方の悪さの反省もできないんでしょうな。

入れ替え戦の相手は神戸学院大になったと思いますが、負けて甲南相手にならなくてよかったですな。

で、2試合目の優勝決定戦は28-25で関学の勝利。3点差ですけど、今年も関学強いなという感じでした。ま、優勝決定戦と言っても負けても西日本代表決定戦に出れる可能性があるので勝てば甲子園ボウルと言うことではありませんので緊張感はちょっと薄いんですけど。

リーグ戦は見るけど決定戦は見に行かないことにしていた私ですけど、次の甲子園ボウル出場決定戦は新しくなった長居球技場(ヨドコウ桜スタジアム)なので新しいスタジアムは見てみたいので見に行く予定。

試合後は後輩と一斗本店で焼肉食いました。がっつり焼肉食うのは手術後初めてです。

板前焼肉 一斗 天下茶屋本店
板前焼肉 一斗 天下茶屋本店
二人とも酒飲まないのでケチらず高い肉食うことにしまして、仙台牛の極上3種盛り(写真左)頼みました。最高級の肉が気楽に食えるこの店ですが、それが更に2/3くらいの値段になってたので。仙台牛と名が付いてるだけで最上級な訳ですが、もうめちゃめちゃうまい。肉の味もですけど、脂も普通の肉とは全然違うんですよ。写真右は通常メニューの外ヒラ。外ヒラは税込1188円でしたが、これでもめちゃめちゃうまい。

酒飲まずにウーロン茶と白飯食って一人4500円ほどでした。大満足です。これと同じものが食える店が東京にあるとして一人1万円以下で食える店は存在しないと思う。まぁ勝手な想像だけど。

鶴橋に住んでますが鶴橋で焼肉はもう何年も食ってません。そろそろ行こうかなと思ってる店はいくつかありますが。何年も食ってないので最新の印象ではないけど鶴橋にはおいしい店は多いけど実はどこも大して安くない。以前は「空」にホルモン食いにたまに行ってたけど。ちなみに空はホルモンだけ食うのがお奨めです。ロースとかで満足したかったら別の店にしましょう。せっかく外食するならちょっと奮発して一斗で良い肉食うのが私のお奨めです。ちょっと奮発と言っても酒飲まなければ5000円もあれば十分満足できるかと。腹一杯食ったりしたら別だけどね。

メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年 @大阪市立美術館

今日は今日から始まったメトロポリタン美術館展を見に大阪市立美術館へ。今日明日と関西文化の日の無料公開集中日でしたけど行きたいところが無かったのでパス。事前チェックが遅かったので行きたいところの無料日が既に終わってたりしたので今年はどこにも行けず。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
ここも時間指定制の事前予約チケットがメイン(当日券あり)なので、最終枠の15時30分からのを買ってありまして、ちょうど15時半頃に着いたら行列もできてなかったので様子を見ずに中に入りました。

中が混んでるのが嫌なので先に常設展の方を見とこうかなと思ったら常設展なし。混みそうなので常設展で中に滞在する人を人増やしたくなかったのだろうか。

仕方ないので早速会場に入りまして、関西では初日って結構空いてることが多いので期待してましたがそんなこともなくわりと混んでました。人が二重になるようなほどではありませんが。

展示内容ですけど、ヨーロッパの絵画だけを集めています。中で見れるビデオでメトロポリタン美術館の館長さんが話してましたが、メトロポリタン美術館は西洋絵画の展示室が現在工事中だそうで、そのためにいい絵ばかりまとめて貸し出せたんでこういう機会は当分ないので貴重ですよとのこと。でもこれをきっかけにメトロポリタン美術館にも来てねと言ってましたが。

私は2年前に訪れる予定でしたが体調ボロボロ(心筋梗塞に気づかないままの頃)だったので旅行キャンセルしちゃったのですけど、この頃だったらまだ工事始まってなかったんだろうか(後で調べたら2018年から工事してるらしい)。メトロポリタン美術館には昔に1回行ったことあるのですけど、知識が全然なかった頃だったので全然憶えとりませんのでリベンジ果たしたい。同じ時にMoMAにも行っててそっちはダリとかルソーとかわりと思い出せるんだけど。2023年には工事終わって再開するそうですが、アメリカのコロナの状況が酷いけどさすがにこの頃にはまともになってるかな。

展示されているのは超有名画家の作品が大半で、ほとんど一人につき1点だけで2点展示している人のが何人かって感じでした。

上の写真にもあるように広告とかに使われてるのはカラバッジオの作品ですが、フェルメールも1枚来ています。フェルメールが1枚でも来るときはそれがポスターになることが多いですけど、カラバッジオの方がインパクトありそうだからかな。ちなみにジョルジュ・ド・ラトゥールの女占い師の方がフェルメールより格上の扱いって感じで展示されてました。

