安泉寺

安泉寺と言うお寺がコリアタウン近くにあるのですけど、いつもサンディに買い物に行く途中で前を通るのですが、一昨日に前を通ったら美術作品の展示をしてると言うことでちょっと気になっていて、今日は最終日だったので中を覗かせてもらいました。

これは本堂ですが、右の建物の中で展示されていました。

安泉寺
安泉寺
作家さんの中の一人の女性が応対してくれました。展示しているのは京都精華大学の学生及び卒業生の作品だそうな。

安泉寺
安泉寺
安泉寺
安泉寺
陶芸作品は売られていまして、1500円で安かったので1個買っときました。日常使いできそうだし。作品と言えるものを買うのは初めてかも知れない。作者のカタカワ ユウノスケと言う人がお礼を言いたいと言うことで電話で話しました。

夜には本堂でライブがあるそうで、準備とかリハとかやってました。目立たない場所にあるのだけど、客集まるのだろうかちょっと気になりました。

智積院の名宝 @サントリー美術館

次はライブ会場のビルボードライブ東京の下にあるサントリー美術館。真下じゃないっぽいけど。

京都の智積院所蔵品の展覧会です。

サントリー美術館
サントリー美術館
智積院は京都国立博物館のすぐ近くなので一度行ったことあるんで有名な長谷川等伯久蔵親子の作品などはその時や長谷川等伯の展覧会などで見てるのですが、ライブ会場のすぐ近くなのでスルーするのもナニってことで見ときました。

堂本印象の障壁画は見た記憶が無かったので見れてよかったな。京都にに行っても他に行っちゃうって人は等伯久蔵親子の国宝が東京で見れる機会はほとんど無いのでお奨めですかね。

でかい障壁画が展示面積を占めてたりするので展示数はさほど多くないので40分ほどで退散。

開館記念展Ⅰ「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」@静嘉堂文庫美術館

次は二重橋前にある明治生命館の中に移転してきた静嘉堂文庫美術館へ。三菱一号館美術館のとなりの敷地にあります。

予約の時に空きが少なかったので時間は選べず。11時半からの入場でちょっと遅めの方が楽に入れるかなってことで11時50分頃に入場。待たずには入れましたが、中がめっちゃ混んでいた。ちなみに入場時間きっちりに来ると結構行列できてるようです。

静嘉堂文庫美術館
静嘉堂文庫美術館
このロビーエリアだけ撮影可。ロビーエリアの展示品も撮影可でした。

静嘉堂文庫は曜変天目茶碗が有名で、今回も展示されています。これくらいはいつ来ても見れるようにして欲しいもんだ。私は移転前に見てます。

酒井抱一の波濤図とか見れたのが収穫かな。ここも新しい美術館が気になってただけなのでこれで十分満足です。

では次。

パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂 @アーティゾン美術館

次はへ。元ブリジストン美術館です。建て替えで名前が変わりました。

アーティゾン美術館
アーティゾン美術館
ここも展覧会が目的ではなくて初めてなので一度来とこうって感じです。

タイトルの通り、パリのオペラ座にちなんだ展覧会です。借りてきてるものの大半は撮影禁止ですが、たまに可能なのがあります。

エドゥアール・マネ. オペラ座の仮装舞踏会
エドゥアール・マネ. オペラ座の仮装舞踏会
これはワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵です。

オルセー所蔵のドガのバレエのレッスンと言う代表作の一つが来日中。ちょっとびっくりしました。見れて嬉しかったです。こういう地味な展覧会なのにオルセーって気前いいよなぁ。

で、この展覧会、モーツァルトやワーグナーの直筆の楽譜とかも展示されていてなにげに凄いんですが、展示数が半端なく多いです。入口に展示リストが置かれてるのは普通ですけど、普通は見開き程度ですけど、なんとA3の4枚がホッチキス留めで16ページ。さすがに何点あるかは数えてません。 

閉館まで残り1時間半くらいに着いたのですけど、最初にリストを手に取った時点でこりゃヤバいと思ったので1フロア30分くらいのペースで見ました。とにかくペース配分誤ると最後は疲れ切っちゃうと思います。それと、事前予約時間が最終枠だったのでコレクション展を見る時間なくなっちゃったお客さんも結構いたようです。

で、3フロア目はコレクション展なので大半が撮影可能。

アーティゾン美術館コレクション展示室
アーティゾン美術館コレクション展示室
ここのコレクションは凄いので一度は来ないといけません。私は建て替え前に来たことありますが、建て替え前は狭かったので今回の方が色々見れて満足です。

