特別展「日本美術をひも解く―皇室、美の玉手箱」@東京藝術大学大学美術館

今日は東京に行ってきました。巡回しない展覧会で見たいのが二つあったので。見ようかどうかちょっと悩んでたけど、見ることにしました。

ってことでマイル使って行くことにしました。阪神高速が事故渋滞でしたが、余裕持ってバスに乗ったので問題なし。

まずは東京藝術大学大学美術館。

東京藝術大学大学美術館
東京藝術大学大学美術館
タイトル通りの内容ですが、芸大と宮内庁三の丸尚蔵館の所蔵品の展覧会です。三の丸尚蔵館は現在建て替え中で、建て替え後は展示面積が大幅に増えるのに合わせて国立博物館の管理になるそうで有料化される予定だそうな。

ってことで、建て替え後は永徳の唐獅子図屏風とか若冲の動植綵絵とか見たいのが常時見れるのかというと日本画などは展示日数制限があるのでそういうことはありませんので今回もわりと貴重な機会となっております。永徳のはもう展示期間終わってますが。

動植綵絵の30幅のうち10幅が展示されているのですが、これの影響かめっちゃ客が多かったです。1階の物販の辺りの写真をインスタの方に載せてます。

ここ、第1会場が3階で、第2会場が地下1階で、出口が2階を経由すると言う動線になっているのですが、エレベータが小さいの2機しかないのでこの客の多さに対応し切れてませんでした。第1会場を地下1階にして3階に上がるのだけエレベータ使わせるようにしたらだいぶましだったと思う。

ってことで高橋由一の鮭とか有名な作品も展示されてますのでかなりお奨めです。私の大好きな明治工芸も多いし。並河靖之の最高レベルの作品が最後に展示されてます。

では次。

展覧会 岡本太郎 @大阪中之島美術館

今日は岡本太郎展を見てきました。今日明日と「タローマンまつり」が行われてると言うことを知ってしまったので、混んでそうだけど行ってしまえってことで。できるだけ空いてるようにと16時からのを予約しました。18時閉館ですが、展示数が多いので2時間は確保しとこうと。ちなみに今までの展覧会や次の展覧会は閉館17時なのですが、混みそうだからってことなのでしょうか。

今日も肥後橋から行きましたが、国立国際美術館側から繋がってるデッキは未だ放置中で通れないのね。

タローマンまつりを先に見れれば見とこうと思ってちょっと早めに着いたんだけど、

タローマンまつり告知ポスター
タローマンまつり告知ポスター
めちゃめちゃ並んでて30分以上は掛かりそうだと言われたので並ぶのは諦めました。最悪明日見に来ればいいかと。
タローマンまつり会場
タローマンまつり会場
この写真の右の方にずらっと並んでました。

ちなみにタローマンとは最近NHKでやってたミニ特撮番組です。50年前に放送されていたという設定になってます。予想以上に人気が出たからか再放送は何度もやってます。5分(本編4分+サカナクションのインタビュー1分)の10話分です。初回放送は全て深夜(0時半とか1時とか)でしたが、再放送の方が見やすい時間だったりします。岡本太郎展は主催にNHKが入ってて今後東京愛知と巡回するのでしばらくは何度も再放送されると思います。

予約の16時まで時間があったので2階の無料の展覧会を覗きました。赤鹿麻耶と言う写真家の展覧会です。

 赤鹿麻耶「Osaka Directory 1」
赤鹿麻耶「Osaka Directory 1」
キャプションと言っていいのか、本人のものと思われる手書きのコメントが作品の横に書かれてたりしてます。

15時52分くらいだったか、ふらっと会場に向かうエスカレータの所に行ったら16時から予約者の入場が可能になっていました。タローマンまつりを見る余裕が増えるのでささっと入場。

展覧会 岡本太郎
展覧会 岡本太郎
大混雑だったら嫌だなぁと思ってましたが、確かにめっちゃ混んではいたのですけど、ストレス溜まるほどではなかったです。

中の様子はインスタの方に貼ってますが、ビデオ映像展示以外は全面的に撮影可でした。動画撮影は不可。

インスタにも書きましたけど、大きい作品が多いのでちょっと下がって見たりしますが、キャプションの文字がやたら小さくて覗き込まないと読めないので下がったり近寄ったりでめちゃめちゃめんどくさかったです。キャプションをカメラで撮ってからカメラで読んだりしてました。

