スヘルトーヘンボスへ

GoogleMapで検索して出てきたトラムに飛び乗りまして(ちょっと走った)、アムステルダム南(Amsterdam Zuid)駅について、さて11時25分発のintercityに乗ろうかと思ったら運行案内がこうなっていました。

運行案内
運行案内
Rijdt nietとは運休と言うこと。マジっすか。予約の1時に間に合わないかもとめちゃ焦りましたが、もう一度検索するとまだ間に合うのがありました。ユトレヒトで乗り継ぎになっちゃうがしかたない。

ってことで、何とか乗り継いでスヘルトーヘンボスに12時38分頃に到着。’s-Hertogenboschと書きますが、ややこしいのでデンボッシュとも呼ばれます。

駅はインターシティが止まるだけあって立派。

スヘルトーヘンボス駅
スヘルトーヘンボス駅
途中の広場にヒエロニムス・ボスの銅像が建ってます。
ヒエロニムス・ボスの銅像
ヒエロニムス・ボスの銅像
街には今回の展覧会の告知が多いです。
スヘルトーヘンボスの街
スヘルトーヘンボスの街

ファンゴッホ美術館

今日も夜中1時台に目覚めてしまいました。断続的に低周波のノイズが耳に入ってきて気になって二度寝はできず。出かけるまでずっと鳴っていました。昨日は気づかなかったんだけども。

日本じゃ朝9時台なので大して生活のリズムが変わっていません。このブログ書く時間ができてるのでこのままでいいかな。ブログ以外にもスケジュール考えたり調べ物したりしてると時間がどんどん過ぎていきます。

ってことで今日は午後1時にヒエロニムス・ボス展の予約をしてあったので、その前にゴッホ美術館に行くことにしました。ゴッホ美術館とアムステルダム国立美術館だけ朝9時からやってるので有効に使わないといけません。開館時間が10時~17時ってところが多いのでだらだらしてると行きたいところに全然行けないことに。

ゴッホ美術館はミュージアムカード対象ですが、混んでるのでミュージアムカードを持っていてもネットで時間予約できます。ミュージアムカードは予約時には不要ですので予約を旅行出発前にしておくこともできます。ネット購入時にミュージアムカードを指定すると請求が0ユーロになります。pdfのオンラインチケットがメールで届くので入場時にバーコード部分をスマホで提示します。ミュージアムカードもスキャンされるので一緒に提示しましょう。ってことで私は5ユーロのオーディオガイドを一緒に予約しました。日本語も当然あります。ミュージアムカードは現地に着いたらここに来る前に入手しておく必要があります。せっかく予約したのにここでミュージアムカードを買うのに並んでいたら意味がないんで。

ホテルから近いので徒歩で開館10分ほど前に着きました。

これが本館で、

ファン・ゴッホ美術館
ファンゴッホ美術館
入場口はこっちになります。こっちの建物も企画展とかのスペースがあります。
ファンゴッホ美術館入場口
ファンゴッホ美術館入場口
て、雨だったので出足は悪く、チケット持っていたので全く並ばずに3番目に入場。オンラインチケットを見せたのですが、引き留められ、ミュージアムカード持ってる?と聞かれたので提示。そりゃスキャンしないとタダで入場できてしまうわな。

ここはその名の通りゴッホの作品を集めた美術館で、多くがゴッホの作品です。ゴッホの有名作品も数多く展示。ゴッホ以外にもゴーギャンの有名な絵などもあります。素晴らしい。ゴッホ好きなら必見です。

内部は撮影禁止で、記念撮影用のスポットはありますが、作品は撮れません。

オーディオガイドは急いでいる人用とゆっくり鑑賞用の二通り用意されていて最初に選べます。私はとりあえずゆっくり鑑賞用にしました。全部きっちり聴いて鑑賞して2時間くらいは必要かと。

で、企画展もやっていまして、詳細は不明ですが、これまた有名画家の作品がそれなりに展示されていました。ロートレックがかなり良かったな。この美術館所蔵のゴッホの絵も1枚展示されていました。個人所有のマネの絵とかもあったりしたのがよかったです。

ファンゴッホ美術館企画展入口
ファンゴッホ美術館企画展入口
こっちはオーディオガイドはありません。別料金は不要なのでこっちも見ときましょう。企画展とは無関係の素描の展示室含めて3フロアあります。大きい企画展ではないので30分くらい必要かなと。私はかなり駆け足になっちゃいました。