ってことで、閉館ギリギリまでいて、そのまま新橋に移動し、関東在住の友人二人と3人で飲みました。と言っても一人しか酒飲んどらんけど。

没後80年記念 竹内栖鳳 @山種美術館

今日はライブで東京遠征です。明日日帰りでよかったんだけど、展覧会をいくつか見たかったんで前日入り。

今日はちょっと遅めの12時30分伊丹発のJALで羽田へ。

まずは恵比寿からちょっと離れた場所にある山種美術館へ。ほんとは明日行こうと思ってたんだけど、明日最終日だし、他にも回ることになるつもりだったので今日にしました。

山種美術館とは関係ないみたいだけど、すぐそばにダビデ像なんてあるのね。

ダビデ像
ダビデ像
本物は白い大理石ですが、これは何なんだろう。

ってことで到着。ちなみに展示室は地下です。

山種美術館
山種美術館
会期が明日で終わりなのでかなり混んでいました。

唯一撮影可能だったのが有名なこれ。

竹内栖鳳 班猫
竹内栖鳳 班猫
初公開の作品もあったりして、ここには今まで来たことなかったので来れてよかったです。

ってことで次。

特別展 木島櫻谷 ― 山水夢中― @泉屋博古館

泉屋博古館では木島櫻谷の展覧会をやってるので見ることにしました。

泉屋博古館
泉屋博古館
絶対見たかったわけではないですけど、アサヒメイトだと200円引きの800円で見れます。

写生帳を大量に残しているので多く展示されていて、なかなかいい感じでした。

ここは展示室がめちゃ狭いので、3期に分かれてまして、有名な「寒月」は既に期間終了してました。ここのメインは中国の青銅器コレクションで、そっちの展示室は立派です。

ってことで次。

南陽院本堂「木島櫻谷 山水障壁画」特別公開

今日は有休もらって京都へ。京都での紅葉狩りは4年ぶりなのでとりあえず見とこうかなと。

まずは南禅寺塔頭の南陽院で新発見とされる木島櫻谷(桜谷 このしまおうこく)の障壁画の公開を見てきました。地下鉄蹴上駅から南禅寺に向かうときは「ねじりまんぽ(レンガをねじった感じで積み上げたトンネル)」を通って行きますが、その途中にあるのでわかりやすいです。

南陽院
南陽院
障壁画は撮影不可ですが、庭の撮影は可能。
南陽院庭園
南陽院庭園
手入れが行き届いて綺麗です。

障壁画は全50面もありますが、凄く控えめな表現なのでインパクトはありませんのでこれは見といてよかったと言うほどではなかったです。障壁画の他にも木島櫻谷作の掛け軸2点が飾られてました。あと、この衝立も木島櫻谷の作品でこれだけ撮影可でした。

双鹿図
双鹿図
ガラスに外光が映り込んで見にくいですけど。

ってことで次。

ロートレックとミュシャ パリ時代の10年 @大阪中之島美術館

引き続き4階の方の展示室での展覧会です。

大阪中之島美術館4階展示室
大阪中之島美術館4階展示室
天保山にあった(建物は現存)サントリーミュージアムをサントリーが手放したのですけど、その時にポスターコレクションが大阪市に寄贈され現在は大阪中之島美術館の所蔵となっていますのでそのコレクションからの展覧会となっております。外部からも借りてきてますが。

日本には世界的にも有数のミュシャのコレクションが3つほどあるのでミュシャの展覧会は毎年日本のどこかでやってる状態ですが、サントリーのポスターコレクションからの展覧会は最近は記憶にないのでそれなりに貴重かも知れません。

今回はOGATAコレクションや堺市の土井コレクションからも借りてきますが。ロートレックは三菱一号館美術館からも借りてきてます。

ミュシャ単独の展覧会でもないのでそんなに混んでないかと思ってたんですけど想像よりは混んでました。ロートレックよりミュシャが見たいんだろうなぁ。ほんま人気あるなぁ。

展覧会の様子
展覧会の様子
音声ガイドはスマホとイヤホンがあれば無料で聴けます。WiFiはOsaka Free WiFiが飛んでます。これも家に帰ると聴けなくなる対策済みでした。

ってことで、ロートレックはまぁまぁ好きだし、ミュシャの作品も見たことないの結構あったのでまぁまぁよかったです。ミュシャ直筆のは土井コレクションのが数枚ありました。

帰りに心斎橋に寄りました。四ツ橋駅からアメ村経由で行ったんだけど、もう普通に人だらけですな。御堂筋の歩道を淀屋橋まで広げたくなるのもわかります。個人的には道頓堀のはり重の前の地下鉄の階段のところだけ広がってれば後はどうでもいいかって思ってたんだけど、心斎橋の歩道も人だらけでかなり歩きにくい状態でした。