写真はこっちにもちょっとだけ追加しときます。

座ることを拒否する椅子
座ることを拒否する椅子
私もちょっと座りました。

これがタローマンの顔の元ネタかな。

若い太陽の塔
若い太陽の塔
展示数が多いのと撮影可だったこともあり、見終わるのに1時間40分ほど掛かりました。

物販はわりとおもしろいのが多くてちょっと欲しくなったりしましたが、買いませんでした。レジ行列が凄かったです。買ってたらタローマンまつりは見れなかったと思う。タローマンまつり見てから戻れば買えたかもしれないけど。

見終わって17時35分頃に下に降りてみたらタローマンまつりの行列は解消していたんで待たずに中に入れました。これで明日来なくて済みました。インスタに1枚貼りましたが、もう1枚貼っときます。

タローマンまつり
タローマンまつり
サカナクションのコレクション展示コーナーは行列になっていて10分くらい待たされましたが、結局展示物は全部見れました。よかったです。

展示のキャプションとかも全て1972年頃のものだという徹底ぶりでした。真に受ける人いるのだろうか。

この1階のホール、開いてるのを見たことなかったのと資料には講堂と書かれてるのもあるので客席が映画館みたいな固定椅子のホールだと思ってたのですけど、全然違って多目的スペースでした。これだと今回みたいに色々使えそうで大正解ですな。

展覧会自体もなかなか良かったです。キャプションは文字大きくして作り直した方がいいと思いますけど。

岡本太郎の代表作には公共物が多いのででかい作品とかを見るにはあっちこっちに旅行することが必要ですな。

ってことで、満足です。

これでまたしばらく展覧会の予定は無し。でも山王美術館の新築移転オープンはわりとすぐに行くかも知れない。京都市京セラ美術館のアンディ・ウォーホルは会期が5ヶ月近くもあるので早めに行かなくても大丈夫そうなので涼しくなったら行くかな。平日と土休日で値段が違うのが鬱陶しいですな。

このSHIP’S CAT (Muse)、夕方以降はヘルメット部分が光るのね。知らなかったです。

ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
ヤノベケンジ SHIP’S CAT (Muse)
帰りは福島の方に向かいまして、ちょっと遠回りして以前テレビで見て気になっていたPhilo & Co.という洋菓子屋に寄りまして、ケーキとプリンとクッキー買って帰りました。有名パティシエの店なのに高価じゃなくて気楽に買えるのがいいですな。ちなみにプリンが税込300円。

あ、そうそう、これ書いてるのはタローマンまつりが終わってからですけど、速報性が必要かなと思ったときには先にインスタに上げてますのでインスタチェックしてください。

綺羅めく京の明治美術ー世界が驚いた帝室技芸員の神業 @京都市京セラ美術館

今日は京都へ。

まずは京都市京セラ美術館へ。ここに来るときは地下鉄使うメリットが全然無いので京阪の三条から歩くのですけど、酷暑だと辛いのでちょっと迷いました。今日は曇ってて酷暑って感じでも無かったのであまり問題なかったです。行きの京阪も空いてました。ちなみに京橋からだと座れない可能性が高くなるので北浜から乗ってます。帰りは京橋で降りてJRですけど。

ってことで15時過ぎに現地着。明治期の帝室技芸員(今の人間国宝みたいな感じ)の作品を集めた展覧会です。明治期の工芸は大好きな分野なので見とかねばってことで。

京都市京セラ美術館
京都市京セラ美術館
タイトルに「京の」とあるように京都の人の作品ばかりとなっています。宮川香山は横浜に移ってから活躍した人ですが、そういう細かいところまではこだわってないようですが。

知らない名前の人も多かったですけど、かなり良かったです。竹内栖鳳の熊の絵がおもしろかったな。1時間ちょっといました。

細かい仕事の作品が多いので単眼鏡を持っていくのがお奨めです。

イスラエル博物館所蔵 ピカソ ― ひらめきの原点 @佐川美術館

今日もおでかけです。ちょっと遠出。守山市の佐川美術館に行ってきました。

美術館は琵琶湖の東側ですが、湖西線の堅田からバスで行くのがJRもバス代も安くて速いです。大阪からだとJRの電車賃は一緒なんだけど、大阪京都の回数券使ったばら売り方法だと堅田の方が安い。でも回数券もそろそろ販売終了ですけど、回数券が使えなくなったら京都駅と大阪駅で一旦改札出るってやり方が必要になっちゃいますな。

