頭塔

写真の位置情報を地図にリンクするようにしたので今回から行き場所別に別エントリーで。
ってことで読む順番が下からになるので面倒ですがご勘弁を。

今日も奈良へ行ってきました。

今日のメインは明日まで一般公開中の頭塔(ずとう)って所。明日までと言っても秋にも見れますが。場所は東大寺南大門の真南1kmくらい。

歩いて行ったので途中興福寺を通過。国宝館は待ち時間0だったので友の会会員でタダなのでサクッと入場、サクッと退出。

興福寺国宝館
興福寺国宝館
ってことで徒歩で頭塔へ。

ちょっと前にNHKでやってた大仏開眼ってドラマで市川亀治郎が演じていた玄昉って言うお坊さんの首塚だと言う伝説があるそうな。

頭塔
頭塔
ピラミッド状の石垣は発掘で出てきた本物の石垣を覆うようにして復元してあるそうな。ってことで本物は下に埋もれてて一回り小さい。貴重な奈良時代の石仏が瓦の下に並んでいて、本物で重要文化財。瓦屋根は実物にも瓦は使われていたそうだけど実際の使われ方は不明で、今は石仏の保護のためだそうな。

春期非公開文化財特別公開

GWも最終日ってことで、京都に行ってきました。このGW時期だけの特別公開の寺院の拝観が目的。

まずは妙心寺塔頭の隣華院(りんかいん)へ。

妙心寺
妙心寺
隣華院では等伯の絵を公開。京都国立博物館に展示されている襖絵の残りが見れました。
隣華院
隣華院
次はバスでちんたらと南禅寺に向かい、天授庵へ。ここも同じく京都国立博物館に展示されている等伯の襖絵の残りが。
天授庵
天授庵
三門に登ってみました。見晴らしは知恩院の三門の方がよいですな。ちなみに三門にも仏像があります。
南禅寺三門
南禅寺三門
最後に建仁寺に向かい、塔頭の大統院へ。ここでは円山応挙の幽霊図がメイン。幽霊を脚がない姿で書いた最初の絵だそうで。
大統院
大統院
建仁寺にはいつも夕方に通過してばっかりだったので初めて内部へ。
建仁寺
建仁寺
聖護院にも行こうかなと思っていたんだが、時間切れ。

ってことで、サクッと帰還。

今日も奈良へ。平城遷都1300年祭会場へも。

今日も奈良へ行ってきました。

興福寺は通過しただけだけど、藤原氏ゆかりの寺ってことで当然ここにも藤棚がありまして、ほぼ見頃でした。

興福寺南円堂前の藤
興福寺南円堂前の藤
国宝館は20分待ち。リニューアル大成功のようですな。

興福寺国宝館の入場行列
興福寺国宝館の入場行列
今回のメインの大遣唐使展。国宝だらけですが、ちょっと地味なものが多いかな。よく見ると凄いってのも多いんだけど。
奈良国立博物館大遣唐使展
奈良国立博物館大遣唐使展
次は春日大社宝物殿。一括で国宝に指定されてる物があるためここも国宝だらけ。
春日大社宝物殿
春日大社宝物殿
 もう四十九日も済んだしまあええかってことで中まで。ここの藤はまだ見頃にはなってませんでした。
春日大社中門
春日大社中門
ちょうどバスが来ていたのでバスに乗り平城宮跡へ。着いたのは最寄りのバス停ではなくて1本南の通りだったんだけどね。
平城京朱雀門
平城京朱雀門
5時の終了時間間際だったので大極殿は空いていました。
平城宮大極殿
平城宮大極殿
 しかし、広すぎる。でも空が広くてとても気持ちいい。
平城宮大極殿から朱雀門を臨む
平城宮大極殿から朱雀門を臨む
5時10分からの朱雀門の閉門セレモニーを見学。で、整理券をもらっていたんで 歴史館に入ってみたが、マニアには受けませんな。
平城京歴史館
平城京歴史館
ってことで、無料シャトルバスの時間は終わってしまっていたので徒歩で西大寺駅へ。途中の中華屋で晩飯。いまいちだった。

観心寺&金剛寺

今日は河内長野の観心寺と金剛寺へ行ってきました。
観心寺は国宝の本尊の年1回(毎年4/17,18だけ)の開帳日ってことで。

観心寺
観心寺
国宝の金堂。有名な秘仏の如意輪観音が昨日と今日だけ開帳。
二重アゴのふっくらした顔なのでかなり憶えやすい仏像です。
観心寺金堂
観心寺金堂
30分ごとのお坊さんの話が長いようで、人が本堂から出てこなくてかなり混雑してました。

昨日と今日だけ金剛寺行きの無料シャトルバスが出ていて、そのバスの時間の関係でお坊さんの話がほとんど聞けなかったのが残念。ってもっと早くから来とけば良かっただけなんだが。