ってことで、ほぼ2時間滞在して11時過ぎに美術館を出ました。

アムステルダム2日目の晩飯

国立美術館のI amsterdamのモニュメントのところで記念撮影しまくりのを眺めつつ、近くで晩飯を食うことにしました。

昨日晩飯食ってないので初めての晩飯なのに日記に載せる意味があるのかって感じのしょぼい晩飯ですが、とりあえず載せときます。

適当にうろうろしてると店の兄ちゃんに声を掛けられて、まあここでええかって感じで入店。

ステーキのセット
ステーキのセット
ステーキ、サラダ、フレンチフライで10.5ユーロ。ビールは2.8ユーロ。チップ込みで15ユーロあげましたけど。

ステーキは硬かったですが、味はまぁまぁ。味付けは塩胡椒くらいしかされてないのでケチャップ掛けましたけど。マヨネーズがおいしかったです。疲れてたのでビールはうまかったな。

と言うことで本日の予定は完全に終了。ホテルに戻ってまたすぐに寝てしまいました。ちなみに昼飯は朝がめった袋入りのワッフルをぱくついただけ。

<本日の徘徊ルート>

アムステルダム市立美術館

次はアムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum Amsterdam)。

トラムに乗るまでの途中、花市場を通過。チューリップに限らず花の球根や種、花そのものも売っている店が通りにずらっと並んでいます。こんなに集まって誰が買っていくんだろう。

花市場
花市場
ってことで途中からトラムに乗り、美術館到着。
アムステルダム市立美術館
アムステルダム市立美術館
こののっぺりした建物は本体ではありませんで、裏側にクラシックな本体がくっついています。

ここは近現代の美術館で、20世紀から以降の絵が集まっています。有名画家の絵もとても多くなかなか充実しています。

ここも当然ミュージアムカード対象で、チケット売り場に並ぶ必要は無くて入場口でバーコードを読んでもらうだけです。

ではめぼしいところを。作品タイトル書くのめんどくさいので割愛。

ピカソは一部屋使って展示。

ピカソの作品
ピカソの作品
モンドリアンは数点ありました。
モンドリアンの作品
モンドリアンの作品
ルドンは3点ありましたがどれもいい感じ。
ルドンの作品
ルドンの作品
シャガールの作品
シャガールの作品
セガンティーニの作品
セガンティーニの作品
ゴッホの作品
ゴッホの作品
現代美術の作品もありますが、知ってるのは3人くらいです。
ステラの作品
ステラの作品
リキテンシュタインの作品
リキテンシュタインの作品
ウォーホルの作品
ウォーホルの作品
あと、企画展でIZA GENZKENって人の作品がどっさり展示されていました。よくわかりませんでしたけど。
IZA GENZKENの作品
IZA GENZKENの作品
ってことで、かなり良かったです。個人的にはルドンとセガンティーニの作品を見れたのが嬉しかったな。

滞在時間は1時間20分くらいでしたが、絵を見るだけだと1時間くらいか。現代美術や企画展はちゃんと見てませんが。のっぺりした建物の方にも展示室はあるので丁寧に見るとめっちゃ時間かかると思います。

ってことで本日はこれにて終了。

レンブラントハウス

次はレンブラントハウス(Rembrandthuis)。レンブラントの工房があったところです。

入口は左の建物ですが、レンブラントハウス自体は右側の建物になります。

レンブラントハウス
レンブラントハウス
ここもミュージアムカード対象。チケット売り場でカードを提示しました。ここではオーディオガイドが無料で借りれまして、日本語もあります。借りました。

ルーベンスハウスにはルーベンスの絵が結構ありましたがここにはレンブラントの絵はほとんどなく、この1枚だけかな。

レンブラント作 エリエゼル・スワルミアス
レンブラント作 エリエゼル・スワルミアス
ほぼ全部の絵に番号が付いていてオーディオガイドで説明が聞けますが、全部聞いても疲れるだけなので気になるところだけでいいかもしれません。
レンブラントのアトリエ
レンブラントのアトリエ
入口になっている隣の建物が企画展示用に使われていて、企画展示は撮影禁止になっています。

オーディオガイドはちょこっとしか聞かなかったこともあり(部屋の説明はちゃんと聞きましたが)、40分も滞在してなかったも。

ってことで次。

屋根裏教会

ハーレムからアムステルダムに戻ってきまして、アムステルダムで見る予定の所を一つ一つ訪問することに。

まずは屋根裏教会。着いたら人だかりができていたので焦りましたが、ツアコンがツアー客に説明していただけで、その人達は中に入らず立ち去ってきました。入れなくて邪魔やがな。