で、心斎橋に寄ったのはエスパス ルイ・ヴィトン大阪でジャコメッティの展覧会(と言っても展示されるのは8点だけ)をやってるってことで行ったんだけど、店の人に聞いたら延期でいつやるかも未定になってしまっているとのことでした。Webで教えてくれればいいのに。ジャコメッティの作品は海外から来る予定だだったようなので揃わなかったのだろうか。

ってことで他には寄らず帰宅。

すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合 @大阪中之島美術館

今日は大阪中之島美術館での展覧会を見てきました。

大阪中之島美術館
大阪中之島美術館
大阪中之島美術館ですが、今回からメンバーシップ会員で見ることにしました。現時点では4階の常設展示室も企画展を特別展とは別料金で開催しているので年会費が6000円なのであっさり元取れそうなので。

将来的に4階は常設展として特別展のついでに無料で見れるってようになるんだろうか。外国人旅行者は常設で展示されてるいつ来ても見れる名品を見たくて来るもんなんだけどね。

ってことで、まずは具体(具体美術協会)の展覧会です。多くが自前の所蔵品で、国内の所蔵品が大半です。なので撮影可の作品が多かったです。上の写真の屋上のアドバルーンは今回の展覧会の企画で過去の具体の活動の再現だそうな(20日まで)。

大阪中之島美術館5階特別展示室
大阪中之島美術館5階特別展示室
5階のトイレもこんな感じになってました。
向井修二 記号化されたトイレ
向井修二 記号化されたトイレ
鏡や便器などはペイントではなくテープになってるのがわかると思いますが、展覧会が終わったらテープの部分は剥がされると思うけど、他の部分はどうするんだろうか。

具体は1954年から1972年までの活動期間だったので展示されている作品もその期間中の作品ですが、この展覧会のために具体に参加してた人が新たに作ったり再現したものとかも展示されてます。

展示室中の作品も1枚だけ載せときます。具体の主催者の吉原治良の作品。

吉原治良 無題
吉原治良 無題
これも作品です。
元永定正 作品(水)
元永定正 作品(水)
現代美術はめちゃめちゃ興味がある方ではないのでメンバーシップ会員になってなかったら見に来なかったと思いますが、なかなかおもしろかったです。

でかい作品が多いからかお隣の国立国際美術館との共同開催となっておりますが、国立国際美術館の方は今のところ見に行く予定は無し。

ってことで次。

アンディ・ウォーホル・キョウト @京都市京セラ美術館 東山キューブ

お出かけの最後は京都市京セラ美術館東山キューブのアンディ・ウォーホル展。この展覧会、土日祝日はチケット代が高くなるので平日指定の前売りを買っていました。今日来たメインの目的はここ。9月から2月まで約5ヶ月間の開催期間があるので早めに来なくてもいいかって思ってたので今日にしました。始まってから2ヶ月近く経ってるのでもうあまり混んでないことも期待して。

撮影はスマホのみ使用可で全面的に可能。動画は撮影は不可。ちなみに音声ガイドはQRコードで音声ガイドサイトに飛ぶことができて無料。なのでイヤホン持っていきましょう。無料WiFiも飛んでるのでパケットは消費しなくて済みます。ま、そのかわり作品の解説というよりかはコーナーの解説って感じで11件しか無いですが。乃木坂46の齋藤飛鳥が喋ってます。ちなみに音声ガイドのサイトは日々変更されるようで、自宅に帰った頃にはもう見れません。工夫しとりますな。

ってことで中に入ります。

アンディ・ウォーホル・キョウト
アンディ・ウォーホル・キョウト
期待してたよりは客は多かったですけど、わりと楽に見れました。

撮影可だったので撮りまくりましたが、中の様子だけちょっと載せときます。この辺りがわりとお馴染みの作品が並んでる辺り。

アンディ・ウォーホル・キョウト会場
アンディ・ウォーホル・キョウト会場
ここが最後の展示エリア
アンディ・ウォーホル・キョウト会場
アンディ・ウォーホル・キョウト会場
映像作品も多くて全部見てるとしゃれならんほど時間が掛かります。上の写真にも写ってますが、見上げる形になってたり椅子がなかったりしてじっくり見てもらうような展示にはなってないのがほとんどなのでちょっと眺めるだけのが多いかな。エンパイヤステートビルを延々と撮っただけってのもあるし。亡くなる直前のファッションショーにマイルス・デイビスとかと一緒に出てた映像とかきっちり見たけど。

ってことで日本初公開の作品も多く、個人的にはかなりよかったです。

文化の日に100均で物色していて見つけられなかったグッズが三条駅に隣接しているビルの100均(地下にあって駅直結なのでほぼ駅ナカ)で見つけたのでラッキーでした。何カ所か巡って探そうと思ってたので。