トレ・ベジェスグアルド(ベリェスグアルド)

次はトレ・ベジェスグアルドへ行こうとしましたら、乗り継ぎ先で切符が改札を通らない。胸ポケットに入れてたんやけど、サグラダ・ファミリアの改札の手前で切符が折れちゃってるなと思っていたのですが、サグラダ・ファミリア駅では通れたんだけど、その後全く通れず。仕方なしに切符買いました。結局その後も通らずに再発行してもらえそうな感じじゃなかったので諦めて1日券を買い直しました。トホホ。

Av. Tibidabo駅から徒歩で向かいまして13時38分現地着。ここもガウディが手がけた建物です。

トレ・ベジェスグアルド入口
トレ・ベジェスグアルド入口
トレ・ベジェスグアルド
トレ・ベジェスグアルド
ここは14年前にバルセロナに来たときにも来ていますが、当時も特別公開で敷地には入れたのですが、人が住んでいて当時は中は非公開だったので中までは見れませんでしたが、2013年秋から内部も公開するようになったそうで、これは見とかねばってことで事前予約(と言っても日だけ指定)していました。開館は10~15時です。

受付で事前に予約していたチケットを渡すと、やる気のなさそうなおじさんがごそごそとバーコードリーダを引き出しから取りだしてPCに取り付けました。予約の客ほとんどいないのだろうか。

13時40分頃に着いたのですが、「案内は2時10分頃にするからそれまで建物の周囲でオーディオガイドでも聞いといてね。」と言われました。

オーディオガイドは日本語ありです。周囲にもオーディオガイドの番号看板があっちこっちにあるので、時間は十分つぶせまして、2時5分頃に係員さんに案内されて中に入りました。

トレ・ベジェスグアルド玄関ホール
トレ・ベジェスグアルド玄関ホール
ここまで客は私だけ。つまり完全プライベートの案内。入口だけかと思ったら、屋根裏部屋と屋上と地下は案内されました。ってことで居住スペースまでは見せてもらえませんでした。
トレ・ベジェスグアルド屋根裏部屋
トレ・ベジェスグアルド屋根裏部屋
トレは塔、ベジェスグアルドってのは良い景色という意味だそうですが、高くて怖くて全く余裕無し。

下に降りてきたら夫婦っぽい人がいたんで再度同じ人が案内していました。しかし、こういうのじゃ経営厳しいかもなぁ。カサミラやカサバトリョとは違って知名度無い上に場所が悪いからねぇ。

オーディオガイドは20数件ですが、わりと話が長いです。でも14時30分頃に退散。

サグラダ・ファミリア

ってことで8時40分頃に出発しサグラダ・ファミリア(聖家族贖罪教会)へ。塔に上るチケットは29ユーロです。高いねぇ。塔に上れないオーディオガイドもないチケットだと15ユーロです。

予約の9時半までには時間があったので、周辺で撮影して過ごしました。

逆さサグラダ・ファミリアもきれいに撮れました。撮りたい人は午後には逆光になるので午前中に来ましょう。超広角カメラが必要ですけど。中央には高い塔が建つので今後は見てくれがだいぶ違ってきますな。

逆さサグラダ・ファミリア
逆さサグラダ・ファミリア
9時半に入場。ここは入口が外なので検査機を設置する場所がないようで、人が鞄の中をチェックするだけでした。

チケットはオーディオガイド込みだったので日本語のガイドを借りました。項目7つだけですが、サブの項目のあるのもあるので合計10個は超えます。

ガイドの番号2番の場所には完成予想模型が置かれています。

サグラダ・ファミリア完成予想模型
サグラダ・ファミリア完成予想模型
ってことで、写真撮りまくり。
サグラダ・ファミリア 生誕の門
サグラダ・ファミリア 生誕の門
サグラダ・ファミリア
サグラダ・ファミリア
最近完成した生誕の門の門扉は日本人の外尾さんの作品ですが、人気あるようで良かったですな。
生誕の門の門扉
生誕の門の門扉
14年前には作りかけだった聖堂内部はこんな感じです。
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
サグラダ・ファミリア内部
聖堂部分が2010年に完成して11月にローマ法王がやってきてミサが行われ(落慶法要みたいな感じですね)教会としてこのは2010年のミサの時点で一応完成していることになります。

主祭壇の前は工事をしていました。何やってるんだろう。

仮祭壇
仮祭壇
主祭壇の背後の周辺は地下礼拝堂を覗けるようになっています。奥の赤いロウソクのあるところがガウディのお墓と思われます。地下の資料館にはお墓を真上から覗けるようになる場所も用意されてます。
サグラダ・ファミリア地下礼拝堂
サグラダ・ファミリア地下礼拝堂
ミサをやっていましたが、入れたのかもしれないんだけど、10時に生誕の門のエレベータの予約をしてあったので確認できず。地下礼拝堂は見たかったんだけど、上から覗くこともできたし、資料館でガウディの墓を拝めたしこれで十分かなと思ったのでした。