超有名な作品はあまりありませんが(ラトゥールのは代表作ですかね)、画家自体は超有名な人のばっかりだし、日本じゃなかなか見れない画家の作品も結構あるし、いい絵ばっかりだし、メトロポリタン美術館に行く予定が当分ないなら超お奨めって感じですかね。

展示点数は65点で、これくらいならいつもの私なら1時間なんて掛からずに見ちゃいますが70分ほど掛かりました。

一通り見終わった時点で閉館20分前くらいだったので最初の方に戻ってみたらガラガラだったので、おさらいでいくつかをじっくり堪能できました。フェルメールを見てたら大阪市立美術館の館長さんがお客さんを案内しながらやってきて解説してはりました。私とはちょっと離れてたので聞き取りにくかったですけど館長さんの解説を聞きながら鑑賞できたのでした。多少辛口な内容でしたけど。

物販が大盛況で密状態でした。閉館15分前には物販終了がこの美術館の通常規定ですが、長い行列ができてたので閉館時間でも処理しきれなかったんだろうな。私は何も買わず。

時間予約制なので休日に行ってもびっくりするほど混むようなことはないと思うので都合のいい時間に予約しちゃえばいいんじゃないですかね。

特別展「最澄と天台宗のすべて」@東京国立博物館

次は東博へ。ほんとは来るつもりではなくて横浜にガンダム見に行こうと思ってたんだけど、飛行機予約した後に調べたらなんとメンテで休止とな。仕方ないのでこっち見ることにしました。巡回する京博の方には行くつもりしてたんだけど、展示物が大きく違うってことで。

ちなみにフルのタイトルは 伝教大師1200年大遠忌記念 特別展「最澄と天台宗のすべて」です。

東京国立博物館
東京国立博物館
延暦寺が中心ですけど多くの寺院が協力した大規模な展覧会です。

上の写真の左側の法界寺の本尊は絶対秘仏の延暦寺の本尊の模刻に近いと言われているそうで、これも滅多に見れない秘仏です。5年前に51年ぶりの開帳と言うことで見に行きましたが、この時は横から眺めるだけで正面からは見れなかったし、脇侍の日光月光菩薩もちゃんと見れませんでしたので、左右で截金の模様が違うとかなんて5年前はわからなかったな。

ってことで、東博の特別展は展示面積が広いので普通に見てても時間が掛かりますが、今回も展示物がおおいのでかなり疲れます。最後の方は仏像だけになるので前半でヘロヘロになっても大丈夫かな。その辺わりと配慮されてる方かも。

1箇所だけ撮影可のところがありました。本尊の厨子の再現の部分だけ。

延暦寺本尊の厨子の再現
延暦寺本尊の厨子の再現
仏像と灯籠は本物です。

新型コロナ感染拡大防止で混雑回避のため90分以内で見終えてねと言う話でしたが、キャプション多いし、数分のビデオも何カ所もあるし、ちゃんと見てたら90分じゃ絶対無理。私でも100分ほど掛かっちゃいました。

滅多に見れない仏像が多いので仏像マニアなら必見です。

ってことで、その後本館見て、次に東洋館をさらっと見たら、閉館間際になっちゃいました。

乃木坂46のコラボの展覧会を表慶館でやってましたが、1800円と別料金だったので当然パス。

帰りはJALの伊丹行き最終便をマイルで予約してあったんだけど、さっさと帰ろうってことで17時36分に羽田に着いて、18時の伊丹に行きに変更してもらって、ラウンジにギリギリ寄れるかなと思ったら既に搭乗始まってたけど、ラウンジでお菓子だけもらってサクッと搭乗したので今回東京では飲み食い一切せず。

しかし、今回、久々の飛行機&東京だったのですが、伊丹のターミナルもだいぶ変わってたし、羽田の国際線ターミナルが第3ターミナルに変わってるわ、上野駅の公園口が全然違っちゃってて出口前の道路がなくなってて信号もなくなってるし、A350に初めて乗るわ、なんか色々変わっててとまどっちゃいました。

退院後初めてのハード目な行動でしたけど、大きな問題はなかったのでよかったです。体重軽くなったので足腰の疲れは軽減されるかなと思ったけどあまり変わらず。腰はやっぱ疲れるので展覧会中も無理せず何度も休憩してました。