ってことで入場。ここもミュージアムカード対象。確か無料のオーディオガイドがあるのですが、日本語がなかったので英語をずっと聴く根性もなく借りませんでした。

ここはプロテスタント勢力から隠れるようにカトリック教徒が祈りを捧げた教会で、外から見るとただの家にしか見えません(教会のある建物は入口のある建物の隣だったかと)。中の構造はかなり複雑で、建物として面白いです。

地下から入って階段を上がると靴カバーを付けさせられまして、そこから上がっていきます。一番上が教会。

屋根裏教会
屋根裏教会
ってことで、オーディオガイドがないので時間は全く掛からず15分ほどしかいなかったかな。無理して見なくていいかも知れませんが、ミュージアムカード対象なのでついでにどうぞって感じ。

タイラース美術館

次は来る予定ではなかったタイラース美術館へ。ミュージアムカード対象(追記:この記事を書いた当時は回数無制限)だしってことで。

入口がこんな感じでちょっとわかりにくいです。

タイラース美術館の入口
タイラース美術館の入口
外にはあまり人はいませんでしたが、中はかなりの盛況。ミュージアムカードのリーダーを持ったおじさんがいたのでその人にバーコードを読んでもらったので入場券売り場には並ばずに済みました。

オランダ最古の博物館だそうで、鉱物や化石、昔の電気実験のようなモノなど多種な展示内容。絵画もありますが油絵は有名画家の絵はありません。デッサン(リトグラフ?)でレンブラントの絵がありましたが、あると言われてたミケランジェロのは見当たらず。

タイラース美術館の内部
タイラース美術館の内部
ってことで、15分ほどでざっくり見て退散。

フランスハルス美術館

今回、日程的に余裕があるのかないのかがわからない状況です。行きたい場所はほぼピックアップ済みですが美術館一つでどれくらい時間が掛かるのかがわからないので。

今日は日曜と言うことで有名所は混んでるかなと思ってまずはお隣のハーレムにあるフランス・ハルス美術館へ。フランス・ハルス大好きなので見とかねばと。

まずはアムステルダム中央駅からInterCityに乗って二駅のハーレム(Haarlem)へ。

ハーレム駅
ハーレム駅
強風でチャリが倒れまくり。

ってことで歩ける距離なので美術館までは徒歩で。途中、大きな教会があったんですが、日曜お休みでした。有料なので(ミュージアムカードが使えないっぽくて2.5ユーロくらい)まぁええか。

ということで、到着。チケット売り場に並んでミュージアムカードを提示。

フランスハルス美術館
フランスハルス美術館
フランスハルスの絵はそんなには多くないですが、肖像画や集団肖像画がそれなりの数展示されています。写真撮影可。
The Innkeeper
The Innkeeper
フランス・ハルスの集団肖像画
フランス・ハルスの集団肖像画
他にも色々展示されています。良い時代のオランダ風俗画も多いです。フランスハルスが好きなら来て損はないと思います。滞在時間は40分ちょっとでした。わりとゆっくり見ても1時間もあれば回れるかと。

ミュージアムカード&新教会

無事SIMも使えるようになったんで次はミュージアムカードの入手(こちらでまとめました)。10時過ぎてたので新教会に向かいました。教会と言っても今は教会としては使われておらず、イベントなどで使われているそうな。

新教会
新教会
ここでミュージアムカードが欲しいと言うとあっさり買えましたが、買うときに滞在はどのくらいかと聞かれ、1週間だというとテンポラリカードというのを渡されました(tijdelijkがtemporaryの意味)。1ヶ月(31日間)だけ有効で、オランダの住所を持てば1年間有効に変えられるとか何とか言ってた気がします。今回の目的には何ら支障ないのでそのまま購入。59.9ユーロでした。今回の両替レート(129円くらいでした)からすると7800円くらいですが、オランダの美術館はみんな高いし、有名所はほとんど対象なので余裕で元取れます。買わなきゃ損です(追記:この記事を書いた当時は回数無制限でしたので)。
Museum Kaart
Museum Kaart
買うときに「ここも見てく?」と聞かれたので同意すると、チケットとポストカードをくれました(追加料金は不要。0ユーロのレシートをくれるところが多い)。ミュージアムカードを持っていても入場券売り場で並んでお金の代わりにカードを提示するって美術館が多いですが、混んでる美術館だと入場のところでバーコードリーダを持ってる人がいてカードを見せてリーダーで読んでもらうるだけで入れる場合もそれなりにあります。