エレベータは予約の客がちょっといたので多少待ちました。狭いからか荷物はコインリターン式ロッカーに入れさせられます。

エレベータは生誕の門と受難の門両方にありますが、片方しか上れません。14年前に来たときはエレベータを使わずに歩いて上れたのですが、それもできません。
生誕の門側のエレベータの近くに有名な彫刻があります。悪魔に爆弾を手渡されてる男の彫刻。

悪魔に爆弾を手渡されてる男の彫刻
悪魔に爆弾を手渡されてる男の彫刻
で、塔に上りました。50mくらいの所まで上れます。高いところが得意ではないので周りの景色を楽しむ余裕はありません。
塔の通行ルート
塔の通行ルート
後ろから人が詰めてくると押し出される感じになるのでそんなにじっくりしてられませんで、さくさく下に降りてきてしまいました。20分くらいか。
塔の上からの景色
塔の上からの景色
降りてきたら地下礼拝堂のミサは終わってました。

後はあっちこっちに写真に撮りまくったりして過ごし、最後に地下の資料室を見学。

サグラダ・ファミリア地下資料室
サグラダ・ファミリア地下資料室
ガウディの墓も拝みました。
ガウディの墓
ガウディの墓
ショップ(入ると戻れません)で頼まれていた土産を買って外に出ました。ショップもJCB使えました。

結局3時間20分くらいいたでしょうか。次があったので出ましたけど、もっといれたかも。

写真は800枚以上撮りました・・・

ホテルで朝食

今日も4時半頃に目覚めました。

だらだら日記とか書いて、シャワーを浴びてから朝食。

朝食無しのプランだったので料金発生ですが、1回くらいはちゃんとしたのを食っとこうかなと。16ユーロ位したんだけどね。

チェーンのホテルだけあってビュッフェ式でかなり豪華です。

ビュッフェ式の朝食
ビュッフェ式の朝食
安くなさそうだったのでがっつりいろいろ食べました。トルティーヤ、チーズ、パン、生ハム、ソーセージ、ケーキ、フルーツいろいろ(ガラスのカップに入ってるのもフルーツ)、ヨーグルトなど。
ホテルでの朝食その1
ホテルでの朝食その1
ホテルでの朝食その2
ホテルでの朝食その2
とても良かったです。ジュースもいろいろあったし。チーズやハム類も種類が多いし。

コーヒーマシンは全自動のエスプレッソマシンでしたが、これくらいの味がコンスタントに飲めるなら使いたいな。

バルセロナへ。

日記のメモ書きは続けていますが、バルセロナに早朝移動したこともあって、日記をアップしていいる時間がなかなか取れませんで最終日も早朝移動でそのまま帰国なのでちゃんとアップできるのは帰国後となりそうです。

ホテルにチェックイン

バスでホテルに戻りましたが。バスがなかなか来なかった。

これは昼間に着いたときに撮ってます。Eixampleはこの辺りの地名でアシャンプルと読みます。

Hotel NH Eixample
Hotel NH Eixample
ということでチェックイン。

最初に来たときにパスポート見せていろいろ書いておいてたので部屋のカードキーとかも準備済でした。

ホテルはちゃんとしたホテルチェーンなのですが、こういうホテルに泊まるのも久々だなぁ。

部屋はちゃんとしています。冷蔵庫もありますが、有料の飲み物とかが詰まっているのであまり入らないかも。

ホテルの部屋
ホテルの部屋
部屋の電気はカードキーを差す場所からカードキーを抜くと電気が全部切れちゃうので出かけてる間に充電とかはできません。

ホテルには無料WiFiがありますが、ログインの仕方がちょっとわかりにくいのでここに書いときます。

WiFiの設定で見つかったSSIDに接続→ブラウザ起動で適当なサイトにアクセス→接続用のページが強制表示される→エンハンスwifiを選択→Voucherを選択→もらったユーザ名とパスワードを入力

でOK。

ってことで23時過ぎに就寝。

スペイン滞在4日目の晩飯

晩飯は14年前にも来たロス カラコレスと言う店にしました。ここで食ったパエリアが忘れられなかったので。

ロス カラコレス
ロス カラコレス
カラコレスというのはカタツムリのことです。

予約はしていませんでしたが、席が空いてたようであっさり入れました。厨房の中を抜けて客席に行きます。

ロス カラコレスの厨房
ロス カラコレスの厨房
カタツムリの料理(1種類しかないです)とパエリアを頼みました。

カタツムリは爪楊枝で食べます。なかなかうまいですが、お奨めってほどではありませんので無理に頼む必要ないかと。

カタツムリの料理
カタツムリの料理
パエリヤはまさにこの味。これが食いたかった。濃厚な味が最高です。普通の皿に盛られていますが給仕の人が目の前で皿に別けてくれちゃっていました。
パエリア
パエリア
ここでも店内演奏があっていい感じ。
生演奏
生演奏
ってことで、ビールと水も頼んでいましたのでチップ込みで5000円ほど掛かってしまいました。