ってことで、20時過ぎに自宅に戻り、毎週木曜は晩飯は同じ弁当屋で買ってるんだけど今日も同じでした。

ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント @東京都美術館

今日は有休もらいまして久々に東京へ。入院の前日以来です。あの日は心筋梗塞に気づかないままで体調悪いけどまぁなんとかって感じで出かけたのですけども。

今回もJALで行ったんだけど、マイルの期限切れ回避でeJALポイントにしてたりコロナ対応とかで勝手にマイルがeJALポイント化されたりして結構貯まってたので往路はeJALポイント消費で、復路はマイル消費で。今回金使ってないのでJALにとっては全くおいしくない客。まぁガラガラなときに乗ってくれた方が先のこと考えたらましかってレベルですかね。eJALポイント消費で乗ると初回搭乗マイルがもらえるので今年のマイル付加対象の搭乗はこれ1回限りなので結構戻ってくることになります。

で、機材気にせずスケジュール優先で予約したのですけど、搭乗橋歩いているときに主翼の先確認したら「あれ?787ってあんなだっけ?」と思ったらA350でした。初めてだわ。2年前に心筋梗塞発症してなかったらアメリカに行ってたのでその時乗れてたはずなんだけど。

通路が狭いね。全席モニタ付きでしたが、オーディオがジェットストリームしか選べなかった。1年8ヶ月ぶりでしたがスカイタイムが桃&ブドウに変わってた。桃の味がもっと強かったら良かったんだけど、これならキウイのままが良かったな。

富士山がきれいでした。インスタの方にも貼ってます。

駿河湾上空
駿河湾上空
ってことで、ゴッホ展。
東京都美術館
東京都美術館
クレラー・ミュラー美術館所属作品が大半の展覧会です。少しだけゴッホ美術館のもありますが。

私はクレラー・ミュラー美術館には行ったことあるのですが、所蔵のゴッホ作品は大量にあるので当然現地でも全部展示されているわけはないし、素描なんかは全く展示されてないので展覧会も見る価値あります。で、関西には巡回されないので東京で見ることにしました。名古屋でもよかったんだけどね。

ってことで、羽田から着いた時点で入場時刻を10分ちょっと過ぎてたので行列は全くできてませんでしたが、中は混んでました。でも東京の展覧会だと人が二重三重当たり前だったのでそれに比べると全然空いている方か。

クレラー・ミュラー美術館所蔵のゴッホ作品ではアルルの跳ね橋が超有名ですが、来てません。でも何故かルドンの代表作のキュクロープスが来ています。これは旅行時に私が撮った写真。

オディロン・ルドン,『キュクロープス』
オディロン・ルドン,『キュクロープス』
ルドンの大規模展の時まで取っといたらよかったのにと思うくらい。

ってことで、毎度のことで丁寧に見てない私ですが、1時間ほどは掛かりました。いい絵も多いですし、ゴッホの素描をこれだけ見る機会もかなり貴重だと思うのでお奨めです。

あ、そうそう、ずっと思ってるんだけど、クレラー・ミュラー美術館のゴッホってみんなシンプルな同じデザインの額なんだよね。額見ただけでクレラー・ミュラー美術館のゴッホだとわかるくらい。上のルドンの写真見たらわかるけど、ゴッホ以外はこんなんじゃないのよ。

第73回 正倉院展 @奈良国立博物館

ってことで、正倉院展。日曜の遅めだと空いてるかなと思って17時からのを予約したんだけど、結局期間中全部売り切れだったのでいつ行っても大して変わらんかったというか、最後の時間にしたら多少空いてたくらいだったんでしょうな。17時きっかりに行っても行列長いだろうと15分ほど経った頃に着いたんだけどまだだいぶ並んでたので本館の方見とこうかなと思ったら200円掛かるとのことで、今年見てるしまあええかってことで断念して正倉院展だけ見ることにして並びました。

奈良国立博物館
奈良国立博物館
結局15分くらいで入れたかな。しんどいと思うほどは待ちませんでした。

今年の目玉は螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんのげんかん)。バンジョーみたいな4弦の楽器です。正倉院展には2008年から14年連続で見に来ていますので見たことがあるってのもちょこちょこ増えてきましたが、まだまだ初見のばっかりです。ちなみに奈良博に公開されてるpdfの出陳リストだと前回いつ展示されたかが載ってるので便利です。やっぱり20年くらいは連続で見に来ないとダメっぽい。漆金薄絵盤も目玉に近い展示物で28年ぶりの展示なのですけど、同じ名前のほぼ同じようなのが2013年に目玉展示されてます。2013年に展示された方が汚れが少なくてきれいだった気がします。

今年の文書は「下痢が治らないのでしばらく休むかも知れないけど怒らないでね」的な内容のとか、光明皇后直筆の杜家立成(中国の文例集の写本)に飲みに誘う文章があったりして面白かったです。

五月一日経と呼ばれるお経があるのですが、昨日書かれたようなきれいな字で「天平十二年五月一日記」と書いてあるのを見て凄い不思議な気分になりました。書かれたのは1281年も前なんだけども。

ってことで、今週健康診断もあるしってことで、食いもん買ったら食っちゃいそうなので何も買わず帰宅。