オンライン前売りの時間予約制だったのですが、15分刻みなので遠くから行く人には不便ですな。電車やバス遅れたらどうするんだと思いました。まぁ多少融通利かせてくれるんだろうけど。

ってことで、13時30分~13時45分の入場予約にしてたんだけど、JRもバスも遅れはなかったので13時30分過ぎに現地着。

佐川美術館
佐川美術館
下調べはあまりしてなかったんだけど、めちゃ立派な美術館です。

常設展示室が広く、全部丁寧に見てるとかなり時間が掛かります。

展覧会はイスラエル博物館館所蔵のピカソの展覧会です。

佐川美術館
佐川美術館
展示されてるのは版画が多いと知ってたのでバルセロナのピカソ美術館で見たモノクロの線画のようなものばっかりなのかなと思ってて今回は見送ろうかと思ってたのですけど、そんなことはなかったです。と言っても油彩画はだいぶ少ないのですけど。

と言うことで、かなり面白かったので見にきといて良かったです。しかし、ここまで来るのはめんどくさすぎるので見たくなる展覧会をここではあまりやって欲しくなかったりして。

ここには国宝の梵鐘があるのですけど、展示されてませんでした。

常設展は平山郁夫の展示室があって、スケッチ的な水彩画が結構展示されててそれが良かったな。

常設展はかなりさらっと見たので特別展含めてトータル70分ほどで見終わっちゃいました。で、バスの本数がやたら少ないので結構待つことに。

帰りは守山駅経由で帰ることにしましたが、あまりうまくいかなかったので堅田経由にしたら良かったとちょっと後悔しましたが大したことありません。

美術館の近くには閑散とした商業施設として一時有名になったピエリ守山があるのですけど、2km位あるので徒歩だと遠すぎるので寄りませんでした。

ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 @大阪市立美術館

今日は展覧会に行ってきました。フェルメールの窓辺で手紙を読む女の修復記念て感じですかね。壁に隠されたキューピッドの画中画が本人が隠したものではなかったことが判明したのでキューピッドの上に塗り重ねられた絵の具が修復で取り除かれてから国外初公開と言うことだそうです。

大阪市立美術館
大阪市立美術館
現地に着いたらちょろちょろ人が中に吸い込まれて行ってたのでちょっとヤバいなと思っていたら案の定かなり混んでました。ちょっと後悔しました。

ほんとは夏休みを来週にする予定だったんだけど、仕事の都合で今週にしたら案の定同じ時期に夏休み取ってる人多いんだろうなって感じで平日なのに大阪の展覧会ではかなり多い方でした。コロナ前と比べても普通に混んでる方。

会場入ってすぐに映像流れてますが、立って見ることになります。実は階段裏に講堂があるんですけど、そこでも同じ映像が流れてまして座って見れます。第1会場から第2会場に行く途中に前を通りますので最初の映像はスルーで大丈夫かと。

この映像ではキューピッドの画中画を上から隠したのはフェルメール本人ではなかったと納得できる内容になってます。

で、展覧会ですが、私の好きなフェルメールと同時代のフランドル絵画が多く展示出れています。あの時代のオランダ周辺はプロテスタントなので偶像崇拝的な宗教画が少なくて風俗画が多かったりするので知識がない人にも親しみやすいですな。

冬にスケートとかをしてる絵があるのですけど、ウンコしてる人が描かれてるのですけど気づかない人は多いかな。

ちなみに2階の常設展はやってません。

トータル70分ほどいました。

ってことで既に混んでるので空いてるのを狙うのが難しいですけど、なかなか良い展覧会だと思います。フェルメールメインの展覧会だとフェルメール以外が何じゃこれって展覧会もあったりしますがそういうことは無かったです。

この展覧会が終わると改修工事で長期休館なのでここにはしばらく来れなくなります。再開2年半後かぁ。展覧会呼びやすくなる改修だと良いなぁ。

この後岡本太郎展を見に行こうかなとちょっと思ってたのですけど、ここの混雑具合を見て断念しました。

\帰りにはてんしばの「産直市場よってって」でちょっと買い物しました。水茄子を試しに買ってみたんだけど、今まで浅漬けとかを定食屋で食ったことは何度もあるのですが生で食べてみることにしました。めっちゃおいしかったです。スティック状に切って醤油掛けるだけでもうまい。オリーブオイルとクレイジーソルトを混ぜたのに付けて食ったりしました。