霊宝館にも重文の仏像が多く展示されていてかなり充実してました。

ってことで、シャトルバスで金剛寺へ。

金堂など多くが重文で、6月以降に7年間ほど掛けて本尊も含め丸ごと修復期間に入るそうで、次に本尊を拝めるのは7年後だそうな。

ってことで本堂。運慶作と伝えられる大日如来像などがご開帳。実際は運慶作じゃないらしいがでも素晴らしい。

金剛寺金堂
金剛寺金堂
金剛寺多宝塔
金剛寺多宝塔
八重桜などが多く咲いていました。

珍しい御衣黄と言う緑色の花を付ける桜。

御衣黄
御衣黄
金剛寺の八重桜
金剛寺の八重桜
ここにも宝物館があって、五智如来などいろいろ展示されてました。

今日はなかなか充実していたな。

ってことで、帰りのシャトルバスは時間がいまいちだったので路線バスで帰還。

奈良

今日は奈良へ行ってきました。サクッと2箇所だけ。

まずは五劫院。正倉院のちょっと北にあります。近鉄奈良駅から歩いたけど結構あります。

五劫院
五劫院
ここでは通常は公開されてない五劫思惟阿弥陀如来がご開帳ってことでお参りしてきました。
人をどうやって救おうかと考え続けて髪が長くなってアフロみたいになってます。
劫ってのは時間の長さの単位だそうで、五劫の期間考え続けたそうなのだけど、五劫は216億年だそうな。えらくゆっくり髪の毛伸びるのね。って宇宙の歴史の137億年より長いんですが。

東大寺にも毎年10月5日にだけ見ることが出来る同じ五劫思惟阿弥陀如来さんがいますが、東大寺のより全体が大きくて、顔も体もふっくらしてました。東大寺の方がアフロ具合が極端です。

五劫院本堂
五劫院本堂
転害門辺りは人も少ないですな。奈良の桜も散り染めってことで1枚。

転害門近くの桜
転害門近くの桜
で、次は大安寺へ。都合の良いことに、大安寺行きのバスが転害門の前の道に走っていたのでサクッと乗って現地へ。

こちらも秘仏の十一面観音と馬頭観音がご開帳。どっちも天平仏です。

大安寺
大安寺
ってことで近鉄奈良駅に戻り駅近くで小さい三笠を1個買って食ってさっくりと帰宅。

京都で花見

以下はとりあえず版。動画とか写真とか追加予定。めんどくさくてやめるかも知れんけど。

今日は会社を休みまして京都へ行ってきました。桜を見に。
今回のルートは哲学の道がメイン。20年前まで大学の卒業までの3年ほど住んでいた場所なんだけどね。

3年間で2回は桜の季節をすごしてるんだけど、春休み中ってこともあり桜はじっくり見れてないんだよね。
ま、それだけでなくて哲学の道は銀閣寺から南は歩いたこと無かったんだけど。
住んでたのが銀閣寺道の近くだったのにねぇ。

哲学の道の横を流れる琵琶湖疎水分流が白川と合流せずに交差するポイントのすぐそばに住んでいたんだけど、そんな川の立体交差があるなんて当時は全く気づかなかったですわ。あ、でも今思うとどういう構造になってるんだと悩んだ記憶はあるなぁ。

ってことで出町柳駅から歩き始めて銀閣寺道の「ますたに」でラーメン食って哲学の道へ。

さすが桜の季節、平日とか関係ないですな。凄い人出でした。

哲学の道の桜
哲学の道の桜
初めて蹴上に来ました。明治時代の発電所は現役。
外人女性に突然声を掛けられ「桜が見たくて来てみたんだけど、ここ何?」と聞かれました。
「100年以上前に作られた発電所」だと答えてあげました。

蹴上げの発電所から
蹴上げの発電所から
インクライン(incline)と呼ばれる、当時の船を疎水の上流側へ持ち上げる(下げる方もだけど)装置のレールがある坂の両脇もずっと桜。ここは人が少なめでしたな。

蹴上のインクラインの桜
蹴上のインクラインの桜
岡崎公園近くの桜
岡崎公園近くの桜
岡崎公園近くの桜
岡崎公園近くの桜
有名な円山公園のしだれ桜を1枚。他にも数本しだれ桜があります。

円山公園のしだれ桜
円山公園のしだれ桜
次に夜間拝観をやっている高台寺へ。しだれ桜のある庭の市松模様の枠全体にはLEDの電飾が。
もっと暗くなるとましに感じるのかも知れんがこれはいらんやろ。

高台寺のしだれ桜
高台寺のしだれ桜
この後高台寺の圓徳院も拝観。等伯の結構有名な絵があるんだが、ほとんどの客は無視。
描いたときのエピソードで有名なんだけど、ま、説明されんと興味が湧かない感じだからねぇ。

ってことで、最後は清水寺。ここも夜間拝観。

清水寺夜間拝観での桜
清水寺夜間拝観での桜
結局ラーメン食った10分ほどを除く6時間ほど歩きっぱなしであった。15kmほど歩いたんではなかろうか。

帰りは京橋の「もとや南店」で晩飯。西長堀のもとやとは関係あるのかな?

とんかつ、エビフライ2尾、唐揚げ4個、だし巻き二きれにご飯と味噌汁でなんと550円。あり得ない値段ですな。とんかつとエビフラは学食風だったけど。

とんかつは西長堀のもとやの方が圧倒的においしいです。その代わり高いけど。それでも西長堀の方も十分安いんだけどね。