今日は天王寺公園周辺で行われている現代アートの美術展を巡ってきました。無料だったので。
5箇所の内1箇所は2日だけの公開なので既に済んでいて、ハルカスの会場はカフェに入らないといけないのでパスしたので3箇所見てきました。期間が12~23日なのでこのエントリが公開される頃には既に終了してます。
参加アーチストは兼子裕代、笹原晃平、松田壯統、Yukawa-Nakayasu、葭村太一です。
まずはメイン会場の阪口楼
阪口楼
ここは料亭でしたが、コロナ禍で閉業(休業?)して現在は貸しスペースとして使われてます。どういう所か気になってたので来れてよかったです。
アーチスト5人の内の葭村太一以外の作品が展示されていました。
撮影し放題でしたが、どれ載せるか悩んじゃうのでここへの掲載はパス。部屋に飾るような作品じゃないものも結構あるんですけど、そう言う作品作ってる人ってどうやって飯食ってるんだろうか。
客はほとんどいなかったですけど、中でトークショーが行われてて数人が参加されてましたが、途中からだったので遠慮しました。
次は天王寺公園内なのでついでに茶臼山に登ってきました。一度来たと思いますが、めちゃめちゃ久々だな。調べたら15年ぶりか。
茶臼山山頂
河底池
茶臼山横の河底池は奈良時代に大和川(大和川の下流だった今の平野川)の流れを変えようとして失敗した名残だと言われています。谷町筋は河底池近くで一旦下ってまた上ってますが、それもその名残です。大和川の流れを変える工事は江戸時代に成功し、堺と大阪市域が分離されてしまうことになり堺の繁栄が終了するきっかけになります。
この記事がおもしろいです。
ってことで次は旧住友家茶臼山本邸土蔵。
旧住友家茶臼山本邸土蔵
大阪市立美術館などは住友家の敷地だったので、ここはその名残で残っています。ここも中に入れたのが嬉しかった。ま、土蔵なので何もないんですけど。斜面上に建ってる3階建てですが、中に入れたのは2階だけです。
葭村太一の「十一ノ首ト東ノ朝日ヲ見ニ行ク」という動画作品が上映されてました。今回の展覧会は「上町台地をめぐる」なので、この作品も上町台地を歩いてます。下寺町のお寺から歩いて難波宮の基壇まで行ってる様子だったので馴染みある場所が多いので最後まで見ました。
最後は旧黒田藩蔵屋敷長屋門。
旧黒田藩蔵屋敷長屋門
この写真の左側で展示されています。ここは大阪市立美術館に行くのによく通るのですが、当然中を見たことはありませんでしたので見れてよかったです。
中はこんな感じ。
旧黒田藩蔵屋敷長屋門の内部ってことで、展示されてた作品達にはあまりピンと来ない私ですけど、見に来といてよかったです。
天王寺公園には産直市場よってってと言う店があってなかなかいい店なのでよく寄ります。和歌山のグリーンソフトってのもここで買えるので良く買います。ミカンとか水茄子とかも買って、グリーンソフトを食いながら帰路につきました。