スコットランド国立美術館 THE GREATS 美の巨匠たち @神戸市立博物館

ってことで主目的の神戸市立博物館へ。事前予約で17時からにしていたのですけど、暑さを避けるために地下街や商店街を通ってたんだけど、時間に余裕あったんでどうしようかなと思ってたらカルディが全品10%引きのセール中だったのでこりゃありがたいと寄りまして、荷物にならん程度に2点ほど購入。ちなみに片方は白トリュフ塩です。超愛用してます。

現地着。これは帰りに撮ったんだけど。

神戸市立博物館
神戸市立博物館
展覧会はスコットランド国立美術館の所蔵展で、タイトルの通り巨匠と言っていい画家の作品が多いです。あまり知られてないスコットランドゆかりの画家の作品もそれなりの数がありますけど。

金曜土曜は19時半までの夜間開館ですが、土曜だけ17時30分から全作品が撮影可となっておりまして、会場が2階と3階があるのですけど3階を見終わったくらいに17時半になったのでとりあえず2階に降りて写真を撮りつつ鑑賞。全部見た後3階に戻って一通り撮影。

撮影目当てに来た客もそれなりにいたと思われますが、めちゃめちゃ混んではいませんでした。こんな感じ。

神戸市立博物館
神戸市立博物館
スマホのでかいシャッター音を鳴らす人が多いと鬱陶しいだろうなぁと思いましたがそんなにいなかったので普通に見れました。大して混んでなかったのが大きいかも。私はデジカメ使ってたのでシャッターそのものの音が軽く鳴る程度です。撮影可の時は「これ見たことあったっけ?」が解決しない状況をちょっとは減らせるので撮れる時は撮ってます。

展示点数が海外美術館の所蔵品展としては92点と多めだし、見終わってから撮影しに戻ったりしたので90分ほど掛かりました。2階の常設展示室には国宝の銅鐸とかが展示されてますが、見たことあるし疲れてるし別料金だしで今回はパス。展覧会の客は割引にはなるんだけどね。

で、お奨め度ですけど、エジンバラなんて一生行かないかもしれんと思う美術ファンなら見ときましょうって感じ。ざっくり調べたところ私は今回で見たいなと思う絵のほとんどが見れてるかも。フェルメールは4年前のフェルメール展で見てるし。

今後どうなるかはわかりませんが、私のようにちょっと早めに来て見終わったくらいに17時半の撮影可の時間が来る感じが良いかも。で、撮りたいやつを後で撮ると。ま、土曜だけの話ですけど。

帰りは梅田のマルマンにまた寄りましていつものミックスグリル食って帰宅。

これ書いてるのは日曜の夜ですけど、かなり疲れたのかこの日は9時間半寝ました。久々によく寝れたので体調は出かける前よりも良くなってたりして。

月と月のものがたり @酒ミュージアム

今日は展覧会のハシゴをしてきました。新型コロナの感染はそろそろピークって感じですけど減る感じにはなりませんな。夏休みに入ったんで10代以下の感染者の割合がだいぶ減ったところまでは期待通りだったんだけど、それ以上に全体的に増えとるので困ったもんだ。マスクしてるのが逆効果かもと言う話がありますが、それは勘違いだと思います。例えば感染者と会話するとしてマスクしない方がリスク低いなんてあり得ない。変異のせいなのかワクチンが逆効果なのか知らんけどとにかく感染力がどんどん上がってるので換気が悪けりゃマスクしてても感染してしまうと言うだけの話。とにかく換気が一番重要です。まぁ換気が良くても感染者と長時間一緒にいるのはリスクそれなりにあると思いますけどね。と言うことで屋外でマスクするのはあまり意味ないと思います。でも屋外でもライブとかで感染者と長時間近くにいたりするとマスク無関係でリスクあるんだろうな。フジロックでもあっさり感染した人いたようだし。

先週土曜の昼間に買い物に出かけたら熱中症になってしまい、ヤバいと思うほどではありませんでしたがApple Watchで心拍数がモニタされてるので確認すると通常レベルに落ち着くのに翌日の朝に目が覚める頃まで掛かったので熱中症になりやすい体になってしまったのかとちょっと悲しい今日この頃ですが。