カードはJCBが使えましたが、チップは現金で払ってねとチップを出すのは当然でしょって感じがナニですが、気持ちよく払って退散。

安くない店なのであまりお奨めしませんが、ここのパエリアと同じ味のパエリアを食える店は他にあるんだろうか。

カサ・ミラ

今日の最後はカサミラに行くことにしました。ラ・ペドレラ(石切場)の方が正式名っぽくなってるようですが。

カサ・ミラ
カサ・ミラ
19時から開館再開なので19時過ぎに入場。予約はしてませんでしたが並んでいませんでした。ここもオーディオガイド付きです。当然日本語あり。

ここにもコインリターン式のロッカーがあるので入れました。

ここも14年前には来ていますが、屋上こんなに怖かったっけ。高所恐怖症なので屋上の移動に苦労しました。

カサ・ミラ屋上
カサ・ミラ屋上
で、ガイドですが、全部で22個の説明がありましたが、時間が長い説明が多いです。

で、見ている途中にアナウンスが。早く閉めるとかなんとか。

っってことでいつもより30分早い20時30分で閉められちゃって、その5分前辺りでどんどん締め出しを続けられたので最後の展示が見れませんでした。ま、14年前にも来てるからええけどさ。

ってことで今日の観光終了。

サグラダ・ファミリアを外から

次は明日予約してあるサグラダ・ファミリアをとりあえず見に行くことにしました。

サグラダ・ファミリア 生誕の門
サグラダ・ファミリア 生誕の門
人だらけでした。入場口はもうぐっちゃぐちゃ。ここも予約必須ですな。

中には入れないので周辺をぐるっと眺めて写真に撮りまくり。14年前とはもうだいぶ違ってます。

教会の正面入口になるはずの栄光の門は作りかけでほったらかしっぽい柱がだいぶくたびれていました。

サグラダ・ファミリア 栄光の門
サグラダ・ファミリア 栄光の門
栄光の門は目の前が道路ですが、この道路と背後の建物を潰さないと計画通りには作れませんがどうするんでしょうな。

ってことで、次。

ピカソ美術館

予約まで時間があったのでカテドラルの前でぼーっと過ごしてから、ぼちぼち歩いてピカソ美術館到着。

ピカソ美術館
ピカソ美術館
ここも大人気で、予約は必須の状況です。着いた時点で最後の時間がちょっとだけ残っていました。
当日券残数状況のモニタ
当日券残数状況のモニタ
よくわからんけど予約時間の5分ほど前の15時40分頃に係員の印刷したチケットを見せたら入っていいよと言われたので入場。ここにもコインリターン式のロッカーがあるので預けました。

展示エリアは撮影禁止です。

企画展示はモノクロの線描画の展示で、女性器まで描かれた絵を展示してるエリアもありましたが、どうせすぐ忘れるなと思いつつ鑑賞。

常設展は14年前に見れなかった14歳の頃の作品をようやく見ることができました。14年前は東京で展示中で「東京で展示してるよ」と書かれた掲示があったのですが、東京に帰って展示されてた美術展の最終日に見ようとしたら凄い大行列で諦めたという経緯がありました。なので14年ぶりのリベンジです。

展示としては初期の作品が多いですが、後半はラスメニーナスと題した作品群を展示してるエリアがかなりを占めてます。名前の通り元ネタはベラスケスのラスメニーナスです。これがなかなかおもしろかったです。絵の全部を描いたものやマルガリータ王女だけの部分などいろいろ。写真に撮りたかったな。

他にはマネの草上の昼食をモチーフにした絵とかありましたが、そうだと言われなければさすがに全くわかりません。

あと、セザンヌの静物画的な絵もありました。多視点から描かれたタイプの静物画です。ピカソに影響を与えたと言われていますが、そのままですね。

ってことで1時間半ほどいました。13年前のリベンジを果たせて満足です。

ダリの美術館

次はダリの美術館。14年前に行ったフィゲラスの本家ダリ美術館に行ってる暇が無いのでバルセロナのこっちで我慢。Reial Cercle Artisticと言う施設内にあります。こっちは今回初めての来訪。

Reial Cercle Artistic
Reial Cercle Artistic
ダリの作品を大量に集めたところですが、以前はDari Museumと名乗っていたようですが、ネットで調べると4年ほど前に裁判で負けて名乗らせてもらえなくなっているようです。本家のダリ美術館と紛らわしいってことなんでしょうかね。

で、今の正式名称はよくわかりません。入口にはDALIとあるだけです。

ダリの看板
ダリの看板
入口に姉ちゃんがいまして、お金を払うと荷物を預けろと言われました。預けたら後ろの席の椅子の上の載っけてあっただけだったのでちょっと不安でしたが。

美術館自体はダリだけの作品をどどっと展示していまして、凄い数展示しています。写真撮りまくりましたが途中で力尽きそうになったくらい。彫刻作品も多いですが、リトグラフの展示が多くていわゆるダリらしい油彩画はありません。

ダリの美術館の内部
ダリの美術館の内部
似たような形態のモンマルトルのエスパス・ダリの方がおもしろい作品は多かったですが、本物なのかどうかもよくわからんごちゃごちゃ感がそれなりに楽しかったです。

1時間弱いましたが、じっくり見てたら2時間とかじゃ足りないかも。

中は閑散としてて客は私以外に二組でしたが、どっちも日本人っぽかったです。

ってことで次行きます。