ここでやっていたのはシャガール関連の展示だったようですが、ビデオの上映をやっていたくらいでめぼしい展示は無し。ってことでさっくりと退散しました。

オランダでプリペイドSIM

(SIMは街中で買う方が安いと思うんだけど、大した金額じゃないのでスキポール空港到着ロビーのLebara(こんな感じのちっちゃいテーブルで営業してます)で買うのがお気楽でよいと思います。設定もしてくれるし。店探さなくて済むしね。2024年1月追記:この記事はもう古いんであまり役に立たないと思います。今は欧米だとubigiがお手軽でいいんじゃないかな。eSIMのスマホが必要だけど。

昨日はSIMを買えなかったので、今日はミュージアムカードとプリペイドSIMを入手するのを第一目標にして行動開始。ホテルを出た時点で雨でしたがすぐに止んでその後は1日中曇りって感じで雨は降りませんでした。あまり寒くなくて良かったです。

徒歩で街を眺めながらうろうろしつつ、結局アムステルダム中央駅に着くけども収穫なし。駅の北側に水に浮かぶ自転車置き場を見つけてちょっと面白かったくらい。王宮を外から眺めたりしましたが。

水上自転車置き場
水上自転車置き場
再度、中央駅のちょっと南をうろうろしてたら携帯関係の小さな店がいくつかあって、その中のひとつに思い切って突撃。

「プリペイドSIMが欲しい。」と現地のMVNO業者のLebaraの広告ポスターを指差しました。「できれば3GB。」いくらかと聞くと1GBだと10ユーロで3GBだと20ユーロとのこと。じゃあ3GBでと言うことで、アクティベートや設定もお願いしました。私のNexus7は通信はできるけど電話機能がないのでアクティベートとかできないっぽいのよね。

ってことでNexus7を英語モードにしてアクティベート済みのSIMは自分で入れまして、再起動後はAPNの設定をするだけですがおじさんがやってくれました(APNの箇所にmultimedia.lebara.nlと入れるだけっぽい)。入力時にATOKが日本語入力になっていたのはご愛敬。テストでブラウザを起動して適当にGoogleで検索して繋がっているのを確認。すばらしい。

ってことで現金20ユーロを支払いました。

帰るまで問題がなければどの店でやってもらったかを公開したいと思います。アクティベートの時に3GBあるってのを見せてくれたし、LebaraからSMSが届いたので大丈夫だと思うけど。

Nexus7をWiFiテザリングにしてそのままスリープ状態にしてWiFiモバイルルータ的な感じで鞄に突っ込んでいましたが、そのままでもその日の行動中はもつっぽい。でもGPSロガー用に持ってきてる旧スマホ(SH-07E)のSIMロックを外して旧スマホで使った方が便利だったわな。WiFiテザリングはできないけどUSBテザリングならできるみたいだし。

しかし、移動中もネットが繋がるのはめちゃめちゃ便利だ。GoogleMapのルート検索がとても便利で、何時発の何番線のどこ行きに乗ればいいかもわかるのが非常にありがたい。オランダの検索結果だと料金はわからないんだけどね。

速度はMVNOの3G回線ってことでだいぶ遅いですが、移動時のネット接続程度なら問題無いかな。GoogleMapのオランダのデータは出発前にダウンロードしてあったんで地図データは読み込まれないしね。ちなみにホテルのWiFiよりはだいぶ早いのでホテルのWiFi使うのやめました。ホテルのWiFiを使うなら1週間程度の旅行だと1GBで余裕かと思います。

(以下は帰国後に更新)
期間中1.8GBほど使いました。ホテルのWiFiが遅すぎたのでずっとSIMの方を使ってたので結構行きました。

問題無かったのでどこでやってもらったかを載せときます。

PhonePoint
PhonePoint
後日前を通ったときに覗いたら違う人がいたので、同じ人にやってもらえるとは限らないようです。

1GB以上余ったのでオークションで売ろうかなと思ったんだけど、いつまで使えるかわからなかったので結局取り下げました。買ったときに聞いとけばよかった。

(2017/10/16追記)
Lebaraも今はLTEも扱ってるようですね。LTE対応にすると値段がちょっと高くなるようです。ちなみに3Gは2.1GHz(BAND1)だけなので屋内で繋がりにくいですが、旅行中はそんなに問題なかったです。LTEだとBand3, 7, 20らしい。band20が使える端末だとかなり繋がりやすいんではないかと。