で、何でそんなことを書いたのかというと、今日は展覧会をハシゴするかどうかちょっと迷いました。主目的地は神戸なのですけど迷った方は西宮で駅から徒歩15分ほど掛かる場所にあるんで暑いのが厳しいんだけど神戸に行く途中なのでハシゴした方が時間も交通費も助かるんでどうしようかなと。結局行くことにしました。

阪神西宮から折りたたみの雨傘を日傘代わりでボチボチと行きました。

場所は酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)です。ここは2度目。

酒ミュージアム
酒ミュージアム
月をテーマにした展覧会です。月岡芳年の月百姿が33点展示されてるってことで見ときたいなと。月百姿は100点のシリーズものだそうです。

入ったときはソファを並べてるところでおっさん達が談笑してましたが、それ以外の客は私が外に出るまで私以外は二組だけでした。ほぼ独占状態。

ここは展示室が狭いのでさっくり鑑賞終了。常設の展示室が半分ほど占めてるのでこっちも使えばそれなりの展覧会もできそうですけどやらないだろうな。

入場料は500円で、これで向かいの酒蔵館も入れますが、前回見たし今回はパス。前回は酒をもらえたんで今回ももらえた可能性が高いですが、酒飲まないし荷物になるしまあええかと。

ってことで、暑かったですが、次。

西宮で観る至高の美術 和泉市久保惣記念美術館展 @西宮市大谷記念美術館

今日は展覧会に行ってきました。西宮市大谷記念美術館です。ここに来たのはこないだの4月が初めてだったのに2ヶ月ちょっとで再訪。

和泉市久保惣記念美術館の所蔵品展です。

西宮市大谷記念美術館
西宮市大谷記念美術館
和泉市久保惣記念美術館には1回行ったことありますが、泉北高速の終点まで行ってからバスと言うかなり不便な場所なので片道900円も掛かります。今回は所蔵品の内のそれなりの数が見れるってことで見ることにしました。

洋画とかも持ってるので見たいんだけど展示されてません。有名なのが国宝の青磁 鳳凰耳花生 銘「万声」ですが、これも展示されてません。

浮世絵がかなりよかったです。シリーズものの北斎の「春興五十三駄之内」や広重の「東海道五十三次図会」とかが全部展示してるのが良かったな。

他の展示も数は多いんだけど、浮世絵好きにはお奨めって感じ。

没後50年 鏑木清方展 @京都国立近代美術館

今日も京都で展覧会を見てきました。鏑木清方です。

京都国立近代美術館
京都国立近代美術館
遅めに行ったのでわりと空いていました。

上の写真の絵が素晴らしいですな。表情が絶妙でポーズも決まってる。

こういう絵が好きな人にはお奨めです。

常設展の方では映画のポスター展やってます。オリジナルのポスターではなくて近年に創作として作り直したポスターです。なかなか面白かったです。

帰りは梅田で晩飯食いたかったのでぼちぼち四条河原町まで歩いたのですけど、先斗町を通って帰りました。半年ほど前に電線の地中化が完了してスッキリしてました。

先斗町
先斗町

~浮世絵師たちが描く~ 絶景!滑稽!なにわ百景!@大阪歴史博物館

今日もおでかけしてきました。大阪を描いた浮世絵を中心にした展覧会です。

大阪歴史博物館
大阪歴史博物館
金曜は20時まで開館と言うことで、遅めに行ったら空いてるだろうと期待して行きました。17時前に着いたんだけど、正解でガラガラでした。ちょこちょこ人はいましたけど。

浪花百景、滑稽浪花名所、広重の浪花名所図会などの錦絵(浮世絵)などどっさり展示されています。しかし、会場が狭いこともあり浪花百景まで全部見ようとすると3回来ないといけません。浪花百景の全部を諦めれば前後期の2回で済みますが。

ここまでまとめて大阪ネタの浮世絵を見る機会は無かったので非常に良かったです。私が生まれ育った馴染みのある場所の絵もいくつもあるし。耳鳥斎の初見の作品もあったし。

ってことでかなりじっくり見れたので珍しく1時間40分くらい掛かりました。

3回来るのもあれなので今回は図録を買おうと思ったんだけど、滑稽浪花名所だけの図録だったので買いませんでした。

これでしばらくは展覧会を見に行く予定無し。

帰りはちょっと歩こうかと森ノ宮駅まで歩きまして、キューズモールのカルディで買い物したんだけど、回線不調でクレカが使えないと言うことで結局見送り。